ダイビング代金前払い

東京における1日の新型コロナウイルス感染者数が遂に100人を超えました。厳しい局面です。医療崩壊を防ぐべく、この先、無症状者や軽症者は入院ではなく隔離処置になるようだけど、医療関係者や人工呼吸器等は急には充足できないのだし。

私自身はもしこれで死んでも天命だと思うのだけど、人一倍丈夫な私が無用心で感染して逼迫する医療リソースを使わせたりウイルスを媒介してしまうのは嫌なので、やはり無用な外出は控えます。

ただし、深刻なのが飲食店などの産業。この状態が続けばそうそう長くは持ち堪えられない店も多いので「先払い」が話題になっていますよね。良いアイディアです。

そしてこれ、私も以前に考えていました。

ダイビングサービスの錬金術』

苦境下では主にリピーターからの支援金を兼ねた利用料金先払いで食いつないでもらうのが良かろうと。客側も信頼する馴染みのお店に潰れられては困るから。

今、私が好きなフィリピンやインドネシアのダイビングサービスのすべてが営業を停止しているはず。国際線もまともに飛ばないし、入国後二週間の隔離を覚悟でレジャー渡航する人はいませんよね。いや、そもそもどの国もロックダウン中だし。でも、その間も店舗の賃料などの固定費がかかるなら、いつまでも耐えられませんよね。国内のサービスだって場合によっては同様の憂き目に遭います。そこで前払いが有効なわけです。

水中カメラマンのイラスト

ただし、新型コロナウイルスの拡散がいつごろ収まり、移動の制限が解除されるかは誰にも解りません。下手するとスキューバダイビング業界全体が一旦は壊滅のようになるかも…。

コナミスポーツ辞めました

コナミスポーツ新百合ヶ丘は、しばらく休止していたプールとスタジオのプログラムを4月から再開しました。

コナミスポーツからのお知らせ
4/3(金)19時ごろ外から覗いてみたら、運動していた会員はごく少数でしたね

まあ、妥当な判断かな。新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮い、日本でも感染者数が着々と増えてはいるものの無症状者や軽症者も多く、国内の死者数は今のところ二桁止まり。インフルエンザで毎年3,000人も亡くなっていることを踏まえれば、まだ比較的軽微です。

ただし、ひとたび会員やスタッフから感染者が出ようものなら全館閉鎖となることでしょう。他店舗の事例であってもそうなるかもしれません。このウイルスには未知の部分が多い上に、重症の場合は進行が早いとも言われ、弱年者の死亡例もちらほら聞かれ始めたので。

そしてそれは時間の問題のような気がします。何となく4月を無事乗り切れないんじゃないかとも。何しろ東京では1日の新規感染者数が3桁に迫る勢いだし、神奈川県の新百合ヶ丘近郊から都内に通勤している人も相当数いるはずだから。その上、スポーツクラブはクラスター発生の要注意スポット。何しろ運動中は誰一人マスクをしない上に息が上がれば飛沫が飛び散りやすく、大勢が代わる代わるトレーニング器具やロッカーなどを触り、汗をかけば無意識にその手で顔を触りがちなので。

そんなわけで私は3月いっぱいをもってコナミスポーツを退会しました。前身の「エグザス」の頃から27年ぐらい会員を続けていたのだけど、ここで一区切りです。

もっとも私はいまだインフルエンザにもかかったことがなく新型コロナウイルスも恐れていないのだけど(それで死ぬなら甘んじて受け入れます)、自身が感染して誰かに移したくはないので、なるべく自重しようと。ちょっとした運動は自宅でもできるし、状況が落ちついてから再入会しても良かろうと。

あるいはこれを機に他社のサービスに移籍するかも。7年前にコナミスポーツのダイビングサービスが潰れて、かつての仲間や顔馴染みのスタッフもほとんどいなくなったので頃合いかもしれません。

引退

久々の投稿です。エイプリルフールではありません。だったら良かったのだけど…。

本来なら今週末はマリンダイビングフェア2020が開催される予定だったものの、7月に延期になっています。

延期は東日本大震災が発生した2011年以来。ただし今回の影響はそれ以上ですね。何しろ海外旅行が難しい状況なので。このイベントは大幅に規模縮小、もしくは中止になるかもしれません。

そして、私もこれを機にダイバー引退かも。まあ宣言してすっぱり辞める必要はないものの事実上そうなります。私が好きなフィリピンやインドネシアには当面行かれないし、国内に出向こうって気にもならないので。

それにウイルス対策が長引けば店をたたまざるを得ないダイビングサービスも国内外でたくさん出てくるだろうし。いずれ状況が落ち着いた頃には馴染みのサービスが存続していないという…。

ならばと更新が迫っていたダイバー保険も解約しました。早く引退宣言を撤回できる日が来れば良いけど。

フリーダイビングが流行ってる?

最近、フィリピン人と話していたら「フィリピンでもフリーダイビングが流行ってきている」と言っていました。なるほど、潜るだけならフリーダイビングはお手頃だもんな。インドネシアでも力を入れているみたいだし。いずれフィリピンでも大会が頻繁に開かれるようになるかもしれません。グランブルーの世界ですね。

そこでふと気になったのがバジャウ族の存在。フィリピン、インドネシア、マレーシアなどの海上のボートハウスで暮らしている少数民族の。先祖代々海で暮ら続けている彼らは脾臓が大きく発達していて、素潜り猟の際に最大水深70メートル、時間にして10分以上も留まれると言われています。Static Apnea(プールにうつ伏せに浮か競技)でも世界記録は11分35秒なのに。

バジャウ族の漁
NHKスペシャルのページより

よって、もしバジャウ族のそれが本当なら、彼らが本格的にトレーニングしてApnea競技に参加したら、ぶっちぎりじゃなかろうか。

バジャウ族は難民化しているとも聞くけど、競技で名を上げれば環境は変わるかも。それとも彼らは競技のような俗的なことには関心がないのかな。

扁桃炎再び

1ヶ月ぶりにまた扁桃炎になってしましました。前回の薬の残りを服用したためか飲食不可なほどまでは悪化しなかったけど、その流れで風邪をひくことに。症状は喉の痛み、咳、発熱です。特にひどかったのが咳。

まず、トローチやのど飴の類は意味をなさず。風邪薬も効いた感触がありませんでした。咳止めシロップも大きな効果はなし。

そうして最終的に行き着いたのが、のどぬ〜るスプレー。これだけは如実に効きました。時間を置いて何度か適用するたびに喉の腫れが引いていくのが判るくらいに。その後も咳はしばらく続いたけど軽くなりました。

あとで調べたらトローチ類は菌には効くけどウイルスには無力だそうな。でものどぬ〜るスプレーはウイルスも殺菌してくれるそうで。

推測するに、前回の扁桃炎で喉が回復しきれていないうちにウイルスに感染してしまっていたのでしょう。

まあ、そういう自己診断が正しいとは限らないので、具合が悪い状態が続くようならばさっさと病院に行くのが正解だと思うけど。