SONY製iPhone用ヘッドフォン

Fisheyeのblogが更新され、NauticamのαNEX-5用ハウジングの価格が発表されました。 本体138,000円、ズーム用レンズポート24,000円、ズームギア13,000円(すべて税抜き)ですか。 また、以前から気になっていた点にも言及がありました。

光ファイバーケーブル差込プレートにより、外部ストロボの接続も簡単です。

着脱方式は相変わらず不明ですが、アタッチメントが用意されるみたいですね。 さて、今日はヘッドフォンの紹介。AppleのライバルでもあるSONYから「iPhone向け」と銘打ったヘッドフォンが発売されるようです。

前々からiPhoneにはSONY製がベストマッチという評判がありましたが、いよいよSONYもiPhoneビジネスに参入ですか。まあ、このヘッドフォンが売れたとしてもAppleをアシストしたりWalkmanの売り上げに影響を及ぼすことはないでしょうから、良い判断ではないでしょうか。

マイク付きで、ボリュームコントロールもボタン式。ダイヤルやスライダの方式とは違ってiPhone本体の音量をコントロールできるので快適です。

お値段も3,500円強と、同タイプのApple In-Ear Headphones with Remote and Micやradius RK-AHF11と比べてもリーズナブル。

私は度々ヘッドフォンを断線させてしまうので、次はこれを買ってみようかと思います。

スプリングフィンストラップの難点?

先日、Jet Fin REVOのストラップをスプリングタイプに交換し、ボートダイブではその使い勝手の良さに喜んでいたのですが、昨日宇佐見の大崎で潜ったときにちょっとした難点というか不向きな利用シーンを発見しました。足場が不安定なところでは履きづらいのです。

これが樹脂製の通常ストラップなら、あらかじめ底面側にめくっておくとフィンのブーツポケットが全面露出するため足を差し入れやすいのですが、スプリングフィンストラップはブーツポケットに封をするかのように接続されています。

Jet FIn with Spring Strap

しかもけっこう固いバネなので、まずはブーツポケットの穴を確保すべくストラップをずらし、足先を奥まで差し込めたらバネをアキレス腱のあたりにセットするという一連の動作が難しいと感じました。安易に足を差し込もうとしても阻まれてしまいます。

ひょっとすると使い込めばバネが多少柔らかくなって自由度が上がるのかもしれませんが、当然私のはまだその段階には達していません。

ちょっと握力がいりますが、バネも底面側にめくっておくことはできます。ただし、ポケット付近を握ることになるため、フィン先やサイドを持って履くときよりも近くまで足を引き寄せなければならなず、これはこれでバランスを欠きやすそうです。

よって足場が悪かったり波が打ち寄せているビーチエントリの場合は、一人で頑張ろうとはせずに大きめのカメラは他者に持っていてもらい、常に両手を空けてから履くようにした方が良いと思います。

ストロボを二灯立てにしたいのだけれど…

私はまだ水中写真を外部ストロボ一灯で頑張っています。アームを調節し、レンズの真上から発光させるようにしているのですが、上から見下ろすように照らすため近い被写体には影が出ます。

緑色の影が出た写真
グリーンの影が…

そこで左右二灯立てにしたいところです。レンズの両サイドから光を当てれば影は消えますよね。でも、実際どれを買って良いものか悩みます。というか現行商品はどれも買いたくないなあと。

以前はSea&SeaのYS-27を使っていましたが機能的に陳腐化したため、より小型軽量でS-TTLにも対応したINON S-2000で置き換えて今に至ります。小さいながら上位機種のD-2000 Type4と同等以上の性能を持っているS-2000はとても気に入っているのですが、残念ながらターゲットライトが備わっていません。かといってターゲットライトのためだけにD-2000を買い足すのも気が引けます。フィンやカメラもそうですが、とにかく「なりは小さいけどパワフル」が私の一貫した好みなので。

もちろんINON製とSea&Sea製のハイブリッドという選択肢もあり得ません。美観を損ねるだけでなく、光ケーブルの接続や運用が厄介になりますので。

これは私の勝手な想像ですが、INONは「D-2000 Type5」のような新製品を開発中なのではないでしょうかね。ターゲットライトのLEDをより新しいものに換え、リサイクルタイムをS-2000に劣らないように高速化した感じの。あるいは「S-2000 Type2」とでも呼ぶべきターゲットライト付きのS-2000か。ともかく「設計の古いD-2000(またはD-240)」か「ターゲットライトのないS-2000」かの二者択一状態を放置しておくのは好ましくないと思うのですがね。

いや、ターゲットライトの観点で言えば人気のLEシリーズで代用させる手もありましょう。私もLE250とLE550-Wを一本ずつ持っています。それらをストロボの底部に取り付けるためのダブルライトホルダーも買いました。ワイドのLE550-Wをビデオライト、LE250をターゲットライトとして使うのは良い考えです。

ただし、ターゲットライトには赤色フィルタを付けたいところ。その方が生き物にストレスを与えにくいとされていますので。でも赤いLED光を当てたままフラッシュを焚いても、おそらく近い被写体には赤味が乗って映りますよね。少なくとも陸上で試した限りではそうでした。いくら水中では赤い色は減退しやすいといっても近距離ならその効果は微々たるもの。ひょっとして二灯分の光量があれば…とも考えるのですが試せていませんし、マクロ撮影では光量がありすぎても困ります。

そこで、INONかサードパーティのどこかにぜひとも出してほしいのは下図のようなパーツ。

INONライトをターゲットライト化するパーツ案

この通り、LEシリーズのライトヘッドとボディ(電池ホルダー)の間にかませ、S-2000のスレーブとして接続した光ケーブルから信号を受けると一瞬ライトを消灯させるような発光遮断機です。これがあれば赤色フィルタを付けたLE250をターゲットライトとして使えるようになります。

ああ、もしそういった新製品が出るとすると、おそらく発表のタイミングは10月17日からラスベガスで開かれるDEMA Showでしょうかね。買ったそばからより高性能な新製品が出た日にはとても悔しい思いをするので、今しばらくはストロボ一灯とビデオライトで凌ぐことにするか…。

間違いだらけのヘッドフォン選び

私はしょっちゅうヘッドフォンを壊します。常日頃iPhoneをiPodとしても使っていて、収納時にヘッドフォンのコードをiPhoneに巻き付けるため、ピンプラグの付近が断線しやすいようなのです。気をつければ長持ちするのでしょうが、ついついやってしまいます。

ちなみに私はiPhoneでの通話にもヘッドフォンのマイクを利用しています。なぜならiPhone本体を使うとタッチパネルにうっかり耳が触れて不用意な操作が置きがちなのと、通話中に近接センサーが働いて画面が暗くなったまま戻らないこともあった(iPhone 3G用ケースの不具合?)からです。

よって断線する度にヘッドフォンを買い替えるのですが、iPhoneに付属するタイプでは耳に圧迫感があるため、もっぱらインイヤータイプを選んでいます。でも、マイク付きとなると選択肢が限られる上、安価な商品は当然ながら作りも音質もお粗末で…。

以下、何種類も試した上での自身の覚え書きです。

▼音量調整ダイヤル付きは選ぶな

安価な製品に音量調整のダイヤルが付いたものがありますが、買うと後悔しますね。
音量調整ダイヤルは一見便利そうですが、音量の増幅はできないため、ひたすら小さくする調整にしか使えません。

しかもダイヤルを最大に回しても他のヘッドフォンを使う場合よりも音が小さいため、iPhone本体側の音量を大きく設定しなければなりません。

▼音量調整はスライド式ではなくボタン式が良い

音量調整のスライダがついた商品もあります。私が試した中では先のダイヤル式のように音量がスポイルされるものはありませんでしたが、やはり音を増幅するわけではないためiPhone本体側の音量の範囲内での増減しかできません。iPhoneの音量が小さければ、スライダをMAXに動かしても大して音は大きくならないわけです。

ということで、音量の増減をボタンで調節するタイプが最も便利です。こちらは信号を送ってiPhone本体の音量を調整するため、最小から最大まで自由に音量を変更することができます。

◆◆◆

具体的にはradiusのRK-AHF11が一番良かったような気がしています。

フィンストラップを交換してみた

先月のサイパン、一本目のダイビングのエントリ直前、フィンを履こうとしたときにストラップがちぎれました。ダイビングショップに戻ることもできず、そのままエントリ。いやあ、片フィンだとなかなか進まないものですね。ブーツの足ではまったく水を捉えられません。しかたなく両足をくっつけてドルフィンキックするもフィン一枚分の推進力しかない上、姿勢制御や小回りが利きません。2ダイブを何とかしのいで、ショップに戻り余り物のストラップで補修。その後は普通に潜ることができました。なお、補修のストラップはそのままくれるという話でしたが最後に返却しました。また切れた人が出たときにお店にスペアがあった方がいいでしょうから。

で、次回までに直せば良いかと放置していたのですが、急に次のダイビングが決まったのでフィンストラップを交換することに。私のフィンはJET FIN Revoのブラックモデル。当初ちぎれた方を交換すればよかろうと思ったものの、念のためもう一方のストラップを確認すると、案の定数カ所に細かな亀裂が。それはそうでしょうね。右足用、左足用と使い分けてはいないので、100ダイブ以上も使っていれば両方同じように損耗していて当然です。もう一方が切れるのも時間の問題なので両方交換することにしました。

会社のお昼休みに行きつけの量販店に出向き、在庫を確認するとJET FIN Revo用の在庫は以下の通り。

  • ブラック x 1
  • メタリックシルバー x 1
  • ベルーガホワイト x 1
  • マンゴーイエロー x 2
  • コーラルレッド x 0

2本ともお揃いで付け替えるとなると選択肢がマンゴーイエローしかありません。イメージ的にはこんな感じ。

Jet Fin Revo with Mango Strap

これはこれで面白いのですが、私はウエットスーツを含め機材一式を「黒のベースに赤のアクセント」で統一しているため、そこだけまるで果物の皮がへばりついたようでどうにも不細工。これがメタリックシルバーかコーラルレッドなら許せたのですが…。

とは言え翌日には海に送るつもりだったので取り寄せ品を待つ余裕はなし。結局、通常のストラップを諦めてスプリングフィンストラップを付けることにしました。スプリングのあの大仰なさまが私の好みではなく、3,000円ほど高くもなりますが、不釣り合いなマンゴーよりはマシでしょう。

Jet Fin with Spring Strapスプリングフィンストラップは付け替えが厄介だと聞いていたものの、店員が代行してくれるとのことなのでお任せすることに。

まずはフィンにストラップを付けるための金具を取り除く必要があります。角張った輪っか状の金属棒を切断するか継ぎ目を広げて取り外すのですが、専用の工具を置いてなかったためペンチを使っての力技による作業。格闘すること約20分。ようやく4個の金具が外れました。あとはスプリングフィンストラップ用の金具を通してネジ止めするだけ。その若い店員がパーツの上下を間違えたので何度かやり直したものの何とか完成。一連の作業を見て、つくづく通販で買わなくてよかったと思いました。

で、肝心の使い心地ですが、これは確かに楽です。まずは履くとき。ポケットに足を入れた後、持ち手に指を入れてかかとに沿ってすべらせるだけ。予想に反してバネを強く引く必要もありませんね。本来のJET FINはストラップ長が固定なのでストラップを足首に掛けるときにちょっとしたコツがいった(長さに遊びがないストラップにかかとの山を超えさせるには、深くかがむか足を引き寄せる必要があった)のですが、その苦労も不要になりました。

次にフィンキック時。特に外れそうになる感触はありませんでした。

最後に脱ぐときですが、反対側の足で持ち手を踏めば簡単に脱げます。手を使って脱ぎたい場合も持ち手が重宝します。通常のストラップは足首にぴったりフィットしているのでボートのラダーで脱ぐときに多少手こずることがあるのですが、自力で脱ぐ場合も、スタッフに脱がせてもらう場合(リゾートではこのパターンも多い)もきっと楽になるでしょう。

加えて、通常のストラップは整形された薄っぺらな樹脂製なので、ひとたび切り込みが入ってしまうとちぎれるのは時間の問題ですが、スプリングフィンストラップには破損しやすいパーツも見当たらず頑丈そうです。いや、ゴムの取っ手は使い込むと根元からもげるかな…。

ともかく私はJET FIN派で当面は他のフィンに換える意思もないので(この先もフルフットJET FINなんて出ないですよね?)、ここに来て良い機材に巡り会ったという思いです。お値段も5千円~なので、食わず嫌いせずにさっさと換えとけば良かったなあと。同じJET FIN派はたぶん買って損はしませんし、新しくJET FINを買う人には最初から換装しておくことをお勧めします。

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