迷子の台風15号

台風15号、おとついまで明日の夜に搭乗予定の羽田→那覇便が飛べるかを気にしていたものの、Z字状に迷走したことで、スピードダウンしつつ進路も北にずれて一安心。

もっとも、期間中まともに潜れるかは解りませんが。予定している恩納村のビーチとて大きく荒れるときもあるでしょうし、他のポイントがダメになったダイビングショップが駆け込み寺的に終結しようものなら、これまた厄介なことにもなりかねません。

まあ、潜れなければ潜れないで、その日は前々から念願だった酒蔵見学ができるかも。泡盛好きとしてはそれはそれで楽しみだなぁと。

さて、JTWC(米軍の台風情報サイト)の最新の予想進路図だと台風15号は19日(月)の朝にかけて本当の手前から南西方向へのコースを辿るようです。

台風15号の予想進路図

拙いことに私は19日の午前便で羽田に帰ってくる予定なのですが、この予想通りになるとちょうど暴風域内かも。しかも前半の3連休の最終日なので欠航したらその後の便にも空席は僅か。

まあ、そのときは宿さえ取れればもう一泊するのも悪くないかな。翌日は8時の便に乗れば午後から会社に出社できるし。

でも、この台風はまたさらに迷走しそうな気もします。

 

ラッキー。熱帯低気圧のコースが逸れた

今、本州の南海上にある熱帯低気圧が西北西に進んでいます。

私は15日(木)の夜に那覇入りして金・土・日の3日間潜る予定なのですが、昨日の予想進路図だとちょうど15日の夜に熱帯低気圧が那覇の西海上にくる感じでした。台風にまで発達するかは怪しいものの、それでも台風のなりそこないなら場合によっては飛行機が欠航なんてこともあり得るかと。

で、昨日は「そうしたら翌日の便に振り替えてもらえるの?」「先割りで取った航空券との差額は?」「朝一で飛べば2ダイブはできそうだけど、そもそも連休絡みで空席はあるのか?」などとやきもきしていたものの、どうやら今日の午後、低気圧が迷走したみたいで。

熱帯低気圧の進路予想図

スピードもぐっと遅くなって、しかも沖縄本島の北の海上を抜けるコースを辿るようです。ならば直接的な被害はなさそう。今回は恩納村のマクロダイビングなので、他よりは海況に影響されにくいものの、それでもなるべく穏やかなときに潜りたいですからね。

期間中は雨がちな天気予報ですが、この軟弱な低気圧はもっと北東に逸れそうな気もするし、ひょっとしたら晴れ間も見られるかもしれません。

今回、期せずして日程が重なった「とまりんフェスタ2011」も雨に降られることなく開催できるといいな。

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と思いきや、さきほど台風15号になり沖縄方面に向かってきました。どうなることやら…。

フィリピン航空の燃油サーチャージ(10月・11月)

フィリピン航空のバナー 私は年に数回フィリピンに潜りに行くため普段からフィリピン航空の燃油サーチャージを気にしてます。

で、昨日10月・11月の金額が発表されました。片道8,000円だそうな。8月・9月が9,500円だったので少し下がってます。

でもまだ高いなあ。確か去年までは往復で8,000円かそれ以下だったはず。私は貧乏性なので燃油サーチャージが10,000円を超えると沖縄に目が向いてしまいます。なにしろ今沖縄ツアー安いですからね。羽田-那覇の3泊4日が3万円前後から出てます。まあダイビング費は当然ながらフィリピンよりも高くなりますが。

なお、今回はフィリピン航空のサーチャージ換算テーブルが掲載されていました。

1バレルあたりの燃油価格 燃油特別付加運賃
120ドル以上~130ドル未満 8,000円
110ドル以上~120ドル未満 6,500円
100ドル以上~110ドル未満 5,000円
90ドル以上 ~100ドル未満 4,000円
80ドル以上 ~ 90ドル未満 3,500円
70ドル以上 ~ 80ドル未満 2,500円
60ドル以上 ~ 70ドル未満 2,000円
50ドル以上 ~ 60ドル未満 1,000円
50ドル未満 廃止

燃油代がバレル$100を下回ると値頃感が出てくる感じでしょうか。$125/年と高騰したスポーツプラスの年会費も下がるでしょうし。

$80を切ると最高なのですが世界中が低金利の今は投資マネーの行き場がないので無理かな…。

成田空港のイミグレーションの自動化ゲートがナンセンスだった件

先日、セブから成田空港に帰国した際、イミグレーションの一番奥に自動化ゲートがあることに気付きました。なるほど以前そんなのがあるって話を聞いた事があります。

仕組みとしては、事前に指紋を登録しておくと、ゲート前に備え付けのスキャナに旅券の顔写真ページを読み込ませて人物を特定し、次の機械で指紋を照合するだけで入出国が完了するようになるとのこと。スタンプが捺されないのが寂しいものの、なるほど便利そうです。

でも、隣の列から見ていたらこれがどうにも企画倒れのようで。機械の操作に不慣れな人が列に混ざっていたなら、ひたすら進行が滞ってしまうのです。審査官による手続きが一人あたり15秒ぐらいで終わるのに対し、自動化ゲートでは1〜2分かかているケースも少なからず見られました。しかも機械の使い方や指紋登録していない人が列に並ばないように案内するための係員が付きっきりです。何のための機械化・自動化なのだか…。

きっとITゼネコンがずさんな設計で、かつろくな実証実験も行わずに導入にこぎ着けたのでしょうね。専用ハードの開発・製造に膨大なお金を注ぎ込まれたでしょうし、照合システムなので裏では大規模なDBが運用されているはず。当然そこにもコストがかかります。それでこれかよと。機械化、IT化の典型的な失敗例ですね。

しかも運用に工夫が見られない点にも驚かされます。一般の列と自動化ゲートの列の間に仕切りを設け、しかも列に並んでいる最中にゲートの使い方を指南するビデオなんぞを見られるようにしていれば、もっとスムーズに事が進むのでしょうに。

あのライトを買ってしまったらしい…

私のダイビング仲間の一人が最近SEA&SEA SOLA VIDEO 1200(Light & Motion製)を購入してしまったらしいです。買う前に訊いてくれれば理由を教えて止めさせたのに。

SEA&SEA SOLA-VIDEO 1200

このライト、充電池内蔵で取り出せないため飛行機に乗せられないのですよね。国内線、国際線ともに機内預けも機内持ち込みも不可。X線検査官が見逃してくれれば良いのですが、帰国便の搭乗時に発見されて没収された日には…。

他にも例えば沖縄に機材を送る際にスーツケースにこれが入っていたら、最悪の場合スーツケースごと船便扱いにされてダイビング当日までに機材一式が届かないなんてことも。衣類も同梱していたら旅先でずっと着替え無し。離島だと買おうにも買えませんし。

SEA&SEAのサイトを見るとこんな記述があります。

2. 現在、Light&Mothion社のウェブサイトにて、SOLAライトの製品安全データシート(セーフティデータシート:PSDS)をダウンロードし、印刷することが可能となっています。本製品を携行して航空機をご利用の際などにご活用ください。

ああ、そうですか。でもこうも続きます。

※この書類は航空機内へのSOLAライトの持込みを100%保証するものではありません。

果たしてこんな紙切れで危険物該当品の持ち込みが免除されるものか。あてにはならないですよね。簡単に偽造できそうですし。

同様の仕組みのダークバスターLE-12ならライトヘッドを外しておけばOKだそうですが、SOLAはそれができません。ダークバスターも外国の空港係員に「ライトヘッドは外してある」と説明して納得させるのは面倒だけど…。

いや、もちろん陸路や船で行かれるところがメインの人なら買っても何ら不都合はないでしょう。小型軽量で大光量、しかも充電プラグを差すだけで充電できるので取り回しはとても楽です。

でも、海外や沖縄などにも持って行きたいならこのライトは選んではダメ。私ならやや大きく200gほど重くもなりますが、FIX LED1500DXを買いますね。