慶良間の透視度はMAX!

今回の沖縄はあえて梅雨明け直前を狙ったつもりだったのですが、期せずして沖縄入り当日に梅雨明け。一番暑い時期に当たってしまいました。

では海の方はというと、透視度が35mm以上とおよそこの海ではMAXクラス。これなら少々はぐれてもへっちゃらです。

慶良間諸島渡嘉敷島黒島北
ひたすらブルーな海。左側に小さく別グループのダイバーが写ってます

いや、逆にこれほどの透明度は厄介だったりしますね。ガイドがあれこれ見つけて皆に見せようと動き回るので。重めのウェイトを付け、7kgのカメラセットを携える私はBCにかなりのエアーを入れなければならず、華奢な女性ビギナーダイバーにすら追いすがれません…。

ということで皆がイソマグロやマダラトビエイを追っているときも、たいてい私はイシガキカエルウオやタテジマヘビギンポなんぞをファインダで狙っていました。 さて今回の写真はこんな感じ。

イシガキカエルウオ
イシガキカエルウオ
アオイソハゼ
アオイソハゼ。尻尾が見切れてしまいました
岩をひっくり返すカメ
お食事中のタイマイ。 何とも図太いやつで人間なんぞお構いなしに、 岩をひっくり返しては一心不乱にガリガリやってました
コールマンウミウシ
コールマンウミウシ。アングルに工夫がない図鑑向きの一枚
カクレクマノミ
カクレクマノミ
ハナヒゲウツボ
ハナヒゲウツボ

マクタンの海 May ’11(ハゼ・ギンポ・カエルウオ編)

今度はハゼの写真などを。

今回の旅の成果の一つがこのギンガハゼの写真。

ギンガハゼ1

前々からハゼ撮りの常道として「50cm以内に近づけ」とは言われていたものの、コンデジの頃は諦めていました。寄れたところでまともに写らないだろから。接写じゃないとマクロコンバージョンレンズは役に立ちませんし、像が小さいからとズームを掛けすぎてもやはりそれなりにしか写らなそうなので。

でも、カメラを一眼レフに替え、105mmマイクロというレンズを持ったことで意識が一変。ほふく前進での接近に挑戦してみようと。やや遠めに陣取り、うつ伏せになてまずは1枚撮影。以後、少しずつ近づいては撮ってを繰り返します。最終的にはレンズ端で20cmぐらいまで近づくことに成功。トリミング無しでこのサイズで撮れました。

同じく角度を変えての1ショット。

ギンガハゼかな?

さらに接近して。

ギンガハゼかな?

こちらは失敗作。ピントが目から外れてしました。でもこれもトリミングなしの一枚なので次回に期待です。

同じく、接近して撮影した別種。ブラックシュリンプゴビーでしょうか。

ブラックシュリンプゴビー1

ブラックシュリンプゴビー2

これもたぶんハゼの一種。アカスジウミタケハゼかな。

ホヤとアカスジウミタケハゼ

こちらもハゼかな。

珊瑚とハゼ

カエルウオ。

カエルウオ

ギンポの仲間。

ニジギンポ

そしてタテジマヘビギンポ。今回の旅のベストショットがこれです。

タテジマヘビギンポ

マクタンでカジキを目撃

セブ国際空港があるマクタン島の海はともすると軽視されがちですが意外に侮り難いものがあります。昨年の3月はマリバゴの船着き場を出て数分のところでマンタが水面ジャンプするところに出くわしました。もちろん時折イルカが視界を通りすぎることもあります。

そして今回はダイビングのインターバル中にボートから10mほど離れたところでカジキが跳ねました。悲しいことにちょうどパノラマ写真を撮っていたときだったためカメラを構え直すも間に合わず。もうひと跳ねしてくれれば撮れたものを、残念。まあ、見れただけでもよしとするか。

以後、ボート上では必ずカメラを手元に置いておくことにしたのですが、待ち構えているときには何も出なかったりするんですよね。