ウミウシのガチャガチャ

お昼休み、何気なく池袋の東急ハンズに出向いたらありました、ウミウシのガチャガチャ(ガシャポン)が。1回200円です。

前々から何でガチャガチャのネタにウミウシのフィギュアがないのか不思議に思っていたのですよね()。ウミウシってダイバー以外にはまだまだマイナーな存在なのかな。言ってみれば「海のナメクジ」ですしね。例えるなら「海中にカラフルなゴキブリがいる」みたいな位置づけなのかもしれません。

※ Webを検索してみたら以前からあったようです。別のシリーズだったのかもしれませんが

さて財布の中にあった400円を使ってさっそく2個購入。出てきたのがこの二つ。

ソライロイボウミウシのストラップ
ソライロイボウミウシのストラップ(左)
アカテンイロウミウシのマグネット
アカテンイロウミウシのマグネット(右)

どちらも40mmぐらい。ほぼ原寸大と言えます。クオリティもまずまず。

ということで「できるだけ近づいてみる」「触角にピントを合わせる」「クローズアップレンズを試してみる」といったデジカメのマクロ撮影の練習にピッタリですね。みんなに教えてあげよう。何なら一個300円で売ってみようかな。

アカテンイロウミウシ
こういうのを撮る練習にうってつけ

谷津の収穫

昨日の谷津の海、1本目は惨憺たるものでしたが2本目はファンダイビング。ビギナーが入ったチームなのでそれなりのコース取りとダイブタイムになってしまいますが、それでも結構。ガイドがビギナーに付きっきりでも、ちゃんとしたポイントを巡ってくれれば被写体は自分で探すので。

そうして見つけたのはこちら。

ムチカラマツエビ。

ムチカラマツエビ
見つけやすいのでレギュラー感があります

ガラスハゼ。

ガラスハゼ
黄色いのは私は初めて見た気がします

それからアオウミウシ。

アオウミウシ
7mmぐらいの固体。同サイズの同種が3匹集まっていました

収穫と言えそうなのはアオウミウシぐらいでしょうか。でも海の中がうねってたので、これだけ撮ってあとは流しました。カジメと一緒に揺られていると気持ち悪くなりそうだったし。

最後、岩場の奥にいた1m超級のネコザメを紹介してもらったものの、穴の入り口が狭くて近づけず、私のカメラで撮るには遠すぎたのでそれもスルー。

そして3本目のダイブはパス。あのうねりの中で潜ってもね。

今年の潜り収めがこれってのは寂しいかな。

こんなダイビングはいやだ

今日は一ヶ月ぶりに南伊豆の谷津に潜りに行きました。馴染みのダイビングショップスタッフに誘われてたもので。

昨夜は飲み会の予定があったので、参加するかどうかは当日の朝に連絡でOKってことで話をつけていたのですが、夜中の2時前に帰宅できたので仮眠後の5時半に起き出して出発。10時前に現地に到着しました。

いや、私も早起きは嫌いなので、よっぽど行くのやめようかと思ったのですがね。「寝過ごしたら行かなくていいや…」「天気が悪そうなら行くのやめよう…」「気圧配置が怪しかったら潜れないよね。昨日はクローズで大瀬崎に移動になってたし…」。でも、これらすべてのあてが外れました…。

さて一本目のダイブは「境」というポイント。水温は20.2℃。私はまだ3mmウエットスーツで平然と潜れる温度です。

ただし、一緒に潜るメンバーの一人が機材の水面装着やらの講習を受けるということで、10分ぐらい水面のブイ付近で浮きながら待機。

そして待ちくたびれた末にようやく潜行するも、生物感に乏しい砂地で何やらドライスーツ関連の講習が開始されました。しかたがないのでガイドが見える範囲で生き物を探してみますが、いたのはウツボととカワハギが一匹ずつ。あとは絵になりにくい底生の小魚がまばらに。またもや事実上の待機です。

ウツボ
ウツボちゃんは何もいない海の最後の頼みの綱

そうして講習が終わったら何も見ることなく浮上。こんなのあり得ないですよね。ファンダイブで申し込んでいたのに、講習の付き添いで1ダイブ終了なんて。

いや、チーム編成の都合で苦肉の策だったのかもしれませんが、だったらパスさせてくれればいいものを。この日は2チーム×3ダイブのスケジュールだったので、講習ダイブ1本を捨てての2ダイブならまずまずなのに。

そこで言って空気を乱すのは気が引けたので、もう1本だけ潜って帰ってきましたが、明日、支払いがてらクレームをつけることにします。タンク代、船代、昼食代、施設使用料などは発生しているので踏み倒すようなことはしませんが、謝罪の言葉はもらわないと。ろくにガイドしてもらっていないのだし、こういう「ファンダイビングにならないファンダイビングでも売り上げが立つ」なんてことを許してはいけませんよね。

やっぱスクール主体のダイビングショップはダメだな。今後はもうその店の主催ツアーは使わないかも。

忘年会

座間味のダイブハウスやどかりの忘年会に参加してきました。場所は銀座です。

私は初参加。他の方々は常連さんばっかだったようですが、そこはまあ酒飲みダイバーの集まり。案外馴染んて飲んでました。

一次会では隣り合った大先輩に、かつて私がパラオでお世話になったパラオ人ガイドの近況を聞いたり(日本人と結婚して今は千葉で働いていろそうな)と、何かと収穫が多い飲み会でした。

ちなみに今日の戦利品は「オーナー撮影の絵葉書セット」と「ピンクのG-SHOCK」。二軒で会費一万円だけど、一応もとは取れたかな。座間味、来年も行かないと。

終電逃すの、この二週間で3回目だ…。

ダイビングと英語

先日のマブールで改めて実感したのは

今どき英語ができれば英語圏の人のみならず、中国人とも会話できるんだな…

です。一緒に潜ったりもした20代ぐらいの中国人男性のグループは皆流暢に英語を話してたので。おまけに気が利いていて日本人に対してはちゃんと名前を「さん付け」で呼びかけてくれますしね。

もちろんすべての中国人が英語も達者というわけではないはずです。あのインドでさえ英語を話せるのは人口のほんの一部だとも聞きます(なにしろ母数が大きいので…)。

ただし、彼らのように近年の高度教育を受け、成長著しい経済の中で一定の成功を収めつつあり、外国の海にも遊びに行くような(つまりリゾートで合流する可能性が高い)中国人たちは今後も続々と増えてくるでしょう。ダイビング界隈に遅れてデビューしてきたと思ったら、その途端にメインプレイヤーに躍り出るわけです。なるほど英語ができればフィリピンやマレーシアでも何かと都合がいいですしね。

この先、沖縄のダイビングショップなんかも中国人ダイバーをどれだけ受け入れられるかがカギになってくるかもしれません。ひょっとしたらその場合も中国語ではなく英語の方がいいのかな。

もっとも、本当に重要なのは英語力以上にコミュニケーション力だと思いますが。私は日本人が相手でもたわいもない世間話ってやつが苦手なんだよな…。