コガラシエビ

コガラシエビ
目のあたりにピントを合わせての前ボケ&後ろボケ、トリミングなし。 この写真は今の私の腕前にしてはなかなかのものかと

マクタンでの課題生物の2種類目はコガラシエビ。9月にリロアンのナイトダイビングでも見たけど、あの時は直前にEye-FiカードがイカレてD7000カメラが共倒れして撮り損なったのですよね。

まあ、このエビもマクタンでは普通種とのこと。よって過去にも見せてもらっているらしいのですが、記憶に無いし、少なくとも一眼レフに持ち替えてからは写真に撮っていないのでリクエストしました。

ただし、これが探すとなかなか見つからないものですね。 それでも二日目の最後のダイブで発見。無事写真に収めることが出来ました。

構図もまあまあ狙ってた通り。頭部を斜め正面から撮りたかったのですよね。

ちなみに理想的な絵はこんな感じです。

コガラシエビ
上の写真を加工して作りました。こんな感じに画角を目一杯使った大写しの絵が理想です

ついでに別アングルの一枚を。

コガラシエビ
尻尾がエビフライみたいで美味しそう。背中の柄も粒マスタードっぽいし

ウミウシカクレエビ

先週のマクタンでは自分の中で課題生物を2種類決めてありました。ちなみに前々回(昨年12月)の課題生物はピグミーシーホース、前回(今年8月)はトゲツノメエビで、両方とも達成しています。しかも長時間独り占めだったし。

さて、今回の1種類目はウミウシカクレエビ。特別珍しい種ではないけど、そういや私は撮ったことがなかったなぁと思って。

で、目利きの新入りフィリピン人ガイド(日本人だと肉眼ではよく見えない甲殻類を平然と見つけてくるらしい)にリクエストしたら、「難しいかも。あまり見かけないから」と言いつつも、しっかり見せてくれました。

ウミウシカクレエビ

ウミウシカクレエビ

ちなみにこの時はウミウシではなくナマコについていました。

ウミウシカクレエビ

がんばれロボコン

先週末、セブのマクタン島で6ダイブ、計6時間半ぐらい潜ってきました。ちなみに水温はこの時期でも28〜29℃あります。

当初は今週の木曜日から行こうと思っていたものの、気が変わって一週間前倒しに。これが正解でした。なにしろ今週半ばには930hPaという強烈な台風がセブを横断しそうなので。今週末の海は濁りとうねりがたっぷり残っていることでしょう。

というわけで、しばらく今回の旅の成果を紹介していきます。

まずはアナモリコシオリエビアナモリチュウコシオリエビ、通称「ロボコンエビ」です。

アナモリチュウコシオリエビ
腕毛がカラフルで見事。ちなみに両のハサミの間隔が1cmぐらい

「穴守り」の名の通り穴居性で、普段は両手を穴の外に出しているものの、フラッシュ光を当てるとこの通り穴に引っ込んでしまいます。 アナモリコシオリエビ

バブルコーラルアタック

セブ、ではなく恩納村のバブルコーラルシュリンプです。

観察していると両手で何かをこね始め…

バブルコーラルシュリンプ

球体を作ったら右手に持って振りかぶり…

バブルコーラルシュリンプ

と、この先は写真が残ってません。記憶にも。私に向けて放ったのかな…。

ホームに帰ろう

今日からセブのマクタン島に行くことにしました。我がホームグラウンドですね。月初めの沖縄の海が散々な感じだったので、あれが今年の潜り納めでは寂しいなあと。

フィリピンの海の中は未だに珊瑚が生き生きとしていて、少なくとも沖縄本島よりは圧倒的に賑やかだし、マクタン島の近海は内海なので極端に荒れることも稀です。まあ、台風の後などはうねってたりしますが。8月に行ったときはトゲツノメエビを2ダイブで合計50分間ぐらい撮ってたのだっけ。

ああ、パラオの南東海上に台風ができてて西に進みそうだけど、まあ週内は大丈夫でしょう。

トゲツノメエビの雄
8月に撮影したトゲツノメエビ

今回は急に決めたので、8人ぐらいに声をかけたものの全滅でまた一人旅。私は幸いにして上司の理解があり、割と自由に休暇が取れるのですが、月末や月初めはどうにも休めない人や、ひと月以上前に申請しないとダメな人も多いようで。そういうのが合成の誤謬でもって日本経済の活力を削いでいると思うのですがね。

唯一、今回一緒に行くはずだった浪人中(先頃、大手電気メーカーを早期退職で辞めた)の連れは副鼻腔の障害でもってドクターストップ。下手するとダイビング引退なのだとか。厳しい。

さて、そうなるとツアーはかえって割高になります。フィリピン方面だとほぼ例外なく一人部屋追加料金が発生するので。 私が使うダイビングショップのあるマリバゴエリア泊りだと、アネモネリゾートのファンルーム(扇風機の部屋。クーラーなし、便座なし、お湯シャワーなし)でも最安ツアーが68,000円くらい。よって航空券と宿をバラで押さえることにしました。

大韓航空や中華航空だと無駄に時間がかかる上、潜れる本数が減るので、フィリピン航空に。でもフィリピン航空は他よりも高いのですよね。

今回の料金はこんな感じ。

航空券代金 39,000円
成田空港税 2,540円
燃油サーチャージ 13,600円
合計 55,140円

宿泊 LaPlace Guestouse(3泊朝食付き) 7,456円

合わせて62,596円。まずますかな。

宿は条件を落とせばもっと安く泊まれるので、航空券をもっと安価に手配する技、業者を知っている人がいれば、ぜひ教えてもらいたいです。