先日、オランウータンクラブの面白い生態を目撃しました。
ほじほじ君を使って写真が撮りやすい位置に誘導していたところ、急に手足を縮め、マリモ状の球体になってふわりとエスケープ。 ほどなく数十センチ離れた場所に着地すると、全部の手足を同時にシャキーンと伸ばし、一瞬にしてカニの形に戻りました。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
先日私が潜りそこなったリロアンの周辺で見られる生物はマクタン島の近海と大差ないと伺っています。そんなに離れていませんしね。
とはいえ生物相は同じでも場所によって何が見やすいかは違うわけです。通常は近寄るのが難しいハゼの類でも妙にダイバー慣れした固体がいれば、ビギナーでも十分に寄って写真を撮ることもできるでしょうし。
で、仲間が撮ってきた写真を見せてもらうと、こんな生き物が多かったですね。以下は私の過去のストックで再現した「偽・リロアンの水中写真」です。
ああ、でも、かつてリロアンの名物とされていたメタリックシュリンプゴビーは最近では見られなくなったそうで。
なお、私が期待していたユタというマクロポイントも半年ぐらい前に土砂崩れがあってから回復していないとのこと。生物相豊かな海ではあるものの変化にも富んでいるようなので、もし特定の生き物が見たいならツアーを申し込む前に直近の状況を確認しておいた方が良さそうです。
私は甲殻類好き。水族館でも小型のエビ・カニ類を見かけると無性に写真を撮りたくなります。 まずはこちらから。
水族館での撮影の基本は水槽のアクリル壁の反射を避けること。そのためレンズをアクリル壁にぴったり付けるのが常套。でもそうするとオートフォーカスのカメラでは大ざっぱな絵になりがちに。上の写真も右目を越して少し向こうにピントが合ってしまってます。
かといってデジイチ&マクロレンズだと水槽内の生き物との距離を調整できないのでせっかくの性能を持て余します。ここはマニュアルフォーカスが使えるコンパクトデジカメが欲しいところです。
それからこちら。
フリソデエビの大好物のヒトデはプレッツエルみたいにも見えるので意外にお菓子のフィギュアなどとも馴染んでますね。
最後に別水槽の一枚。
何気なく撮ってきたのですが、後で知人が展示の意図を見抜いてくれました。どうやらトラとキンチャクガニは縞模様繋がり、イソギンチャクモエビとキリンは色合いが似ているという遊び心のようです。
ちなみにこのエントリのタイトルはそれぞれの英名。「フリソデエビ=ハーレクインシュリンプ」「イソギンチャクモエビ=セクシーシュリンプ」「キンチャクガニ=ボクサークラブ」です。