ヒメオオミアミという説

以前、マブールで撮影したオランウータンクラブの周りに謎の黄色い生物が舞っていた件、エビ説や何かの稚魚説があったものの、今年になって有力情報を得ました。谷津のガイドさんによれば「ヒメオオミアミ」とのこと。なるほど、アミか。言われてみればそんな気がします。

オランウータンクラブ

今まで意識したことがなかったので手持ちの写真ストックはないけど、ネットで検索するとたくさん画像がヒットしますね。今度狙って撮ってみようかな。

ヒメオオミアミ
別の写真から切り出した絵。確かにヒメオオミアミに見えます

ちなみにアミはエビみたいな生き物。着底して暮らすのがエビ、水中を浮游しているのがアミです。クジラや大型のサメの食糧としても有名なオキアミのアミですね。

月刊ダイバーに載った写真

発売中の月刊ダイバー2月号に私が撮った写真が掲載されています。 付録のカレンダーに載っているのがこちら。

リビングストンリュウグウウミウシの顔
リビングストンリュウグウウミウシ(ウミウシ部門)

 

オランウータンクラブの顔
オランウータンクラブ(顔部門)

 

トゲツノメエビの雄
トゲツノメエビ(エビ・カニ部門)

毎年恒例のみんカレ(みんなで作るカレンダー)、てっきり採用されるのは一人1枚だと思ってたから、何枚か出しといて載らなかったものをマリンダイビングフェアの地球の海フォトコンに応募しようと考えていたけど、これらの写真は出せなくなっちゃいました。

ま、他にも候補はあるからいいか。毎年3、4回セブに通って修業したおかげで、見栄えのする写真がたくさん撮れるようになったし。

それからダイバー本紙にもこちらの写真が載ってます。1色刷りでオマケ程度だけど。

コガラシエビ
コガラシエビ(読者紹介ページ)

エースコック

昨日に続いてイソコンペイトウガニ。

イソコンペイトウガニ

そして顔のアップです。

イソコンペイトウガニのアップ

なぜタイトルが「エースコック」なのかというと、よく見てみてください。カニなのに豚鼻(?)で、かつ口元(?)がスマイルカーブを描いているので、にこやかな豚の顔に見えませんか?

ほんでもって日本で一番有名そうな豚のキャラクターにあやかろうってことでエースコック。

イソコンペイトウガニ

イソコンペイトウガニ。

イソコンペイトウガニ

甲羅のサイズが1cmかそこらのカニです。

常にイソバナに住んでいて、接写すると艶やかな白・赤・ピンク・オレンジでまとまるので、いつ撮っても絵になる被写体です。

森の人の面構え

熱帯の海ではお馴染みのオランウータンクラブ。

オランウータンクラブの正面

ミズタマサンゴなどに住んでいるオランウータンクラブを撮る際、たいていは見下ろす形になりがちですが、この時はラッキーな位置にいたので正面から狙ってみました。

顔だけをアップにするとこんな感じ。

オランウータンクラブの顔

こうして見ると、赤茶色の体毛だけでなく、顔つきも霊長類っぽかったりします。特に口もとあたりが。