DNSは触るな

ここ3日ほど、このサイトが閉鎖されていました。原因はうっかりレンタルサーバーのDNS設定をいじってしまったからです。まず、Wi-Fi環境でサイトに繋がらなくなったものの、しばらくはモバイルからならアクセスできました。でもその後、モバイルからも接続不可に。

というのも先日、XOR.FROGFISH.JPという姉妹サイトを公開したものの2週間経ってもGoogleの検索エンジンに引っかかるようにならないので、改めてサイト登録をすることにしました。その際、Google Search Consoleの関連でレンタルサーバのDNS設定を誤ってたようで。

DNS移管が完了するまでには2〜3日を要するらしいけど、2日以上たっても復旧しないので、ふと設定を見返したら設定の不備を発見。なんてことはない、DNS移管ではなく自身の単純ミスが原因でした。

ロリポップのDNS設定
使うドメインでは「ロリポップ!」をチェックする必要があるのではないかと

正しく設定して保存したら、1時間と経たずに復旧しました。

いやぁ参った。XOR.FROGFISH.JPという新サイトにアクセスしやすくしなければならないのに、サイトを見られない状態にしてしまうとは。専門外のことをやるときには慎重にならんといかんですね。もしくは詳しい誰かに頼るか。

Toolset Types → CPT UI

このblogサイト内でカエルアンコウ写真集のページを公開しました。

FROGFISH.JPのカエルアンコウ写真集ページ

以前も甲殻類やウミウシ写真集のページを公開していたけど、その際に使っていたのがToolset TypesというWordPressのプラグインでした。

Toolset Typesではカスタム投稿タイプのすべてを一括で作成できるため気に入って使っていたのだけど、いつしか有料化され無料のままだとアップデートが適用されなくなったのですよね。

まあ、過去に作ったカスタム投稿は生きているので放っておいても害はなさそうだけど、もしWordPressの将来バージョンで互換性が怪しくならないとも限らないので、ふと思い立って、無料の定番プラグインであるCPT UIに切り替えました。

とはえいTypesからの移行方法は解らなかったので作り直すことに。そこでわかったのはCPT UI、Toolset Typesよりは面倒ですね。カスタム投稿タイプの作成はできるけど、各カスタム投稿タイプのデータ入力に使うUIは別のプラグインで定義する必要があるそうで。

まあ、だからこそToolset Typesが有料化に踏み切れたのか。中には1ストップの方がいいと思う人もいるだろうから。

GeneratePress

私は本業ではないけど、時折Webサイトの制作を頼まれます。「Web制作会社に依頼するほどの予算を取れないので、簡易的でいいから作ってくれないか」という小規模事業者の頼みが舞い込む形ですね。こういう依頼者は何を載せたいのかすら考えていないことが多いので大変なのですが…。

制作環境はもちろんWordPressになります。掲載内容が見えてきたら、やるべきことはテーマ選び。独自のテーマを一から作り上げるよりも、既存テーマの子テーマとして差分だけ仕上げる方が何かと好都合なので。

あれこれ試してみて目をつけたテーマはGeneratePress。フリー版とプレミアム版があります。そう、最近は便利なテーマのビジネスが流行っているようで。基本機能は無料で使えるけど、より高度な機能は有償という。

GeneratePress

今回は小規模なサイトだから無料版だけでいければと思ったものの、その場合、例えばナビゲーションバーの背景色やモバイル表示のpadding値など割と目立つ要素に追加cssの設定が反映されないことが解ったので$39.9(約¥4,700)払ってプレミアム版にアップグレードしました。かなりの時短になるのでその価値はありましょう。

Paypalで支払いが完了するとプラグインのダウンロードを促されます。これをWordPressにインストールして有効化するとGeneratePressテーマのカスタマイズ項目が増え、cssを書くことなくUI操作だけで表示要素の色やバランスなどを事細かに設定できるようになります。なるほど特定の設定項目はそのプラグインと連携させないと変更できないようにテーマを作ってあるのですね。

なお、GeneratePressはカスタマイズ中のプレビューをPC、タブレット、スマホで切り替えられるという優れもの。最終的な表示確認は主なデバイスでやるとしても、おおよそのレイアウト調整はPCだけで済んでしまいます。

いやぁ、便利です。WordPress制作も新時代に突入かも。個々のテーマがUIベースの統合制作環境であるかの様に機能するという。でも、願わくばファビコンの様に普遍的な設定項目に関してはWordPress側の機能として採用されていくといいなぁ。

なお、GeneratePressも進化の途中なので、ところどころ不足や不備がみられます。例えばblogやアーカイブページ内のページネーションのデザインが貧弱な点など。でもWP-PageNaviという有名なプラグインで解決しました。

また、blogの投稿一覧ページの表示件数のWordPress側の設定が効かないこともありました。こちらもWP-PageNaviを入れたら直ったけど。

Webサイトのデザイン変更

このWebサイトのデザインを変更してみました。

以前はWordPressの勉強がてら一から作った独自のテーマを使っていたけど、それだとメンテナンスが大変だし、あちこちに粗があったので、既存テーマ「Twenty Seventeen」の子テーマにしました。差分だけ作ればOKなのもWordPressのいいところです。

なお、Twenty Seventeen最大の特徴であるフロントカバー写真は私が過去に撮った中で最もインパクトのある被写体Psychedelic frogfish(サイケデリックフロッグフィッシュ。別名サイケデリカ、アンボンカエルアンコウ)にしました。PCでは顔全体、スマホでは右目あたりのアップが表示されるはずです。

FROGFISH.JP

ただし、この子テーマはまだ未完成で、運用しながら随時変更していくことになるので、不便があってもご容赦ください。

あなたが知らないカエルアンコウの真実14

アメリカのダイビング雑誌SportDiverのWebサイトに『14 Facts You Didn’t Know About the Frogfish』という記事が載りました。

Species: The Frogfish
引用元:https://www.sportdiver.com/14-facts-you-didnt-know-about-frogfish#page-2

ざっと紹介するとこんな感じ。

  1. カモフラージュ
  2. 全46種
  3. 捕食速度
  4. 体色
  5. モルジブの白化した珊瑚では
  6. 深海のアンコウの仲間には
  7. アンボンカエルアンコウ
  8. 遊泳方法
  9. 南オーストラリアの希少種
  10. 浮力
  11. エスカ
  12. ヘアリーフロッグフィッシュ
  13. 幼魚

私はほとんど知っていたけど面白いので読んでみてください。個人的に興味深かったのは5.の卵事情。エビと一緒だ。

知らなかったのは10.。調べてみて興味深ければ南オーストラリアに撮りに行こうかな。

でも、同じページに掲載されていたこちらの写真はカエルアンコウじゃない気がするんだけど…。