Mac App Storeに期待すること

次期Mac OS X 10.7 Lionの登場を待たずして年明け早々にも開始されるMac App Storeにはとても期待してます。そこで、いまだベールに包まれていて不明点が多いMac App Storeに対して私がこうであれば良いなぁと思う点を挙げます。

  • アンインストーラを兼ねる

Macにアンインストーラは不要という説もありますが、おそらく間違っていますよね。なぜなら素行の良いアプリばかりとは限らないので。

Macにおけるアプリのアンインストールは、それ自体を削除するという方法が一般的です。搭載するHDDの容量が大きくなった今日、削除したアプリのプロファイル類が残っていく分にはほぼ無害。また、起動時にアップデータを探すアプリは良いのですが、アプリとは別にでチェッカを常駐させておいて定期的にアップデータを探しに行く類いは要注意。アプリを削除しても、主を失った迷子の常駐機能が動き続ければ無駄にメモリとCPUを食うばかりで害があります。

でも、Mac App Storeが各アプリのインストーラ/アンインストーラを兼ねるようになり、アップデータチェックを一手に引き受けるようであれば、対応アプリのみを使う分には関連のロスもなくなります。

MacBook Airをポチッと

今度のMacBook AirはCPU性能は低く、メモリ容量も心もとないのですが、定価9万円弱ですし、用途を絞って使う分にはおよそ欠点の見つからない素晴らしい機種だと思います。

ということで、発表から一週間が経っても思いとどまる理由が見つからなかったので、昨日Apple Online Storeで注文しました。

Apple Storeの注文状況を見るとこの通り。

レシート

「3営業日」で「2010/11/03-2010/11/05」は、注文当日は含まず10/28(木)、10/29(金)、11/01(月)の内に出荷。その後の配送に2~4日見込んでいるという意味でしょうか。昨年のiMac(Core i5)のときは標準構成でも1ヶ月待たされましたが、今回のMacBookは店頭の流通量も多いようなので、来週中には入手できそうです。使用感などは追い追い。


AppleがSONYを買収するわけがなかろう

AppleがSONYを買収するかもという憶測報道を受け、26日のSONYの株価は一時3%近く上昇したそうです。確かにAppleには潤沢なキャッシュフローがあって世界中の企業を物色しているでしょうけども、今のSONYがジョブズの眼鏡に適うかというと…。

かつてSONYはAV界の主役でテレビなりWalkmanなりで一世を風靡しました。少し後の時代もPS/PS2や映画部門(スパイダーマンなど)で市場の牽引役だったと思います。でも今日のSONY(というか、国内の電気メーカーすべて)はもはや黄昏時を迎えているような…。

たとえばこちらを見渡しても、果たしてAppleの食指が動く製品がどれだけあるものか。まあ、個々の開発部門単位で切り売りされるのであれば、ぜひとも買いたいところがあるかもしれませんが。例えばここにきてカメラ部門は元気ですよね。Cyber-shot HX5VやαNEXはベストセラー機になりましたし、α55もエントリ機ながら斬新なアイディアを具現化するなどして元気です。

いまだにα55よりもNEX-5の方が売れているのには驚くのですが、それだけ基本性能より軽さや小ささを重視する人が多いのでしょうね。

でも、やっぱりSONYを買うとは思えません。Appleは大胆に見えてもその実冒険はしませんので(というか、よくも悪くもジョブズの美観にそぐわないことはしないという…)。Appleの今のポジションからしてそんなことに大金を費やすより世界の要所に巨大データセンターを設置してiTunesを半クラウドモデルに移行させるなんてことを目指すのではないかと思います。

これが「SAMSUNGがSONYを買収」って話ならと私も浮き足立つのですがね。

新型MacBook Airは買いかも

新型MacBook Air、いいですね。HDDを持たないゼロスピンドル構成で最下位モデルが88,800円。いわゆるネットブックの図抜けた親分的な存在でしょうか。

欲を言うと1.06Kgの重量がもう61g軽ければ良かったのにとは思います。でも13インチのMacBookやMacBook Proの約半分、iPadよりも400gほど重いだけなら及第です。

それに今どきのマシンにはCore i3を搭載して欲しかったのですが、まあ発熱やら電力消費との兼ね合いでCore 2 Duoに落ち着いたのでしょうから、そこは良しとしましょう。そもそもパワーを求めるべき機種ではありませんし。

難があるとすればメモリ容量。いくらネットブック+α的な用途が想定とはいえ、フル機能のMac OS X Snow Leopardに2GBは少なすぎるだろうと。BootcampでWindowsしか使わないってことであればOKかもしれませんが。後から自力で増設することはできなそうなので、購入時の増設は必須と考えておいた方が良さそうです。そうなるとApple Storeで買うしかないですね。いや、ビックカメラなんかに陣取っているAppleショップでもCTOを受け付けてくれるんでしょうか?

まあ半年もすれば4GBが標準搭載になっていそうな気がしますが、その間の快適さが10,800円で買えるなら安いかも。これは「驚くべき製品」に値するかもしれません。

iMacのメモリを増設してみた

昨年末、iMac(27inch Core i5)を購入してそのままの構成で使ってきたのですが、ここにきてようやくメモリを増設しました。前から気付いはていたのです。OSとFinderに加えて定番のMail、Safari、iTunes、それにPhotoshopあたりを動かそうとすると標準の4GBメモリでは動作がぎこちなくなることに。

画面表示がゴージャスなためなのかOSの仕組みがそうなのかは解りませんが、昔からMacはWindowsに比べて多くのメモリを食いますよね。

私のiMacの適合規格はDDR3 PC3-8500 SODIMM。スロットが2個空いているので2GBを二枚刺すことに。合計が8GBになればいくらか快適になるでしょう。

さて製品とショップの選定。Macの周辺機器というと最初に思い浮かぶのは秋葉館ですが、同店では先のメモリは1枚で5,800円ぐらいしています。価格.comで見るとMac対応とは書かれていないものが3,700円くらい。実績のあるメーカー品で規格が正しければきっとMacでも動くはずなのでそちらを買っても良さそうですが、まれにファームウェアのアップデートなどでメモリが不適合になるケースがあるとも聞きます。願わくば「Mac用」と書かれたメモリでなるべく安いものを買いたいところです。

探し回った結果、見つけたのがこちら

iMac用メモリ

2GBx2枚のセットで7,480円(税込み)。これなら割安と言えます。なるほど私が買った直後に売り切れになっていますね。

で、注文の二日後には届いたので、さっそく増設。そして起動。確かに動作で引っかかるケースがなくなりました。快適です。多少なりともクリエイティブなことをするのであれば、Macのメモリは4GBじゃだめなのでしょうね。