ジャカルタへの有利な行き方

エクスベア来年のゴールデンウイークにインドネシア某所で潜る計画があります。 ただし既製のツアーがないためジャカルタまでの往復航空券は自己手配です。

理想は往路がジャカルタのスカルノハッタ空港に21〜22時に着くこと。01:30発の国内線で地方に飛ぶので、あまり早く着いても時間を持て余します。復路はまあ割とどうでもいいかな。無事帰れれば。

ExpediaのWebサイトを使えば出発と帰国の空港および航空会社がばらばらの組み合わせもリストアップされるので、最も良さげなフライトを選びたいところです。

まあ往復で航空会社を変えるとばか高くなりがちですが…。

なお、ガルーダ・インドネシア航空はビジネスクラスしか表示されなかったので省きました。

羽田発ANA直行便:

さて、往路の第一候補は羽田10:05発→ジャカルタ15:40着のANA便。3月30日から就航するやつですね。機体もB787です。

この便の就航にともない成田09:50発→ジャカルタ15:30着の便はなくなります。

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ただしジャカルタでトランジットが10時間弱。到着が夕方なので市内観光ツアーなんてのにも参加できません。うかつに市街地に出ようものなら無駄に渋滞に巻き込まれるだけです。荷物もあるし空港内の有料ラウンジやらでひたすら時間を潰すしかないですね。

成田発JAL直行便:

JALの場合は成田便になります。 上記のANAよりはやや安いしジャカルタでの待ち時間が1時間減りますね。

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でも成田に行くまでの時間と費用を考えるとかえって不利。魅力的ではありません。

フィリピン航空マニラ経由便:

もしトランジットの時間を最小限に留めたいならフィリピン航空。成田15:55発→マニラ→ジャカルタ23:59着。

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でもジャカルタ空港発の国内線のチェックイン締め切りが00:30ぐらいだろうから、一連の手続きを考えると間に合いそうにありません。このプランは無理です。

成田発ANA直行便:

他には成田17:40発→ジャカルタ23:30着のANA便ってのもあります。これなら飛行機が定刻通りに飛んでくれさえすればいけるかもしれません。

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入国審査とともに到着ビザ代を払って預け荷物を受け取ったら、ANAが到着した第2ターミナルからLion Airの第1ターミナルに移動。シャトルバスは15〜30分間隔で運行されているそうなのでチェックインの締め切りに間に合うでしょう。ただしローシーズンならば。

GW絡みだと日本から普段よりも多くの観光客が訪れる可能性大。搭乗率が100%近くでイミグレーションも混むと思った方がよさそうです。到着後、飛行機から素早く出られるかどうかで明暗が分かれるかもしれません。それと荷物受け取りとターミナル間移動のシャトルバスでも。

もちろんフライトが数十分も遅れようものなら完全にアウト。Lion Airの航空券を捨てる上に翌朝発の国内線を押さえ直し、朝まで待たなければなりません。この場合、トランジット2時間はけっこうリスキー、というか無謀でしょうね。

エアアジアXクアラルンプール経由便:

時間的な優位を諦めて安さ優先で行くならエアアジアX。前日の23:55に羽田から飛んでクアラルンプールを経由してジャカルタに10:50着。これならANAよりも4万円ほど安く行かれます(預け荷物なしの場合)。

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ただし復路がジャカルタ08:35発(やはりクアラルンプールを経由で羽田22:30着)しかないのでジャカルタで1泊しなければならず、それは面倒です。復路、国内線でジャカルタに着くのが午後。観光ツアーにも行かれず翌早朝まで時間ができるのでは。

大韓航空仁川経由便:

あとは大韓航空か。羽田09:15発、仁川を経由してジャカルタ20:10着。

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これだと仁川でのトランジットに4時間弱、ジャカルタでも5時間強。フライトを2回に分けた分、合計の待ち時間が少し減るけど、フライト時間は1.5時間増えてしまいます。朝も少し早いし。

諸々考慮すると、やっぱ羽田10:05発のANAで行くのが最も無難かつ快適かな。後のフィリピン行きのためにANAマイレージも貯めたいし。

うん、スカルノハッタ空港内で何とか時間を潰す方法を考えた方がよさそうです。詳しい方がおられたら、是非情報をください。

ANAマイルが目標に到達

先月末の時点で私のANAマイレージが19,839まで貯まりました。切りの良い2万まで200弱。だったらさっさとクリアしたいところです。 そこで思い出したのが7月に行ったレンベ。シンガポール航空はANAマイレージの提携航空会社で、そのマイレージの事後申請がまだだったなと。

来月半ばを過ぎると権利が消滅するところでした。eチケットも捨ててなくて良かった。搭乗券の半券じゃ申請できないみたいだし。危ない危ない。

ANAのWebサイトで申請して待つこと約3日。何気なくANAのWebサイトを見ると24,475マイルという表示。無事4,636マイルが加算されていました。プレミアムポイントってやつらしいです。ANAで行ったときの80%ぐらいですかね。 さて、私の普段の行動範囲内の航空券に替える際に必要なANAマイルはこの通り。

  Lシーズン Rシーズン Hシーズン
東京 ⇄ 福岡 12,000 15,000 18,000
東京 ⇄ 沖縄 14,000 18,000 21,000
東京 ⇄ マニラ 17,000 20,000 23,000

これがジャカルタやホノルルだと必要マイルが35,000〜で、ちょっと現実味が薄れます。私のペースでは満足に貯まる頃には古い分から失効していきそうだから。シンガポールやバンコクなら30,000〜だけど、そこから更に飛ばないとダイビングは難しいところです。

これまでだと消去法的に沖縄でした。福岡では距離的に損した気になるし、マニラへのANA便は往路が成田17:30発(マニラ21:30着)、復路がマニラ09:45発(成田14:55着)と非常に不便な時間帯だったので。

先々月、アニラオで合流した連れが往復ともANA便利用でした。往路はリゾート到着が深夜、復路はマニラで1泊。もちろんフィリピン航空よりサービスは上だけど、それって良いんだかどうなんだか…。

でも、来春からは羽田9:55発(マニラ13:30着)が飛びます。フライト時間も3時間半で成田発のグアム・サイパン並です。だったら断然マニラですね。

先日までは成田9:30発のマニラ便があるJALが羨ましく、ANAよりJAL優先でマイルを貯めた方がいいかと迷うこともあったけど、転ばなくて良かったぁ。羽田便の方が断然楽なわけだから。今の私はパラオ(JALのチャーター便がある)にも用がないし。

ANA-HANEDA ダイビング貯金が尽きた私はすぐにでもマイレージを使って潜りに行きたいところですが、春まで我慢します。 それにしても7月に噂されたANAとフィリピン航空(PAL)の提携話はどうなったのでしょうね。あれっきり進展したとも破談になったとも伝わってきません。その話も良い形でまとまって、ANAのマイルでPALに乗れるようになれば尚いいんだけどな。あるいはPALに乗るとANAのマイルが貯まるとかでもいいし。

フィリピンには羽田からANAで行くべし

ANA B767_300待ちに待ったANA国際線の新路線が発表されました。そう羽田空港発着です。

個人的な注目はマニラへの便。往路が羽田9:55発(マニラ13:30着)で復路がマニラ14:40発(羽田19:55着)。もっと微妙な感じになるかと思ってたけど、何というか考えられないほど素晴らしい時間帯でした。これ最高です。就航開始は3月30日とのこと。

ちなみに現在のANA便は成田17:30発(マニラ21:30着)、復路がマニラ09:45発(成田14:55着)。地方に飛ぼうにも往復マニラで一泊ずつしなければならないし、地続きのアニラオに行くにしてもリゾート到着は深夜を回り、現地出発も未明という強行軍。

よってこれまでマニラ行きにはフィリピン航空を利用していました。往路が成田9:30発(復路20:00着)です。でも、これに乗るには自宅を5時過ぎに出ないと間に合いません。それがほぼ同じ時間帯のフライトなのに1時間ちょっと遅く家を出ればよくなります。早朝の1時間って大きいですよね。

しかもANAはマニラ空港(ニノイアキノ空港)の第3ターミナルに着きます。第3は本来LCC用のターミナルなので、セブパシフィック航空やPAL ExpressといったLCCに乗り換えれば地方都市に安く行かれます。というかセブ以外の地方都市にはフィリピン航空といいつつも傘下のPAL Expressとの共同運航(第3ターミナル発)だったりするので、日本からはむしろフィリピン航空(第2ターミナル着。第3ターミナルまでは車で10分ほどかかる)で行くよりも有利です。

そうして行かれるはずだったレイテ島のタクロバン空港は例の台風30号によって壊滅したまま。何とか早い復旧を願いたいものです。

てなわけで、来春からフィリピン行きにに成田空港を使うのはセブへの直行便に乗るときだけになるかな。

タクロバン空港壊滅。もはやサウスレイテダイビングは絶望か…

台風30号の爪痕はすさまじく、レイテ島のタクロバン空港が壊滅状態のようですね。悲しいです。

壊滅したタクロバン空港
こちらはmsn産経ニュースから拝借した写真

一昨日も書いたけど、タクロバン空港はサウスレイテに潜りに行く際に利用します。私も過去2度使いました。今回は道路が冠水したどころではなく、大津波の被災地と同様、鉄筋の建物以外が消え失せています。

大雨で車が通れないほど冠水するのだから極端な高潮には耐えられませんよね。もちろんフィリピンの地方都市だから粗末な家屋も多いけど、比較的頑丈な建物すらやられているので、とてもそんなレベルじゃなかったわけだ。

在りし日のタクロバン空港
2011年3月の様子。タラップから撮影。ターミナルまでは歩きです

空港の元の姿はこんな感じ。奥の緑屋根の建物がターミナル。それが上の写真のような無残な姿に…。

建物の内装はこの通り簡素な作りでした。

かつてのタクロバン空港の内装
そりゃ、風速90mの突風ともなるとひとたまりもないやな…

慎んで犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、人々の生活基盤の早い復旧を願ってやみません。託せる募金活動が始まったら微力ながら私も支援させていただきます。

大物狙いの海なので私は行ったことがないけど、セブ島北端のマラパスクァもこっぴどくやられたという話も聞かれます。被害が小さければ良いのだけど…。

さて、気になるのはダイビングサービス。「こんなときに遊びのことを考えるな」と言われるかもしれませんが、サービスを提供してくれてきた人々の生活もあるので。

ジンベエザメスイム(餌付けされていない)で有名なサウスレイテは被害は少なかったようですが、タクロバンの空港も街も壊滅したわけだから、もはや陸の孤島状態です。島外からのダイビング客を迎え入れるどころの話ではないはず。

サウスレイテのジンベエザメ
サウスレイテのジンベエザメ

仮にセブ島からオルモック(タクロバンよりも西の港町)へのフェリーが出たとしても、道路には瓦礫があふれ、道中でガソリンの給油もままならないとすれば、サウスレイテのソゴッドベイまで辿り着けませんよね。サウスレイテに大型フェリーも着けるような港はあるのかな…。

いずれにしてもレジャーで行くには無理があるので、彼の地の多くのダイビングおよびジンベエスイムは閉鎖を余儀なくされるかもしれません。とても残念です。

スーツケースをラッピング

台風28号まで発生しました。今のところ日本列島には来なさそうだけど、小笠原諸島には到達する予想が出ています。今秋はすでに小笠原丸の航海にも影響が出まくっているけど、またか。今週末の伊豆やらの海も大荒れかも知れません。我々ダイバーにも馴染みがある伊豆大島、受難だ…。


先日のアニラオからの帰り、マニラ空港で搭乗15分前というタイミングで私の名前が館内コールされて呼び出しをくらいました。

何事かと搭乗口に出向いたところ、搬送時に私のスーツケースが開いてしまったとのこと。なるほど私のスーツケースはもう13年目なので相当くたびれています。何かの衝撃で開いてしまう可能性は大いにありましょう。

その後はフィリピン航空の女性スタッフに連れられ、普段乗客が通ることのない通路を通りながら2階下の到着フロアに移動。イミグレーションと荷物受け取りのベルトコンベアーがあるフロアですね。

しばし待つとベルトコンベアーの横のドアからバックヤードのスタッフが私のスーツケースを抱えて持って来たので、内容物を確認し、書類にサインしたら一つ上の階の出発フロアに移動。そこでスーツケースをラッピングしてもらいました。

ラップされたスーツケース
ラップされたスーツケース ラッピングマシン、7月に行ったマナド空港で見かけて面白く思ってたけど、 早々に自分も世話になるとは…

ラッピング作業は見ていて楽しいですね。手慣れたスタッフが回転台にスーツケースを立ててラップを巻き付けながら2周。スーツケースを横置きにして更に2周。ハンドルとキャスターの箇所をハサミで切れば完成です。

料金は一律160ペソ。370円ぐらいかな。200ペソ札で20ペソ2枚のおつりがきたので、次回行くときののチップに使えますね。ちょうどよかった。

再び荷物を預けたら出発ゲートに戻り、なぜか優先搭乗扱いにしてもらいました。イレギュラーな客はさっさと通してしまえってなもんでしょうかね。

もちろん荷物は成田空港に無事受けとれましたよ。