ダイビング三日目と四日目はシアミル、マブール、カパライでのダイビング。 シパダンほどダイナミックな海域ではなく、正直、どこがどうという記憶も残っていないのですが、まあいつもの癖でマクロ系を探しながら潜りました。 と言いつつ、カエルアンコウには感激したりして。
いやぁ、素晴らしい海域でした。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
カパライリゾートでの宿泊は水上コテージ。まあ、すべての客室がそうなので。
私が利用したのが4号室。外観はこう。
内装は板張り。ベッドは一室につき3台。今回は二人で利用しましたが。
エアコンはなく、天井でサーキュレーターが回っています。それでも快適です。
バスタブはベランダ際。大きな扉を開けると海を見ながら入れます。
そのベランダはこんな感じ。
4号室のベランダは西向きなので夕日も見られます。
水面を見下ろすと、ダツ、エイ、ゴマモンガラなんぞがふんだんに見られます。そして亀も。夜は亀が呼吸しに上がってくるところが見られますね。
サービス面で言うと、お部屋の冷蔵庫とテーブルに飲み水の容器があって、なくなるとベッドメイクのタイミングで給水してくれます。
難点は、スタッフに言わないとタオルを取り換えてくれないことぐらいでしょうか。まあ、それでも極上のリゾートという印象でした。
旅行三日目、ダイビング二日目はシパダン。早朝5:30にボートで出発。もちろんお目当てはバッファローフィッシュの行進。 ただし、エントリしたときにはもう行進のお終い間際でした。慌てて撮った写真がこれ。
後刻、2m超級のトラフ鮫も。ちょうど私の50cmほど先を泳ぎ去っていったのに、装着していたマクロレンズを咄嗟に外すことができず、こんな1枚に。
シパダンの海の私の印象は「ちょっとしたパラオみたい」です。バラクーダやギンガメのトルネードは、むしろこちらの方が大きかったかな。
そうそう、シパダン4ダイブのコースだと、1ダイブ終わるごとにシパダンビーチで休憩するパターンのようです。よってその日は、ダイビング→朝食→ダイビング→軽食→ダイビング→軽食→ダイビング→カパライリゾートに帰還という感じでした。
旅行二日目。朝6:30にシャングリラホテルをピックアップ。コタキナバル空港からさらにタワウ空港に飛びます。これが約一時間。タワウ到着後、お迎えのバンに乗り込み走ること約一時間、波止場(リゾートの陸側事務所?)に到着。
ここからボートに乗り込んで、これまた約1時間後、お昼過ぎにようやくカパライリゾートに到着。
家を出たのが昨日の朝が5時半だったので、ここまでに約30時間かかったことになります。事前に聞かされてはいたものの長い道のりでした。
ちなみに11/16からは羽田〜コタキナバル間の定期便が就航し、しかも羽田発は01:20なので当日の内にリゾートに入れるようですね。
昼食後はカパライのハウスリーフでチェックダイブ。もっともマスククリアなどの儀式はなく普通に潜れているかを見てもらう程度のファンダイビングでしたが。ちなみにガイドはリト。笑顔が麻生太郎に似にたミンダナオ島出身のフィリピン人です。その後はカパライ周辺でボートダイブ。こちらでは少し前に入っていた韓国人チームの一人が崖でくつろいでいたウミガメをがっちり掴んでガイドに怒られていましたね。どこの海でもタブーな行為ですが他ならぬこの海域では国外追放モノです。まったくもう。もちろん韓国人が皆そうだったわけではありません。早まった行動は彼だけでしたし。
最後にもう一度カパライのハウスリーフにてサンセット・セルフダイブ。ちょっと近場を一回りしただけでも各種のクマノミがわんさかいて楽しい感じです。なるほど、わざわざ他所のリゾートからボートで乗りつけてエントリしたりするってのも解る気がします。夕暮れ時、チョウチョウコショウダイが桟橋下の階段に3匹x3列できちんと整列している様はギョッとしましたが。写真撮っとけば良かった…。
11月のダイビングはマレーシアのカパライ。シパダンのそばですね。
初日の旅の工程は以下の通り。
朝8:30、成田空港第二に集合し、10:30発のクアラルンプール行きに搭乗。航空機は横3席+3席、エコノミーの座席には液晶モニタもない古い機体で7時間半。発売されたばかりの月間ダイバー12月号やHEROESの最新エピソードやらを入れたiPadを持参したので、まあ時間を持て余すこともありませんでした。飛行機ではついつい寝ちゃいますしね。
マレーシア航空の機内食はけっこう美味しかったです。メニュー的にはフィリピン航空よりもちょい上という感じでしょうか。
時差を1時間マイナスして、17時ごろクアラルンプールに到着。ここで円を現地通貨に換金します。空港のレートは約x3.5。とりあえず5千円を換えたところ175リンギットに。現金を使うタイミングはこの日の夕食代ぐらいなので、これで十分でしょう。
クアラルンプールの空港内でしばし時間を潰し、19:55発コタキナバル行きの国内線に搭乗。飛行機は成田からのもの同じサイズでした。ちなみにお弁当みたいな機内食が出ました。
空路で約2時間半、22時半ごろにコタキナバル空港に到着。この日の旅はコタキナバル止まりなので、すぐさま空港そばのシャングリラホテルにチェックイン。いまさら夕食をという感じでもなかったので、近くの食堂で軽く飲んでお開きとしました。現地で飲むタイガービールはなかなかいけますね。