良かったらセリフを付けてみてください。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
先月、マクタンで使ったホテルはコスタベリア・トロピカル・ビーチ・ホテル。
マリバゴ地区ではセブ・ホワイト・サンズやマリバゴ・ブルーウォーター・ビーチ・リゾートと同格のホテルですが、個々の客室の広さはブルーウォーターの2倍ほどもあり、床にスーツケース二人分を空け広げても余裕。その分テラスはありませんが。
客室はセブの安ホテルにありがちな木造の平屋ではなく鉄筋組みのしっかりした建物で、虫もあまり入ってきません。稀にコウモリが迷い込んで羽ばたいていることはあります。
プライベートビーチも外から侵入しづらい構造になっているので、物売りに煩らわされることもありません。
そしてお楽しみの朝食のビュッフェはこんな感じ。ブルーウォーターよりは品数が少ないものの、それでも十分に楽しめます。
そうそう、旅行社のホテル案内などには「ヘアドライヤあり」と書かれていますが、客室には付いておらずフロントで貸し出す方式なのだそうです。なんでも客室に置いておくとローカルな人達が利用した際に持っていってしまうからとのこと。それでも日本人がそこそこ快適に過ごせるホテルではあります。
難点を挙げるならエレベータがないのでダイビング機材のスーツケースを運ぶ際が大変なこと。でもホテルのポーターが頑張ってくれるので大丈夫。
ソウシハギの群れ。写真に収めて色を調整するとそれなりの色合いを発揮してくれますが、水中ではもっと単色な印象で、お菓子のばかうけみたいに見えます。
こう見えても猛毒を持っているらしいです。それもフグ毒の数十倍という致死力の。まあ食べなきゃ大丈夫だそうですが。
先月、セブで何度か通話とメールのやり取りをしたのでSoftBankのサイトで利用状況を見てみたところ、気になる項目を発見。
定額料 世界対応ケータイ 海外パケットし放題 1,980円
確か海外パケットし放題は上限1,480円/日だったはず…。
今回、いつものGlove telecom(GSM)ではなくSun Cellular(3G)を使ったのが拙かったのかと思いつつ、海外パケットし放題のページを見てみたら、いつのまにか価格が改定されていました。
何と使い放題はお値段2倍。どうやら7月1日から変わっていたようです(正確には1,480円のキャンペーン期間が終わったってことらしい)。
さて、次回はどうしたものか。990KBまでは従量制ゾーンなので、この範囲内に納めるのが良さそうですが、そうするにはeメールを一切使わずにSMS/MMSのみで要件を済ませる必要があります。
とは言えiPhoneはデータローミングをONにすると有無を言わせずサーバに新着メールを読みに行くので、これを防止しなければなりません。そのための設定は…
これで喫緊ではない通信を防げるはず。だったら旅行の期間中、常時データローミングをONにしておいても良いかもしれません。
注意しなければならないのは、データローミングのONよりも先にプッシュをOFFにする点と、フェッチを手動にするのを忘れないこと。じゃないと15分ごととかにおもむろにメールを取りに行ってしまうので。
でも、この技は以前も使えたようですね。1日1,480円で使い放題だった頃はローミングONにした日は存分にパケット通信を使うことばかり考えていたので思いつきませんでした。
以前、都市型ダイビングショップで馴染みだったインストラクターが最近パラオのショップに勤めはじめました。お給料は月にン百ドルとのことですが彼はまだAround 30。比較的若く独身(たぶん)なので、かの地で腰を据えて精いっぱい頑張ってもらいたいものです。
さて、私はあんまり歳がいったダイビングのイントラは信用しないことにしています。いや、若い頃からこの職に就いて年期が入った人は別です。彼ら彼女らには敬服します。でもたまに見かける40歳ぐらいでダイビングを始めてその流れでイントラ資格を取ったような人はどうも…。
私の知り合いにもそういった人が何人かいます。何を目指しているのか尋ねてはいないけど、向上心の行き着く先なのでしょうかね。
ただ、ダイビングの現場は基本的に若い人たちの働き場所。40歳過ぎのオールドルーキーを入れてもショップはなかなか上手く機能しませんよね。実際、その年代でイントラになり、東京の会社を辞めて沖縄の馴染みのショップで雇ってもらったものの、二十歳そこそこの他の同僚達とペースを合わせるのが難しく、早々にトラックの運ちゃんに転身したなんて話も聞きます。どんなに本人にやる気があってもショップ側にしてみればちょっと扱いに困るはずです。
とはいえダイビング業界にとってイントラの養成もビジネスの種。少々年齢がいっていようが客は客。当然「その道で対価が得られるようになれる」が前提なので、中年者をその気にさせてしまったショップにしてみれば「しょうがない、たまに代役のガイドでもやらせて自尊心を満たしてやろうか。その内自分でも適性や限界点にも気付くだろうから」ってことじゃないでしょうか。
それと、そういったコースを辿った人は、なかなか実地スキルの方は伴わないようで。先日もそんな一人がゴールデンウィークの小笠原でファンダイビングで潜っている際、カメラに夢中になってダウンカレントに捕まっていることに気付かず、危ういところをイントラでもない私の友人に助けられたという話を聞いたし。まあ講習と特定のポイントのガイディングはできても、感性を要する経験値は一長一短一朝一夕には身に付かないから。
てなわけで独断で言わせてもらえば、もちろん個人差はあるにせよ、
です。
もっとも、単に「頑張って勉強した証、勲章が欲しい」だとか「イントラ修行を通じてスキルアップを図りたい」あるいは「もともと人に教えることが好きで、ゴルフで言うところのティーチングプロ止まりで構わない」という人なら四十の手習いも良いかも。
でも、インストラクター資格はあくまでもインストラクションの必要事項を満たした認定であって、決して海のエキスパートを意味するわけではないので、あんまり大それたことまではしてくれない方が良いと思いますね。