リベンジは座間味

9月の沖縄行きは見事に潰れてしまいました。テレビの中継だと今朝の那覇では虹が出ていましたが、風雨にはには小康状態のときがあっても波、うねりの方はね。台風の影響はこれから強くなっていくのでしょうし…。

ま、気を取り直して。

友人に誘われたので10月のダイビングは座間味に決定。ある週の金曜日から沖縄入りし、土・日・月と潜って火曜日に帰ってくるプランです。歴史的な円高と言えど燃油代も高いので今は国内の方が割安感がありますしね。

目をつけたパックツアーだと那覇前泊付きの5日間6ダイブ込みで92,900円〜。往路、友人3人は羽田17:30頃の便に決めたものの私は会社終わりで行こうと20:00羽田発の便への変更を依頼。すると旅行会社から「18,000円UPになります」との返答が。便指定に追加料金がかかるのは当然としても、出発が2時間半後になっただけで+18,000円、計11.1万円は惜しいので申し込みを諦めてしまいました。

もっともダイビングのお誘いは断れないので別の行き方を探すことに。要は往路の飛行機以外をみんなに合わせればいいわけです。他社の似たツアーを探すか飛行機・前泊の宿・高速船・宿泊・ダイビングをバラで手配しようと。それでもいいのが見つからなければ、その時は11.1万円を呑むか、当日会社を早引けできるよう調整することになりますが。

まずはダイビング付きのパックツアーを物色。でも条件が合致するものがありません。やはり各社とも20:00の便へのアレンジができなくて。

ならば自己手配。料金はざっとこんな感じ。

  • 羽田→那覇(ANA):21,170円
  • 那覇前泊:3,000円〜
  • 高速船(往復):5,970円
  • 座間味の宿(3泊):20,475円
  • 2ボートダイブ(x3):35,280円
  • 那覇→羽田(ANA):17,070円

合計約10.3万円〜。18,000円UPのツアーよりは安いけど、もちょっとどうにかかならないものか。とはいえスカイマーク22:55発(01:40着)ではシンドイし、早朝の便も勘弁願いたいと。

そこで目をつけたのが1泊5日の「帰省ツアー」ってやつ。初日だけ那覇のホテルに泊まるプランです。そうして見つけたのがスカイツアーズのこちらのツアー。1,000円UPで帰りの便を変更して35,800円。往復の飛行機代よりも安くて泊港近くのホテルピースランド(昔はラブホテルだったらしい…)の前泊も付いてます。これに決定!!

不思議なことにスカイツアーズのサイトで「帰省」 と検索しても出てこないのにGoogleで「帰省ツアー 那覇」などと検索すると見つかるのですよね。どういうポリシーなんだか。

で、残すは高速船と宿とダイビング。でも現地サービスを値切るのも気が引けるのでそこは定価でいきましょうかね。

計97,525円。 まあ、いい感じではないかと。他の3人も復路便の時刻を指定したら96,200円になったそうだし。

今度こそ台風が来ないことを祈ります。

台風に負けてしまった…

今日からの沖縄行き、結局中止しました。

台風が沖縄を抜けて行くコースを辿るのなら迷わず飛ぶのですが、よりによってこの連休中ゆっくりと沖縄本島を北から南に舐めるように進みそうだ(↓)となれば、全日程とも目ぼしい全ポイントでダイビングは絶望的です。おとついは台風のコースがずれてラッキーと思ったものですが、一転して嫌がらせのような進路になるとは…。

台風15号の進路予想図_0915

その上、場合によっては滞在中ずっと外出もままならずホテルに缶詰め同然ってなことにも。強風下ではモノレールはあっさり止まりますし、タクシーも捕まらないからと暴風雨の中レンタカーを走らせたところで良いことはないでしょう。早い話がこのまま沖縄入りしても観光はおろか在沖知人の訪問もろくにできなさそうだと。

しかも、知っての通り台風は東側の方が風雨が強いので予報進路の通りに進んでも楽観できません。那覇空港の西側に留まって復路予定の19日午前の羽田便が欠航しようものならキャンセル待ちも適わず台風下でさらに一日足止めを食らい兼ねません。しかも連休絡みでホテルも取れずに那覇空港で一泊なんてこともありえます。

そして残念なことに今回はツアーではなく自己手配。まだフライトに条件も付いていないため航空券には規定のキャンセル費が発生します。8・9月が要注意なのは重々承知の上での賭けだったのですが見事に負けてしまいました。自分のお天気運の良さには自信があったのですが、ダイビング19年目にして初めての掛け金没収(キャンセル費発生)は精神的なショックが大。

まあでも自然には逆らえないので、失った金額を惜しむより、戻ってくる&使わずに済んだ予算と休暇の有効な使い道を考えることにしましょう。

それと、本州の南東海上に次の16号もできてますね。3連休は伊豆方面も荒れそう。今年は台風の当たり年。何だか去年の分までまとめて発生しているような感じです。

で、思ったのですが「台風保険」なんて商品があるといいかも。 旅行前に掛け金を支払っておくと、台風で申請しておいたレジャーの過半が遂行できないときにはキャンセル費名目の保険が下りるような。そういうのを航空会社が主導して導入してくれると助かるんだけど。

PEN LITE3用水中プロテクタの仕様

フィッシュアイのblogにOLYMPUS E-PL3と専用水中プロテクタ(ハウジング)のレビューが載りました。

PT-EP06L LEDライト点灯イメージ気になっていたレンズポート周りの4個のLEDライトですが、その光量はフォーカスライト程度とのこと。ならば外部光源なしでウミウシに目一杯寄って撮るなんてことは難しいかも。撮れるけど暗いとか。だとすると残念だなぁ。このプロテクタは拡散版が付いていて内蔵フラッシュ(外付けだけど…)の光を通す仕様ですが、被写体に近づきすぎるとフラッシュ光がレンズポートにケラレるはずですし。

いや、そもそもこのプロテクタの対応レンズは14-42mm標準ズームレンズのみらしいので、そのようなマクロ指向というわけでもなさそう。もちろん前面の67mmネジ径にクローズアップレンズを付ければマクロっぽい撮影はできますが、そもそもスームレンズ+クローズアップレンズならコンデジと大して変わらないような…。その使い方なら同じOLYMPUSのXZ-1の方がよほど簡便でしょうし。

それに、そういうことだったらプロテクタには最初から交換レンズポートも用意しといてくれないと。他のレンズを使いたい場合はLED4個付きの手の込んだ作りのレンズポートが無駄になるわけで。

いや、そもそも水中でLEDのフォーカスライトを使うのは被写体までせいぜい50cmかそこらの距離の撮影時のみでしょう。ならば以下の2種類のレンズポートを選べるようにしてくれればいいのに。

  • 14-42mm標準レンズ用レンズポート(LEDなし)
  • 45mmマクロレンズ専用レンズポート(LED付き)

自社で用意するのが厄介ならレンズポート別売にしてサードパーティに補完を任せても良いのだし。これとかこれみたいな。

マリーンプロダクトの清水さんはこの仕様でいけると判断したのでしょうかね。それともメーカー側が「レンズポートは1種類で…」と押しきったとか?

個人的にはちょっと納得がいかない仕様でした。

SONYの限界、日本の限界

walkman nw-z1000SONYがAndroid搭載のウォークマンNW-Z1000を12月に発売するようです。簡単に言えばiPod touchに相当するウォークマンですね。まあ順当というか今さらというかチグハグというか…。

確かに音質ではiPhoneやiPod、その他のケータイに勝っているのでしょうが、悲しいかな携帯音楽プレイヤーに手軽さよりも音質を求める人は圧倒的に少ないわけです。ならばターゲットはケータイとの2台持ちを容認できるこだわりのある人に限られますよね…。

つくづく思います。国内の他の電気大手の例にたがわずSONYも結局はハードウェア偏重のメーカーなのだと。せめてGoogleを制してAndroidを買収しておけば、これほど敗色鮮明にAppleの後塵を拝することもなかったでしょうに。

いや、そもそもSONYにはGoogleがAndroidを買った2005年頃にその可能性を感じるだけの先見の明や、Androidをこれほどまでに育て、普及させる力量も無かったのでしょう。

ソフトウエアへの造詣の乏しさの結果は見ての通り。さすがに携帯音楽プレイヤーのライバルはAppleのみとなりましたが、そのAppleのiPod事業はもはや片手間にも見えます。そこと全力で張り合ってくれても…。

そしてスマートフォンに至っては他社製と大して差のない中国製のハードにこれまた定番のAndroidを載せて、さながらドングリの背比べ状態…。

まあ日本の縮図ですよね。ただ、もはやよほどの大発明か日本円の暴落でもない限り日本の製造業が盛り返す目はないかと。これ以上、老舗の大手電機メーカーが元気を奮い立たせるのも考えものじゃないでしょうかね。

東電を破綻処理しないと日本が破綻する

経済産業省で干されている改革派官僚の古賀茂明さんによれば、東京電力を破綻させなかったことの本当の要点は、一向に収束しない事故原発や遅々として進まない被害者救済、それでいて東電がのうのうと存続していることの不条理さもさることながら、この先我々が払う電気代が際限なく値上がりする可能性が高いということだそうな。

事故当時、放射性物質を含む汚染水を海に流してしまったことで先々近隣諸国から莫大な損害賠償を請求されることが予想されるものの、当事者である東電を破綻させていないために無限の賠償義務を免れないと。

しかも電気料金は法律に基づいて自動的にコスト+利益で算出するため、損害賠償の分が我々の電気代に無限に上乗せされてしまいます。おまけにその利益分はコストに対する割合計算なので賠償額が大きくなればなるほど東電の儲けも増えるという、とんでもないからくりだったりします。

つまり、先の東電救済法案によって日本は国全体が東電の連帯保証人になったも同然なわけです。しかも東電の賠償義務は数十兆円規模にも上る可能性があります。

まあ、さすがに電気代が何倍にも値上がりすれば家計も企業も立ち行かなくなるので、東電が賠償で焼け太りする前に日本の経済が破綻するでしょうが…。

いつ、どこの国からどれぐらいの賠償請求がなされるかは不明ですが、そうされてからでは遅いので、早急にやり直して速やかに東電を破綻させて賠償能力がない状態にしておかないと。

さもなくば「東電守って国は滅ぶ」ってなことにもなりかねませんや。