次に作りたいクレジットカード

ANA JCBカード私はメインのクレジットカードにANAカード(JCB)を使っています。

でもJCBは日本の会社。海外や海外向けツアー会社では使えないことも。例えばジスコ・ボルネオ旅行社はVISAかMASTERです。ひょっとしてAMEXもいけるのかな。ワールドエクスプローラーの支払い方法からもJCBはもれていますよね。

なのでANAカードをVISAで作っておけば面倒はなかったのですが、JCBの「2回払いまで手数料なし」に魅かれたもので。コンビニやイオンでの小額の支払いにもJCB系のQUICPayを使えばポイントがANAマイレージに替わりますし。

そこでANAカード(JCB)の補完用にVISAカードを作ろうと思います。既にVISAもMASTREも持っているけど(ジムに入会したときなどに作らされたため)、もっと使い勝手のいいやつがあれば、そちらを使っていこうと。

この場合の使い勝手の定義は年会費がなくて貯まったポイントを活用しやすいやつ。小額でも有効に使えたり、日常の支払いに充当できるような。

そうして絞ったのはこちら。

●ビックカメラSuicaカード(Visa)

ビックSuicaカード

VIeWカードになっているため、SUICAへのオートチャージが可能になります。おさいふ機能がないiPhoneではモバイルSUICAが使えないので、通常のSUICAにオートチャージをするためにはVIeWカードが必要なのですよね。その他の利点はこちらでも確認できます。

●Tカード(Visa)

Tカード(VISA)

言わずとしれたTSUTAYAのカードですね。かつては私もJCBで作って持っていたのですが、あるとき解約してシンプルなTカードにしてしまいました。でも、この際もう一回作ってもいいかと。

いずれにしても直系の店舗以外でのポイント還元率は5%程度なので10万円使って500円です。それにあくまでもANAカードの補完用なので、ポイントを有効に使うというよりは捨てないのが主眼。

どっちかというとSuicaとヒモづけされているビックの方が便利かな。

機材軽量化計画(5)〜水中カメラ編〜

先月のセブで改めて痛感したのは水中カメラの重量。

D7000のハウジングセット(フル装備)
私の水中カメラセット。 実際にはライトを1本減らし、クローズアップレンズUCL-330を足してあります

両手が使えるときはいいのですが、足場のないところでピグミーシーホースを狙う際は左手で壁面を掴み、右手だけでの撮影を強いられました。その水深に留まれる約10分間で写真を撮りまくるものの途中から右腕や親指が強ばってきて。

ピグミーシーホース(見切れ)
手元が狂うとこんな写真になったりして…

もちろん水中では陸上7kg超ほどの重量感はないのですが、それでも撮影に支障が出る以上、重すぎることになります。

まあカメラを軽くする方法は簡単。海水よりも比重が軽い何かを付け加えればいいだけです。陸上の重量は増えるものの水中では浮力が増します。

順当なのはフロートアームの交換。現在はMサイズ×2本なので、これをLサイズに替えれば150gの浮力増加。メガフロートアームSなら510g(!)増加です。


INON(イノン)メガフロートアームS

ただしどちらも約12,000円の出費になる上、おそらく長さや太さの都合でストロボをレンズの真横に持ってくるのが難しくなります。とは言えアームと間接を増やせばまた重くなるわけで…。ダメだな。

ならばと一瞬だけ考えたのがバブルシート、いわゆる「プチプチ」ですね。でもあれが水圧に耐えられるとは思えないので却下。

 安全クッションバー(スリム)次に考えたのがウレタン素材。うん、これが良さそうです。発泡スチロールのブロックなんかを加工するよりも簡単そうだし。

さっそくダイソーで『安全クッションバー』(→)なる商品を購入。もちろん100円です。別途30cmの結束バンドも用意します。

クッションバーは全長が40cmあるので真ん中から二つに切断。それを結束バンドでS-2000ストロボに接着。ちょうどストロボカバーのようにも見えま す。その役割も果たしてくれるでしょう。

さらに安全クッションバーをもう一個買ってきてフロートアームにも装着してみました。

浮力調製済みのストロボとフロートアーム
クッションバーを装着したS-2000とフロートアームM

この状態でフルセットを組み立ててお風呂に浸けて成果を試そうかと考えたものの、塩か入浴剤で海水の比重を再現するのが面倒なので止めました。次回の海でぶっつけ本番になりますが、これで極端に浮力が増すとも思えないので大丈夫ででしょう。

そしてこの方法の良いところは後からいくらでも調整がきくこと。浮力が足らなければもう1枚足せばよく、逆に浮力が過大なら部分的に切り取ればOK。ダイビングサービスでハサミかカッターを借りれば現地でも調節可能です。仮に最初からやり直しても数百円ですし。

これで10分間耐久の片手撮りが楽になるかな。

ショー・ヒ・ゼーの不思議

政治の話。今月末からの通常国会の争点の一つが消費税の増税議論。野田政権は「税と社会保障の一体改革」を掲げ、何としても増税にこぎ着けたいようですが、どうにも「増税に頼った社会保障のいったん改革」にしか見えません。財政危機と言いながら既得権は極力温存した上で帳簿の帳尻を取り繕うという魂胆が見え見えです。

残念に思うのは、一般的に有識者とされる人に賛成者がなんと多いことか。経済的に恵まれた立場の人は消費税の負担感が比較的小さいので、国の財政のテクニカルな面に目が生きがちなのでしょう。彼らはメディアで財政危機と増税の必要性を説けば仕事が増えますしね。

また、良く言われる「増税の前に自分たちが身を切れ」という論調も変な話だと思います。いや、もちろん議員定数の削減も公務員の給与引き下げもやってくれて良いのですが、それらは増税の前提条件としてはハードル低すぎですしょう。それで減らせるコストなんてたかが知れてます。

なお、私が見聞きした中でもっとも賛同するのは宮台真司さんの見解。「行政改革、産業構造の変革なしに増税したところで、お先真っ暗なだけ」というもの。

例えば、かつての事業仕分けの「2位じゃダメなんですか騒動」の時、ノーベル賞受賞者の小柴さんが「科学者には予算の1割しか下りてこない」と嘆いておられました。実に予算の9割が中抜き、ピンハネされていたわけです。仮にこれをゼロにできれば予算を半額にしても5倍の費用を科学者に渡せます。そんな例はそこらじゅうにわんさか眠っているはずです。いまだに続く天下りの因習(当然、多額の税金が注ぎ込まれている)や補助金ばらまき行政にメスを入れて切り落としてからでなければ増税による増収分も早晩食い尽くされ、経済にしろ財政にしろ負の連鎖でいっそう悪化するのは解りきっています。

聞くところでは、野田総理は自身の政治生命と引き換えに増税法案を通して朽ち果てる覚悟だとか。それが本当なら「死刑を覚悟に殺人を犯す人」みたいでタチが悪いよなぁ。かといって増税反対派とされる議員連中も信用できないし…。

アミメイボウミウシ

おそらくアミメイボウミウシ。

アミメイボウミウシ

私はイボウミウシ系は見つけてもあまり撮らないのですが、この個体はイボウミウシに多い楕円形ではなく、体長が10cmぐらいあったのと、背中がつんつるなのが気になって写真に収めました。

ちょっと不思議な感じもしますが、ピンクがかったグレーの体色はアミメイボウミウシそのもの。上半身(?)がびよーんと伸びてるためイボイボの間隔が空いて背中がつんつるになった感じでしょうか。

また、こうして見るとスカートの内側に黒いヒダヒダが見て取れます。今度見かけたら裏返して見てみようかな。

LUMIX GF3 マクロセット

行きつけのダイビングショップで知人の後輩ダイバーが最近購入したPanasonic LUMIX GF3で試し撮りしていました。レンズは45mmマクロ(35mm換算で90mm相当)。被写体は例のウミウシガチャガチャ


Panasonic デジタル一眼カメラ LUMIX GF3 ダブルレンズキット エスプリブラック DMC-GF3W-K

Panasonic デジタル一眼カメラ マイクロフォーサーズ 交換レンズ H-ES045

私も少し使わせてもらいましたが、なかなか良い感じです。筐体サイズはPowerShot Gシリーズぐらいだし、レンズ前5cmぐらいまで寄れますね。ちなみに私のNikon D7000は105mmマイクロ(35mm換算で157mm相当)を付けた場合で約20cm。5cmまで寄るにはINON ULC165M67を使う必要があります。しかもピント合わせが極端に難しくなるし。


INON UCL-165M67 水中クローズアップレンズ

液晶画面で見た限りでは、ギアを回してのマニュアルフォーカスは良好、ボケ味もなかなかのものでした。あのサイズでデジイチが成立するのですから、なるほどミラーレスが人気なのも解ります。

なお、その人は新宿の水中カメラ専門店アンサーでプロモ・ファクトリー社製の対応ハウジングを注文してきたそうな。受注生産品なので納期に約2週間ほどかかるらしいです。

LUMIX GF3も液晶画面をファインダ代わりに使うため、さすがにバッテリの持ちは悪そうですが、それ以外は総じて私のカメラセットよりも圧倒的に扱いやすそう。ウミウシ写真の出来栄えなんかではいきなり負けちゃうかも。

ま、いいけど。完全マクロ指向の仲間が増えると何かと都合がいいし。