パラオの珍味

いやあ第46回スーパーボウル、なかなか見ごたえのある試合でした。どちらかといえばペイトリオッツに勝たせたかったのですが。マニング兄弟は凄いけどもプレースタイルが好きじゃないし、長年ベンガルズで活躍してくれたオチョシンコにもリングを獲って欲しかった…。ペイトリオッツの敗因はブレイディの精度の微妙な狂いでしょうかね。

それとやはりスポーツ中継はNHKに限りますね。夜中の日テレもちらっと見たけど…。

さて、パラオの回想シリーズ。今回、私のダイバー仲間が泊まるホテルはマラカル島のパラオロイヤルリゾート。私は泊まったことはないものの、何度か立ち寄ったことはあります。

パラオロイヤルリゾート

あるとき、お昼にパラオロイヤルリゾートホテルのブッフェを利用した際、料理の一角に深緑色の不思議なかたまりを見つけました。外観はヨモギ餅のようでも、いかにも動物性の食品。この世の中に緑色の肉類なんてあるのかと思いつつ、構わず食べてみました。ねっとりとして美味しかったのですが正体は解らないまま。

後年になって知ったのですが、それって多分アオウミガメの脂肪ですね。パラオではカメは割と一般的な食材だし。

スーパーボウルへの険しい道のり

SuperBowl-46近年、私の誕生日に合わせてスーパーボウルが開かれることが多くなりました。何となく嬉しいです。

私はあらゆる球技の中ではアメリカンフットボールが一番面白いと思っています。野球以上に緻密なセットプレーの連続と一発大逆転の妙味、サッカーのような突然の攻守交代、ラグビーよりも激しいフィジカルコンタクト。これらのすべてが盛り込まれているので。しかもスーパーヘビー級のプロレスラー並の大男揃い。その一方で先進的でもあります。テレビ中継ではファーストダウンの目安となるバーチャルな線が合成表示されますし、ヘッドコーチがクオーターバックにトランシーバーで指示を出すのですよね。

というわけで私も毎年スーパーボウルを楽しみにしています。今朝はよほど午前休にしようかと思ったものの、月曜の朝には定例会があるので、まあ録画でもいいかと。

でも、日中うっかり結果を見てしまわないように気をつけないと。私は勝敗やスコアを知っててもゲームを楽しめる方ですが、どうせなら何も知らされずに観戦したいところです。

ただし、仕事を終えて帰宅するまでにはあちこちにトラップが。まず、報道系のWebサイトにアクセスしたら結果が出ていたりしますし、メーラーにはNFL Japanからのメール、Facebookのニュースフィードにも何かしらニュースが流れてきているはずです。もちろんiPadのNFLオフィシャルアプリは絶対に起動できません。幸い、iPhoneのMMSに試合結果を送り付けてくる知人はいませんけど。それやられると待機画面に表示されちゃいますからね。

ほんでもって帰宅の電車移動用に「小島慶子キラ★キラ」や「荒川強啓デイキャッチ!」のPodcastをダウンロードして聴くと、そこで何かしら触れられているかも。月曜日は生島純さんや永谷修さんが出てるので。

加えて山手線の車内モニタやYAMADA電気の電飾看板にニュースが流れかねないので観ないようにしないと。

というわけで頑張って何とか情報を遮断したまた家に辿り着くことができました。これから4時間、年に一度の楽しい時間を堪能します。

パラオの思い出の写真

ダイバー仲間が今週の水曜日からパラオに行きます。予報では連日雨マーク付きですが、まあ南の島の天気なんて気まぐれだから。

で、私のお気に入りのパラオの写真を。2003年の撮影、カメラはCanon PowerShot A60だったかな。わずか200万画素の。

パラオのドロップオフ

今から振り返ってみるとテクニック的にはお粗末ですが、まあ当時はあまり気合い入れて写真を撮ってなかったもので。

家を買うって?

友人の一人がマンションの購入を検討しています。すばらしい。私にはとても真似できないことです。なにしろ10年後の所得が今の水準を超えているどころかキープできている自信がないので。もちろん大きな資産もありませんし。

確かに住宅ローンを始めるなら早い方がよくて、月々の支払いも賃貸住宅の家賃より安く設定できるかも。もし転勤となった場合も所有したまま貸し出すことができましょう。

ただしこの先の日本に待ち受けていることの一つは人口減少と高齢化社会の顕著化です。経済規模が縮小するのはもちろん、特に住宅用の不動産は供給過多になるのではないかと。そして需要には二極化が進むでしょう。都心の人気物件ならともかく、私でも手が届きそうな郊外の物件なんかは…。

また、半世紀に渡り日本経済を支えてきた製造業(特に電気の)がここにきて痛んでいます。エコポイントという麻薬も切れてしまいました。せめて未曾有の円高が収まればという思いはあるものの、この先円が大きく安くなるということはマネーの行き場として日本が魅力的ではなくなることを意味します。ジレンマですね。自身が倒れれば待望の円安がやってくるかもしれないという。

いや、アメリカで政権交代が起きたり欧州が奇跡の急回復を遂げるなどして日本の凋落ではなく外的な要因で意外に早く円安に振れることがあるかもしれません。でも、グローバル競争の中で新興国が力をつけてきた以上、製造業界が今の雇用規模を保つことは不可能でしょう。本当に競争力を保てる分野を残して、かなりの縮小を強いられると思います。段階的であれ数十万かそれ以上の人材が大手メーカーの庇護から外れようものなら、またデフレは深刻化しかねないですよね。ほとんどみんなの所得と購買力が下がるのだろうし。

さすがに公務員だけは安泰、ともいかないでしょう。経済がより深刻化するにつれ今よりも公務員バッシングの声は高まるでしょうから。Tax EaterがTax Payerよりも報酬や年金面で勝っているオーバーウェイト経済をいつまでも続けられるわけがありません。

あんまり悲観的になるのはよくないと思いつつも、私には日本経済がこの先いっそう厳しい局面に突入する気がしてならないのですよね。

もっと言うと住宅ローン期間の向こう20〜30年といったスパンで考えると、その間の大震災の懸念もないわけではないし。今の保険や公的な救済策はどれだけ頼れるのでしょうかね。新しい物件は耐震にも優れ、自宅周辺が甚大な被害に見舞われる確率はかなり低いとしても、無傷か軽微なダメージでやり過ごせる保証はどこにもありません。心配性に過ぎるかもしれませんが、家賃支出をローン支払いに替えれば合理的だったのが、ある日を境に失った資産へのローン支払いと新たな家賃支払いのダブルになる危険性は否定できないだろうと。

ああ、いい流れのインフレが起これば住宅ローンの返済も楽になるかな。でも、経済が縮小していく中でそんなに都合良くいくわけがないような…。

うん、やっぱ私は家は買えないです。ローンの額面は据え置きで所得が減ろうものなら私の財力では持ちこたえられないし、先々売ろうにも貸そうにもローン残高には見合わなかったりする公算が高いと思うから。

まあ、他者の価値観に口を挟む気もありませんが、いずれにせよその時々で分相応の住宅に住まう方が私の性にも合っています。

ランチ

今日はダイビング仲間のランチ会でした。場所は入谷の割烹さいとう。

さいとうの海鮮丼(別皿盛り)
海鮮丼を別皿に盛ってもらいました

これで1,050円です。しかも連れの女性二人は食べきれなかったので、残ったお刺し身ももらいました。いやあ大満足。