チンアナゴ箸つまみ選手権

こちらの写真はパラオのジャーマンチャンネルで仲間のOさんがチンアナゴをつまもうと待ち構えているところ。

チンアナゴ箸つまみ選手権

実はこの前夜、パラオスポートのラウンジで酒を飲みながらわいわいやっているときに「チンアナゴ、箸でつまんだら賞金50万円出すぞ」という話で盛り上がりました。そこでOさんが果敢にチャレンジしたわけです。

クリーニングステーション近くの砂地でのマンタ待ち中、ガイドから指示棒2本を借り、下流から近づいて、いったんは引っ込んだチンアナゴが再度顔を出すのをじっと待ち構えます。おかげで指示棒を2本とも渡したガイドはマンタが出たのにタンクを鳴らして知らせることができなかったというオチ…。

結局、Oさんもチンアナゴはつまめませんでした。この写真、よく見ると奥にはチンアナゴがニョキニョキと出ています。人間を小馬鹿にしたように。

チンアナゴの横顔
こちらは座間味のチンアナゴ。確かに犬のチンに似ています

iPhoneに最適な外付けバッテリー

PC onlineにiPhoneに最適な外付けバッテリーを探せ!(前編)という記事が載りました。

私の願望は「WiMAXルータがポータブルバッテリを兼ねる」です。オプションの大容量バッテリーを積んだWiMAXルータを充電しておくと、いざというときにスマホ用外付けバッテリーとしても機能するような。そのためならルーターが100~200g重くなっても構いません。

私は日ごろWiMAX端末を持ち歩いています。圏内ではiPad2 WiFiモデルでもネットに接続でき、成田空港へのリムジンバス内でずっと繋がるのもあり難いところです。

でも、毎日充電して持ち出すデバイスは3個が限度。iPhone、iPad、WiMAXでお終い。この上たまにしか活躍しないであろう外付けバッテリーを買っても、きっと充電し忘れたり持ち出し忘れたりしそうです。そんなときに限ってそれが必要になるのですよね。

というわけで、どこのメーカーでも良いので、WiMAX端末にUSBポート付きの大型バッテリー搭載可能モデルを発売してくれないかな。

ガチャガチャの新作はまさかのフジツボ!

昨日のお昼、ふと胸騒ぎがして東急ハンズの池袋店に寄ってみたところ、ありましたガチャガチャの新作が。

フジツボのガチャガチャ

今度は何とフジツボですか。辰年にタツノオトシゴはともかく、こないだのウミウシ以上にマニアック。その内、牡蛎とかヒザラガイといった貝類なんかも出るかも。フィギュアのネタには地味すぎるけど…。

で、さっそく2個購入。出てきたのはこちら。
カメノテとチシマフジツボ
奥がカメノテ、白いアポロチョコ風のがチシマフジツボ(2個セット)

フジツボは種類によっては食用になるようですし、どうやらカメノテも美味しいらしいです。私はまだ食べたことがないけど。

それからこのフィギュアを監修した倉谷うららさん(↓)、何者かちょっと気になります。頭にかぶっているのは「フジツ帽」だそうな。

OLYMPUS OM-Dは水中ビデオにいいかも

OLYMPUS OM-D E-M5が発表されました。マイクロフォーサーズのミラーレス機ですが、このクラシカルな外観は確かに目を引きますね。

OLYMPUS OM-D

ビューファインダは電子式(144万画素)。タイムラグを最短0.03秒に押さえてあるということで、実機を触ることがあれば確かめてみたいところです。

例によって純正ハウジングも発売されます。前作にあったレンズポート周りのLEDはなくなりましたね。

OLYMPUS OM-Dの純正ハウジング

そして注目なのはミラーレスカメラには珍しくバッテリーホルダー「HLD-6」が用意されていること。

OLYMPUS OM-D+バッテリーホルダー

このカメラは本体に新方式の手ブレ補正を搭載していてフルHD動画(1920 x 1080)も撮れるので、バッテリーホルダー付きで収納できる水中ハウジングを作ってもらえば、ひたすら水中で動画を撮影できます。最近のデジイチのトレンドの一つが動画で、NauticamのNikon D7000向けハウジングもビデオ撮影対応製品(外部モニタにもHDMIケーブルで接続できる)にモデルチェンジしましたし。

水中動画撮影に最適なレンズはこれ(↓)かな?

Panasonic デジタルカメラオプション マイクロフォーサーズシステム用交換レンズ 魚眼レンズ H-F008

それにしてもOLYMPUS XZ-1の後継機はこのタイミングでは発売されないのでしょうか。もともとサイクル的に1年半持たせる予定だったとも聞きますが、そう遠くない内に出さないと他社製品とのかねあいでスペック的に周回遅れ感が強まってくると思うのですがね。

パラワンガイドの得意技

2003年、私が初めてパラオスポートを利用した際のトリップディレクター兼ガイドは巨漢のパラオ人でした。ちなみに彼は日本人女性と結婚して今は千葉に住んでいるらしいです。もともと日本語ぺらぺらでしたしね。北海道出身とうそぶいていたなぁ。

その彼の得意技がナポレオンフィッシュとのハグ。ブルーコーナーの棚上でダイバーに愛想を振りまいていた大きなオスのナポレオンフィッシュを腹合わせに抱きかかえる技です。かつて誰かがゆで卵で餌付けしたと聞きます。よほどその味が気に入ったのが馴染みの彼を見分けると魚の方からすり寄ってきていました。彼がBCのポッケやサーフパンツの裾などから卵を出すふりをするとナポレオンフィッシュの目が釘付けになるのですよね。卵持っていなくても。奴ら、嗅覚は発達していないのかな。

ブルーコーナーのナポレオンフィッシュ
ブルーコーナーのナポレオンフィッシュ 十分に育って額が張り出したブルーコーナーのナポレオンフィッシュ

後年、誰かがそのハグの様子を写真に撮って「サービスという名の虐待」だっけか、そんなタイトルでどこかのフォトコンに入選していましたが、私はそうは考えないのですよね。あれのどこが虐待なものかと。

それって、単なる野生動物との接触、たわむれです。自然界において、まったくもって触れられないものもいれば、割とたやすくさわれる種や個体もいます。もちろんいろんな理由で触れてはいけないものもいますが。でもこれはさかなクンが蛸を抱きかかえるのと大差ないと。あるいはダイバーがハリセンボンやコクテンフグを膨らますのと。

そのナポレオンフィッシュは1m超級まで育ったのですから、そもそも十分に警戒心を持った個体のはず。だいたい海ではサイズのある魚の方が人間の接近には神経質だったりしますし。ゆで卵欲しさかもしれないけど、毎回ハグされていたのだから、彼に心を許して寄って来ていたとも言えましょう。中には人になつく野生動物もいるわけで、虐待なんて言うのは観念的で想像が逞しすぎです。

でもまあナポレオンフィッシュは一応絶滅危惧種だし、誰かれともなく真似してはまずいんで、その意味では慎んだ方が良いかもしれません。

ちなみにナポレオンフィッシュがレッドリストに乗った理由はご多分に漏れず乱獲。種の存続に関して言えば、ダイバーの振る舞いよりも人間の食文化の方がよっぽど残酷なわけです。