SONYからも大型センサー搭載コンデジが登場

SONYがCyber-Shot DSC-RX100を発表しました。

DSC-RX100

F1.8と明るいレンズを搭載し、センサーは1インチ。Canon PowerShot G1Xの1.5インチに次ぐ大型ですね。それでいて本体重量はバッテリー込みで240gとPowerShot G1X(534g)の半分以下。小さな筐体にパワフルな機能をぎっしり詰め込んだ、いかにもSONYらしいカメラに仕上がっている印象です。

Wi-Fi機能は持たないもののEye-Fiカードには対応しているので、一応、撮ったそばからスマホに飛ばすことはできます。

GPSは省略されていますがスマホに付いているので構わない人もいるでしょう。

画角は3:2でも28mm~とまずます。光学ズームは3.6倍。陸o上用には物足りないものの水中用なら申し分ないレベルです。

残念ながら純正の水中ハウジングはありません。まあ、他者が出すでしょう。

ざっと見た感じ「小さいのに明るいレンズと大型センサー」が売りの直球勝負なカメラですね。

さて、このRX-100は特に水中撮影に向いているわけではないものの、基本性能は良さそうなので、手頃な水中ハウジングが出れば水中撮影用に使ってみると面白いかもしれません。マニュアルフォーカスがないのでマクロよりも主にワイドコンバージョンレンズを付けてのワイド写真や動画撮影に威力を発揮してくれるでしょう。

雪山海牛

「セツザンカイギュウ」ではなく「ユキヤマウミウシ」です。真栄田岬にて。

ユキヤマウミウシ(正面)

ユキヤマウミウシ(側面)

なるほど雪山に見立てたのはナイス。そしてたたずまいは伝統的な和菓子みたい。まあ、ウミウシを食べる人はいないと思うけど。

いや、かつて昭和天皇が研究のために食されたそうですね。一節にはお付きの人に「あんなに不味いものは他になかった…」と漏らされたとか。真偽は解りませんが。種類によっては毒もあるはずだし。

新しい生命

結局、6月2日(土)と3日(日)は台風3号の影響もさほどなく、波も小さくて普通に潜れました。土曜日の朝は晴れてたし、午後にバケツをひっくり返したようなスコールが降ったものの、それはダイビング終了後だったので。

というわけでこれからしばらく新作写真を小出しにしていこうと思います。

まずは一番の力作から。

卵の世話をするトウアカクマノミ
卵の世話をするトウアカクマノミ

ポイントは恩納村の山田ポイント。日本にいる6種類すべてのクマノミが見られるところですが、私は例によってカクレエビをリクエスト。なのでガイドが連れて行ってくれたハタゴイソギンチャクには確かにアカホシカクレエビやオドリカクレエビがわんさか。

でも私の目を引いたのはイソギンチャクの傍らに広がった一角。卵がびっしり産み付けられていて、親魚が盛んに世話をしていたのですよね。普段私は数十ミリ級の被写体をよく撮っているのですが、これこそがマクロ中のマクロ。一粒は1ミリもないんじゃないかと()。

※ トウアカクマノミの卵は米粒状で長さが2mm程度だそうです

そこでUCL-165M67を装着。実はこのクローズアップレンズを付けるとピントの合う範囲が一気に狭くなるため滅多に使わないのですが、卵は動き回らないので遂に出番です。

そうして撮った一枚の中央だけをトリミングするとこの通り。

卵のアップ
クローズアップレンズUCL-165を装着して撮影

おそらく一両日にもハッチアウトですね。残念ながら目の前で見ることはできませんでしたが。台風一過で駆けつけても、おそらくみんな巣立った後です。

Nikon D7000の拙い仕様を見つけてしまった

沖縄でのダイビング中にNikon D7000カメラを水中写真用に使う場合の拙い仕様を見つけてしまいました。いや、何もD7000に限った話ではないのかも。

この日の3ダイブ目の早々にカメラに挿したSDメモリカードの一枚が不調になり、以後は撮影とプレビュー表示ができなくなってしまいました。コノハガニやキンチャクガニなど私がぜひとも撮りたかった生きものがたくさんいたというのに…。

D7000にはSDメモリカードを二枚挿入できます。そのため私はカードスロット1に大容量のSDHCカード、カードスロット2にEye-Fiカードを入れて使っています。撮った際、RAWとJPEGの両方を作り、一枚16MBのRAWファイルをSDHCに、軽いJPEGファイルをEye-Fi振り分けて保存すると。こうしておけば水中ハウジングを開けることなく写真をiPadに転送できるので。でもそのEye-Fiカードがエラーを起こしたわけです。そしてD7000は片方でもカードがエラーになるとカメラとしてはお終いになるという仕様。

これが陸上ならエラーカードを取り出すだけで解決します。必ずカードを2枚挿さなければならないわけではないので。でも水中ではそれができません。

もちろんエラーを起こしたのはカメラ本体ではなくEye-Fiカードなわけですが、SDカードの故障なんてことは十分にありうる話。それに引きずられてカメラが撮影不能になるというのはいかがなものかと。

というわけでNikonには、カードスロットを複数持ったカメラなら、エラーのカードを見捨てて生き残っているカードのみを使って撮影・保存を続けるようにしたファームウェアをリリースしてくれるよう、要望を出してみるつもりです。

どうにか取り戻さなきゃ

去年からダイビングでの失敗が多々。マクタンでウエットスーツのおケツが破れ、コタキナバルではiPhone 4Sを無くし、またマクタンでストロボ一機を水没させ、先日は飛行機に乗り損なうという痛恨のミス…。

内、ウエットスーツは寿命とも考えられるものの、他は不注意の産物。金額にすると計10万円ぐらいの損失です。

対してラッキーだったことといえば、フォトコンの抽選会でビデオライト(当日は6万円以上してた)が当たり、仲間に5万円で売れたことと、5円の那覇行き航空券が買えたことぐらい。

ならば現状は差し引き3万円のマイナスってとこでしょうか。もし台風でエアアジアが飛ばなかったらもっと膨らむ可能性もあるけど、そんときはそんとき。

さしあたりこの3万円を取り返したいところです。それも労働の対価としてではなく。ならばギャンブル?FX?株は散々な感じだしなぁ。

というか負けを取り戻そうとする投資行動はたいていうまくいかず損失を拡大するのがお決まりのコース。どうしてもハイリスク・ハイリターンを狙いがちになるので。もし賭けに勝って損失を取り戻せても、その幸運を拠り所にでもうひと勝負したくなるし…。

うん、もっと賢くいかないとダメですね。働かずにとなると、思いつくのはこのBlogくらいか。アフィリエイトで3万円となると感覚的には15万ページビューぐらいでしょうか。

せっせと商品のレビューを書いて広告主の売り上げに貢献すると。ほんでもってリピーターを増やすべく有益だったり面白い文を書くと。いい仕事しないとな。