海の中で「美味しそう」

ダイビング業界の重鎮だった舘石昭さんが亡くなられました。享年82。彼がスキューバダイビングの楽しみを「獲る」から「撮る」に替えたことで今日の楽しい業界があります。ご冥福をお祈りします。

さて、その舘石さんが創刊した月刊マリンダイビング誌のWebサイトMarin Webに「続・まだまだびっくり!外国人ダイバー」というページが載りました。本誌に載せきれなかった分のようです。

私が気に入ったのはイタリア人ダイバーのエピソード。水中でイソマグロなどを見て人さし指で自分のえくぼを指すという件。ほっぺをグリグリやる「buono!(ブォーノ)」のサインですね。日本語訳だと「上等」でしょうか。イソマグロはプリっとした見た目とは裏腹にあんまり美味しくない魚だとも聞きますが…。

私だとbuonoは伊勢エビやハタの類いでしょうかね。キビナゴやシャコも捨てがたいなぁ。

ゴシキエビ
ブォーノなゴシキエビ
イセエビ
ブォーノなイセエビ

憧れのパプアニューギニア

私にも憧れの外国、地域がいくつかあります。例えばインドネシアのレンベ(ゴミ溜めみたいな海に希少生物がわんさかいるらしい)。それにフィジー(伝説の食材「バロロ」を食べてみたい)、そしてパプアニューギニアです。

以前、オーストラリアから帰国する際に飛行機からパプアニューギニアを眼下に見て、深緑の大きな島に魅せられました。加えて、聞くところでは海の中の生物相も非常に充実しているのだとか。

さて、来る9/19(水)〜21(金)にかけて、東京の虎ノ門にてパプアニューギニアのセミナー&勉強会が開催されるとのこと。

向暑の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 この度、パプアニューギニア政府観光局とニューギニア航空は、来る9月19日(水曜日)から3日間連続で 「パプアニューギニアイベント – “This is PNG”」と題しまして、 エージェント様、メディア様、また一般の方がご参加頂けますセミナー&勉強会の機会を設ける運びとなりました。 この機会にパプアニューギニアの魅力を3日間のイベントを通して見つけて頂ければ本当に幸いです。

だそうです。

三日間のうち19日(水曜日)19時〜21時がダイビングイベント(20日はハイランド地方&セピック川のイベント、21日がサーフィンイベント)。ゲストゲストスピーカーにプロカメラマンの 中村卓哉さんと鎌田多津丸さんも登場するとのこと。

無料だし、面白そうなのでとりあえず申し込んでみました。

9月の海はリロアン

再来週、またリロアン(セブ島南端の方の)に行くことにしました。

今回はメンバーの都合で土曜日出発の4日間。ならば行かれる海外はグアム、サイパン、フィリピン、バリに限られ、行きやすさと水中の楽しさ重視でフィリピンに決定。

地方としてはアニラオ、レイテ、マクタン、リロアンが候補となり、私が最後の一票を投じる形でリロアンに決着。なにしろ先々月、怪我してまったく潜れなかったのが心残りだったので。先日、そのときの傷害保険も下りたし。

それにレイテには来年行く予定。マクタンにはいつでも一人でふらっと行かれるけど、リロアンだと一人部屋追加料金が高くなるので連れがいる時に行っておこうと。

かの地では、私はまだ撮ったことがないコガラシエビ(前回のメンバーが見てた)をリクエストしようと思っています。

TANDUAY RHAM(タンドゥーアイ・ラム)
リロアン・マリンビレッジにはTANDUAY RHUM DARK、 通称「体に悪いラム」(40°)が常備されています

先日、フィリピンのルソン島の東海上で大きめの地震があり、ビコール島やレイテ島ではいくぶん被害も出たようですが、まあ地震の心配はなかろうと。それよりも時期的に気になるのが台風。セブ島は内海だけど、波とうねり、濁りは入るので。

それとストライキ。昨年のその時期はマニラ空港でストライキが起きて、フィリピン航空の国内線がことごとく運休したのですよね。私の知り合いもボホールで無駄に1日延泊させられてました。あれが年次のことでなければいいのだけど。

いや、運休を早々と決めてくれるなら私個人は何日か延泊になってもいいな。というか、そうなってほしい…。