iPhone 5用の変換アダプタが出荷された

以前のiPhoneやiPad用の30ピンUSBケーブルをiPhone 5で使えるようにするためのLightning – 30ピンアダプタの出荷が始まったようです。今日会社で注文したものが届きました。

でも、このアダプタの有用性は微妙ですよね。なぜなら、アダプタを使うためには別途30ピンUSBケーブルが必要になるので。

例えば旅行先にiPadとiPhone 5を持って行くような場合、iPad用の電源アダプタの他に30ピンUSBケーブル1本とこのアダプタがあれば万全です。ケーブルは手持ちのものが使えますし、最近ではコンビニや100均でも手に入ります。

でも、iPhone 5しか持って行かないのであれば電源アダプタとLightning – USBケーブルだけで事足ります。だったらアダプタではなくLightning – USBケーブルを買った方が良いのではないかと。ケーブルは変換アダプタよりも安いし。

いや、iPadとiPhone 5の両方を充電したいとしても、30ピンUSBケーブルとLightning – USBケーブルの2本持したところで大してかさ張りません。

また、モバイルバッテリーの類いにはUSB出力端子がついているものも多く、これを使う場合はアダプタだけでは事足りず、やはりケーブルも携行する必要があります。

ならばこのアダプタを必要とするのは、30ピンケーブルが直付けされた周辺機器を使い続けたい人ぐらいではないでしょうか。

というわけで、私もいったんはLightning – 30ピンアダプタを予約したもののキャンセルしました。その内、ケーブルの方を買おうと思います。

いじけるウミウシ

ミゾレウミウシはセブ方面の海ではかなりポピュラーな種類です。

ミゾレウミウシ
このときはなぜか丸くちぢこまっていました

マブールにもたくさんいますね。

ミゾレウミウシ
こちらは去年マブールで撮った人面ミゾレウミウシ(岡本太郎作風)

パラオかぁ…

仲間から来年2月にパラオに行かないかと誘ってもらいました。確かに2月は昔からパラオのベストシーズンとされていましたよね。今もそうかは知らないけど。一昨年の2月に行ったときはブルーコーナーやニュードロップオフが激流過ぎてサメ類すらまばらという大外れだったよなぁ…。

行くなら祝日の2/11(月)を有効に使いたいところですが、困ったことに2/10(日)~12(火)が旧正月なので台湾や中国からの旅行客でごった返すのではないかと。私とて彼ら彼女らに悪感情はないけど(※)、その前後は目ぼしいホテルを軒並み押さえられてしまうのでしょうね。

※ 尖閣の問題は石原都知事の「要らんことしい」と野田総理以下、政府の大失態にほかならないです。

JALのチャーター便で行くとすると2/7(木)~11(月)はその期間にあたるので、2/15(金)~19(火)の方が無難でしょうか。どちらのツアーも競争率は高そうです。4ヶ月も先だけど早めに申し込まないと厳しそう。とはいえデルタの機内食は飛びっきり不味いし、ユナイテッド(旧コンチネンタル。グアム経由)や大韓航空(仁川経由)では時間のロスが多くて。

それにパラオの海って個人的にはつまんないのですよね、どうにも大味で。今の私は完全なマクロ派なので中層の生き物にはさほど、地形に関してはまったく関心がありません。パラオにも魅力的なマクロ生物はわんさかいるものの、ハイシーズンだと私だけマクロダイブってわけにもいかないし。これがシパダン・マブール方面ならワイドダイブとマクロダイブをほぼ半々にもできるのですが…。

パラオのマンタ
マンタは久しぶりだと興奮するけど、次第に飽きるのですよね。あんまり近寄れないし…

加えて、もはやブルーコーナーも昔ほど賑やかではなくなった印象があります。10年前はまだ棚上は果てしない水族館に潜ったかのような魚影の濃さだったのですが…。

おそらく元凶はカレントフックの発明ですね。かつてブルーコーナーは中級者以上のポイントと言われていたものの、いまやCカード取り立てのビギナーでも行かれるそうだし。登山ルートの開発みたいなもので初心者でもOKのダイビングプランが確立されたことで誰でも潜りやすくなったのでしょうが、反面カレントフックが棚のフチの岩や珊瑚を削るものだから生物相が悪い方に変わってしまって。とは言えシパダンのような入域制限はパラオではできなさそうだし…。

私の父にパラオ人の友人がいたこともあり、かつてパラオは私にとっても憧れの地だったけど、今では特に魅かれる海ではなくなってしまいました。まあ、大物好きの人やそれこそビギナーかパラオ暦が浅い人ならけっこう楽しめるかもしれませんが。海の劣化といえば沖縄もそうだし。

てなわけで、もし大人数でわいわいやるのが旅の目的なら行ってもいいけど、少人数でってことなら今回はパスさせてもらおうかな。それだったら一人ででもマクロダイブ前提のフィリピンに出向いた方がいいので。

パラオのゴマモンガラ
シュノーケリングポイントは楽しいです。 それまでできなかったジャックナイフを急きょ練習してスキンダイブで撮ったゴマモンガラ

白タイツ

イロブダイの幼魚、1cmぐらいの個体でした。残念ながらこちらを向いてくれず。

イロブダイの幼魚2

イロブダイの幼魚1

この通り、幼魚はオレンジの顔に真っ白な全身タイツのような姿ですが、次第にくすんだ色が出始め、さほど可愛くなくなります。

イロブダイの幼魚(成長期)
以前、別のところで撮った数cmの個体。背びれの斑紋が出現し、所々に色が付き始めてます