ワンストップ校正
修正前と後のPDFを比較して見つけた差分箇所に注釈コメントを付けて「再修正用DTP原稿PDF」または「品質証明PDF(校正提出用)」を書き出せます。
つまり、一連の校正作業がXOR上で完結します(※)。詳しくはこちらの動画をご確認ください。
※ DTP原稿がPDFの場合、表示のために別途AcrobatなどのPDFビューワが必要です。
品質証明PDFとは…
「品質証明PDF」とは、クライアントへの校正提出の際に「修正を依頼された箇所以外どこも変更していない」と証明するPDFです。
校正提出時にこのPDFが添付されていればクライアントはすべての変更箇所を把握して、修正漏れや無用な変更がないかを容易に確認できます。

品質証明のPDFをAcrobatで表示した例。
個々の修正箇所に対する注釈はXOR上で書き込めます
動作環境
XORのインストールと実行にはmacOS High Sierra以降が必要です。
最新のmacOS Tahoeでも、もちろん問題なく動作します。
macOS Tahoe
macOS Sequoia
macOS Sonoma
macOS Ventura
macOS Monterey
macOS Big Sur
macOS Catalina
macOS Mojave
macOS High Sierra
また、IntelプロセッサとAppleシリコン、どちらを搭載したMacでも動作します。
使いかた
PDFを選択する
XORを起動するとPDF選択ダイアログが表示されます。

左右の[開く…]ボタンを押して比較したいPDFファイルを一つずつ選択してください。デスクトップからPDFをダイアログの濃いグレー内にドラッグ&ドロップする方法も有効です。
必ず修正後のPDFを右側に指定してください。この並び順は再修正用のDTP原稿を書き出す際に重要です。
PDFを選択すると1ページ目のサムネイルとファイル情報が表示されます。

[OK]ボタンを押してください。ドキュメントウインドウが現れ、二つのPDFが左右に並んで表示されます。この状態を「ふたご表示」と呼びます。

ふたご表示
PDFを比較する
ふたご表示 → 透かし表示
スペースキーを押すと両方のPDFを重ねて合成します。赤や青が差分箇所、グレーが変更されていない箇所です。この状態を「透かし表示」と呼びます。

透かし表示
透かし表示 → サーモ表示
左右の[開く…]ボタンを押して比較したいPDFファイルを一つずつ選択してください。デスクトップからPDFをダイアログの濃いグレー内にドラッグ&ドロップする方法も有効です。

サーモ表示
サーモ表示 → アオリ表示
再度スペースキーを押すと両方のPDFページを交互に表示します。瞬いて見える箇所が差分です。この状態を「アオリ表示」と呼びます。

アオリ表示
アオリ表示 → ふたご表示
さらにスペースキーを押すとPDFページを左右に並べた「ふたご表示」に戻ります。

ふたご表示
変更がないページを見極める
変更がなかったページとサムネイルには「Unchanged」というラベルが表示されているので、DTP原稿とXOR上の各ページを突き合わせてください。

すべてのページに変更がなかった場合の表示状態
DTP原稿に修正指示があるページがXOR上で「Unchanged」と表示されていれば修正もれです。
DTP原稿に修正指示がないページがXOR上で「Unchanged」と表示されていなければ無用な変更です。
見つけた差分箇所にマーキングする
透かし表示、サーモ表示、アオリ表示では、見つけた差分箇所を赤い線で囲んでマーキングできます。

透かし表示でマーキング
差分箇所をマーキングするには、透かし表示、サーモ表示、アオリ表示のいずれかで以下の操作を行なってください。
- 変更箇所の左上から右下までドラッグ
選択範囲内を右クリックメニューから「囲みを作成」を選択
見つかったすべての差分箇所をマーキングしてください。マーキングの漏れは校正の精度を低下させます。
校正する
ふたご表示では、透かし表示、サーモ表示、アオリ表示でマーキングした赤い線に対して注釈コメントを書けます。
注釈ダイアログを表示させる
マーキングした赤い線をクリックすると背景が薄い赤の注釈ダイアログが表示されます。

校正の結果、再修正が必要な場合
該当箇所に再修正が必要な場合は修正指示を入力カーソルがある3行目から記入してください。

修正指示を記入して注釈ダイアログを閉じると、囲みが赤い二重線(修正指示記入済み)に変わります。

校正の結果がOKの場合
校正の結果がOKなら注釈ダイアログの緑ボタンをクリックしてください。

注釈ダイアログが自動的に閉じられ、囲みが緑の二重線に変わります。

つまり、校正結果の記入がワンクリックだけで完結します。実際のところ変更箇所の大半が校正結果OKなので作業が早くなります。
なお、緑の二重線の囲みをクリックして注釈ダイアログを表示させると緑の付箋紙のような注釈ダイアログが表示され、注釈コメントが「✔︎ OK」になっています。

校正の結果、OKかどうか判断がつかない場合
校正の結果、稀にOKともNGとも判断がつかず、DTPオペレータへの確認が必要なことがあるでしょう。その場合は黄色ボタンをクリックしてください。

注釈ダイアログが黄色い付箋紙のように変化します。

確認事項を3行目から記入して注釈ダイアログを閉じると囲みが黄色の二重線(確認事項記入済み)に変わります。

クライアントに申し送りする場合
制作が完了し、出来上がったPDFをクライアントに提出する際、何か申し送りしたいこともあるでしょう。
その場合も囲みを黄色にし、注釈ダイアログに申し送り内容を書くことをお勧めします。

注釈の内容は他者にもわかりやすいように記入してください。この注釈が再修正用のDTP原稿における修正指示、またはクライアントに提出する変更箇所一覧PDFにおける申告事項になります。
校正結果を記入する際、絵文字の使用は控えたほうがいいでしょう。
Windows版のAcrobatでは絵文字が含まれている注釈コメントをうまく表示できません。(2025年9月現在)
注釈カウンタ
ウインドウの右上には3色の注釈カウンタが表示されており、マーキングの囲みをつけたり注釈を記入するたびに数字が変わります(初期値は「- / -」)。

カウンタの意味は以下の通りです。

注釈の書き込みが完了した場合
すべての囲みに対して注釈が書き込まれた場合、カウンタの背景が塗りつぶされ、数字が白文字になります。

つまり、囲みをつけたものの校正結果の判定や注釈コメントが未完了な差分箇所が残っているかが一目で把握できます。
再修正用DTP原稿を書き出す
校正で再修正が必要な箇所が見つかったら再修正用DTP原稿のPDFを書き出しましょう。
フィルメニューの「書き出す」>「右側のPDFを書き出す…」を実行してください。
書き出されたPDFをAcrobatで開くとこのようになっています。

XOR上で記入した注釈は書き出したPDFに注釈として引き継がれています。
修正箇所一覧を書き出す
校正で再修正が必要な箇所が見つからなければ制作完了です。修正箇所一覧のPDFを書き出しましょう。
このPDFを完成版PDFとともにクライアントに提出すれば、先方において修正指示が適切に修正されているかの確認が楽になります。
フィルメニューの「書き出す」>「右側のPDFを書き出す…」を実行してください。
書き出されたPDFをAcrobatで開くとこのようになっています。

XOR上で記入した注釈は書き出したPDFに注釈として引き継がれています。
サブスクリプション
初回利用の場合、30日間は試用期間です。それ以降もお使いになる場合はサブスクリプションの手続きが必要です。
試用の開始
XORを初めて起動するとダイアログが表示されます。

「30日間お試し版」をクリックすると試用を開始できます。
サブスクリプションの開始
30日間のお試し期間が終了した後にXORを起動するとダイアログが表示されます。

「月間サブスクリプション 」ボタンをクリックしてサブスクリプションを契約してください。
サブスクリプションの解約
[ヘルプ]メニュー下の[サブスクリプション…]を選ぶとダイアログが表示されます。
[サブスクリプションの管理…]ボタンをクリックするとiTunes(Musicアプリ)に移動し、契約中のアプリ一覧が表示されます。

XORをクリックすると次の画面に移動します。

[サブスクリプションをキャンセル]をクリックして解約の手続きを行ってください。
サブスクリプション更新日時の確認
[ヘルプ]メニュー下の[サブスクリプション…]を選ぶとダイアログが表示され、サブスクリプションの更新日時を確認できます。
なお、サブスクリプションの解約は更新日時の24時間前までに完了してください。
FAQ
価格、サブスクリプション、お支払いについて
価格は?
月額2,000円(※)のサブスクリプション(会費制)です。
契約は毎月自動的に更新されますが、不要になったらいつでも解約できます。
※ 日本以外のストアにおける価格は為替によって変わります。
試用版はありますか?
初回利用の場合、最初の1ヶ月間は試用期間です。
サブスクリプションの利点は何ですか?
- 初期コストが比較的安価です。
- 不要になれば契約をキャンセルできます。そのため企業や団体はスタッフが増減した時のコストを柔軟に管理できます。
- 新しいバージョンへのアップグレード代金が発生しません。
サブスクリプションのボタンがMac App Store上に見当たらないのですが…
サブスクリプションの開始手続きはアプリ内で行っていただきます。詳しくは下記をご参照ください。
サブスクリプションの解約はいつまでにすればいいですか?
解約の手続きはサブスクリプション終了日の24時間前までに行ってください。
サブスクリプション終了日の確認方法については下記をご参照ください。
サブスクリプションの解約方法については下記をご参照ください。
企業や団体で制作スタッフの人数分をまとめて契約できますか?
はい。Apple Business Managerを利用すれば組織はアプリを一括購入して、複数のデバイスやユーザに割り当てることができます。
詳しくは下記をご参照ください。
🔗 Apple Business Managerでコンテンツを購入する方法
Apple Business Managerを使うためには組織のD-U-N-S番号を登録したり、管理者を登録する必要があるなど少々手間です。
もっと簡単な方法が良ければXORをお使いになるスタッフ全員に月額2,000円を「アプリ代金」として支給し、個々でサブスクリプションを契約してもらってはいかがでしょうか?
サブスクリプションの月額が高いと思うのですが…
XORは制作物の些細なミスも許されないプロフェッショナル用のアプリです。一般向けの展開が難しく、あまり多くの契約数が見込めないため、このような価格を設定しました。
また、優先度の都合から現バージョンには搭載できなかった機能のアイディアがたくさんあるので、それらを早く実現するための投資分が含まれているとご理解いただければ幸いです。
「1ヶ月に20日働くとして1日あたりコンビニエンストアのコーヒー1杯分でプロ用アプリが使える」と考えれば負担感も減るのではないでしょうか。
また、「XORを導入した場合に毎月どれぐらいの時短、コストカットが見込めるか?」という観点で捉えれば、フルタイムワーカーなら軽くペイする額ではないでしょうか。
パッケージ版はありますか?
いいえ。
一括払いで購入できますか?
いいえ。サブスクリプションのみです。
Mac App Store以外で購入できますか?
いいえ。
機能、スペックについて
対応OSは?
以下のバージョンです。
macOS Tahoe
macOS Sequoia
macOS Sonoma
macOS Ventura
macOS Monterey
macOS Big Sur
macOS Catalina
macOS Mojave
macOS High Sierra
M1やM2といったAppleシリコン搭載のMacでも使えますか?
はい。
どれくらいの性能のMacが必要ですか?
XORはとても軽いアプリなのでエントリーレベルのMacでOKです。ただしページ数が多いPDFを比較する場合は動作は遅くなります。
Windows版はありますか?
はい。ただし開発上の理由からWindows版にはワンストップ校正の機能がまだありません。Mac版と同じ機能を搭載したXOR for Windowsは追ってリリース予定です。
XOR for Windowsについては下記をご参照ください。
グレースケールPDFを比較できますか?
はい。
RGBのカラーPDFを比較できますか?
はい。
CMYKのカラーPDFを比較できますか?
はい。
特色のカラーPDFを比較できますか?
いいえ。できるかもしれませんが保証外です。
PDF以外も比較できますか?
いいえ。画像を比較したいときはPDF化してください。
新旧のPDFをサーバーに送信しますか?
いいえ。XORはMac上で比較作業を完結します。比較に使うPDFをサーバーに送信する機能はありません。
XORで比較する際、PDFのテキストが元のアプリの表示状態と違うのですが…
PDFにフォントデータが埋め込まれていない可能性があります。例えばアプリがWordなら下記をご参照の上、PDF書き出しの設定をしてください。
「どこが」だけでなく「どのように変わったか?」も知らせてくれますか?
いいえ。
例えば、古いPDFと新しいPDFを解析して比較するソフトウェアロジックは実現可能です。でもそれは両方のPDFで要素の数と順序が保たれていれば有効ですが、修正の際に何かが移動されたり新しい要素が挿入されると突き合わせが上手くいかずに不正確な比較結果を報告するかもしれません。
また、どこがどう変わったかが正確に報告された場合でも、それが意図した通りに修正されているかは人間が検証する必要があります。これはAIテクノロジーが人間並みに発達するまでは変わらないでしょう。
従って、XORは「どこが変わったか」だけを判別します。
私が欲しい機能がまだ搭載されていません。アップグレードの予定はありますか?
はい。今回は実装を見送った機能のアイディアがたくさんあります。
ただし、アップグレードの時期はこのアプリの収益次第です。皆さんがXORを同僚や同業者に勧めていただけたら、その日が早く来るかもしれません。
その他
「XOR」はどのように読みますか?
「エックス・オー・アール」です。
「XOR」という名前の由来は?
「eXclusive OR(排他的論理和)」です。
ページを重ねて差異を見つける様子を排他的論理和に準えました。
FROGFISHとは何ですか?
スキューバダイビングではとても人気のある魚の名前です。日本ではカエルアンコウと呼ばれています。
カエルアンコウの仲間は約50種類が発見されており、中には自前の釣竿と疑似餌を使って魚釣りをする種類もいます。
プライバシー
XORはオフラインで動作するアプリケーションです。サブスクリプションの手続きに必要な情報を除いて、個人情報や比較に用いたPDFなどのデータ類を収集・送信することはありません。
このWebサイトの入力フォームからお問い合わせいただいた際の個人データはユーザーサポートにのみ使用いたします。
利用規約
最終更新日:2019年3月31日
この文書は、 FROGFISH.JPが提供するアプリケーション「XOR」の利用規約です。XORを使用する前に以下の規約をよくお読みください。
お客様が規約の一部に同意しない場合、本アプリを利用することはできません。本アプリを使用することにより、お客様は本規約に同意したことといたします。
サブスクリプション
XORはサブスクリプション契約のもとで提供されます。サブスクリプション費用は月2,000円または現地通貨による同等額です。サブスクリプション費用は毎月、期限の24時間以内にお客様のiTunesアカウントに請求されます。お客様が契約期限の24時間前までにサブスクリプションの自動更新をオフにしない限り、契約は毎月自動的に更新されます。解約の手続き後も契約期限まではXORをお使いいただけます。お客様が有効な購読期間中に現在の契約をキャンセルすることはできません。
試用
XORを初めてお使いになる場合、30日間無料でXORをご使用いただけます。試用期間終了後のご利用にはサブスクリプションの契約が必要です。お客様が試用期間内に月間サブスクリプションを契約した場合、残りの試用期間は失効します。
料金の変更
FROGFISH.JPは、独自の裁量により、いつでもサブスクリプション料金を変更することができます。新しい料金は次回の更新時から適用されます。
払い戻し
法律で義務付けられている場合を除き、有料の購読料は返金不可です。


