HOUSE OF THE DRAGONはギブアップ

HOUSE OF THE DRAGON(ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)、9月19日に公開された第五話『われらは道を照らす』を見終わった時は「いよいよ面白くなってきそう」と思ったものの9月26日公開の第六話『王女と王妃』を見て思い直しました。「もう、いいや」と。

以下、ネタバレを含みます。

HOUSE OF THE DRAGON

第五話のラストでヴィセーリス王が思わせぶりに倒れたものだから、いよいよ彼が死去して熾烈な跡目争いが勃発するのかと思いきや、第六話はその10年後。ヴィセーリス王は老いたものの健在でさらに男児を一人もうけてるし、レイニラ王女も三兄弟の母に。ただし同性愛者の夫ではなくキングスガードとの間の。ちなみに今回よりレイニラ役がミリー・オールコックからエマ・ダーシーにバトンタッチしています。

で、何やかんやあってレイニラ王女は銀髪ではない息子達と夫らを連れて、キングスランディングからドラゴンストーンにお引っ越し。

もう一人のキーマンであるデイモンはペントスに来賓として滞在して、ドラゴン目当ての軍事同盟の提案を受けています。ただし、ドラゴン乗りでもあった妻は第二子の出産トラブルにより死期を悟ったのか、その身をドラゴンに焼かせます。

王都では、何かと優柔不断なヴィセーリス王に代わり王妃が力を振るうようになっています。何しろ後継候補の男児を二人設けたので。ただし長男の方がいかにもダメ息子っぽいけど。

ともかくこれで跡目争いが3陣営にはっきり分かれた格好だけど、ここでギブアップ。もう毎週見続ける意欲がなくなりました。何しろゲースロのようにキャラが立った登場人物は出てこないし、話も王家の醜聞のみで面白味が欠けていてちっとも盛り上がらないし。

まあ、ターガリエン家の面々の節操のなさや封建的な男女不平等ぶりはしつこいぐらいに描かれているけど、見たいのはそれじゃないのですよね。本作は「各国の批評家から高い評価を受けている」らしいけどホントかよ。

というわけでU-NEXTは今月いっぱいで解約しようかと。数ヶ月後、あるいは何年後かに気が向いたらまた加入してHOUSE OF THE DRAGONの続きもまとめて見ればいいかと。