参院選の投票先に悩む

投票日が一週間後に迫った参院選の投票先に迷っています。神奈川選挙区には22人が立候補しているけど、進んで投票したい政党や人はいないなあと。

参院選2022神奈川選挙区
参院選2022神奈川選挙区の選挙ポスター

ちなみに私が望む政治は「進歩的な保守」です。何だか言葉が矛盾している気もするけど、要するに「中道でありつつ時代に沿った変革は進めよう」という。

例えばこんな感じ。

  • 選択的夫婦別性に賛成
  • 同性婚に賛成
  • 憲法改正に賛成
  • 防衛力強化に賛成
  • 外国人の権利については是々非々

その意味で、まず明らかな左の政党が外れます。立民、共産、社民、れいわ(神奈川には出てないけど)あたりですね。

また、変化を求めるため与党の自民と公明もなしです。

幸福実現党にもアレルギーを感じます。政策は知らないけど、基本的に信者のための政党ですよね。

もちろんイロモノで政治姿勢が迷走気味のN党に入れる気もなし。今回、4人も出てるなぁ。

そして右側にもシンパシーを感じるわけではありません。今年はウクライナ戦争のせいか、右の新興政党が多く見られます。第一、くにもり、そして参政。危機感を訴えて議席を取る絶好のチャンスと思ったのでしょう。

内、日本第一党と新党くにもりはいかにも泡沫政党っぽいし、いくぶん形が整っている参政党にしても武田邦彦氏が顔役をやっている点でパス。常々詭弁を弄するテレビタレント学者の彼は信用できません。おまけに神奈川の候補者は財政再建重視らしいし話にならんです。

ならば消去法で残っているのは維新と国民ぐらいか。どちらも信頼はしてないけど、よりマシなところに入れるしかないですよね。

願わくば「派遣労働者向けの最低賃金を設けて所得水準を底上げする」といった具体的な経済政策を掲げる政党が現れて欲しかったのだけど。何しろ派遣労働者が低賃金労働なために正社員の賃金も上がらなくなったのが、日本経済のここ20年の無成長の大きな原因だから。