モバイルPASMOは便利だけど不便

先週、PASMOのiPhoneアプリがリリースされたので、さっそくダウンロードしてプラスチックのカードから移行。手順はとても簡単ですね。

Apple PayのPASMO、はじまる。

駅の改札で実際に使ってみると、無事通れるのは当然として、出るときに引かれた金額もすぐさま反映されますね。これは便利です。改札機の残高表示は見逃すことも多いので。

ただし、不可解な点も発見。Apple Payから1,000円チャージしたところ、残高の781円が1,781円にはならず、781円のとは別に新たに1,000円のPASMOがアプリ内に追加されました。

チャージ前はこのPASMOだけだったのに…

モバイルPASMO(残高721円)

チャージ後はこちらのPASMOが追加されました。もちろん二つのPASMOはID番号も違います。

モバイルPASMO(残高1,000円)

画面タイトルも「PASMO一覧」とあるし、一つのiPhoneで複数のPASMOを持てる仕様らしいのだけど、どう使い分けて良いのかよく解りません。

ひょっとして支払う際に781円の方がマイナスになったら1,000円の方に引き継がれて差額を払えるのかと思ったものの、残高不足エラーにました。

ならば、PASMOアプリ内で表示中の方が有効なのかと思い、アプリで2枚目のPASMOを表示して改札で試したけど、やはり表示されていない最初のPASMOの方が使われました。よって残高不足エラーで改札を出られず…。

しかたなくトレータイプの券売機を使って現金でチャージしました。

今のところ1,000円の方のPASMOはどうやれば使えるのか不明です。サポートに問い合わせても、こんな感じだし。

モバイルPASMOのサポートチャット画面
botが返答するだけなので、模範解答にない問題の解決方法は答えてもらえません。

追記:

どうやらPAMOアプリではなくWalletアプリで二枚目のPASMOをアプリ内で前面表示しておけば使えました。

iPhone WalletアプリのPASMO

ただし、電車利用の場合は入場時に使ったPASMOでないと清算もできないようです。考えてみれば当然ですね。

なお、なぜ1枚目にチャージできず2枚目が作成されたかはまだ解りません。