欲しがりません。勝つまでは

緊急事態宣言後の様子が気になってコナミスポーツ新百合ヶ丘の前を通ったら、このような看板が出ていました。

4/7 コナミスポーツ新百合ヶ丘 臨時休館のご案内 予想通り4月の営業は一週間で終わってしました…

私は3月いっぱいでコナミスポーツを退会したのだけど、実は3月の最後の一週間は九州に帰省してたので最後の利用は3/23日。それから半月が経過。そろそろ禁断症状が出始めています。何しろエグザス多摩センター店の頃から通算で四半世紀以上も通っていたわけだから。自宅でも軽い運動はできるけど、つまらないのですよね。

振り返ってみるとダイビングスクールが潰れてからのコナミでは話す人が限られていたものの、それでも見知った集団の中にいれば自身がコミュニティの一員であることは実感できました。サウナと大浴場は自宅では味わえないし。

まあ、行きたくても営業していないのだから今は耐えるしかないのだけど。忸怩たる思いなのは運営側もそうだろうし。ロックダウン中の他国に比べればはるかにマシなのだから、必要な心構えは「欲しがりません。勝つまでは(ウイルスに)」ってところかと。

でも、ホリエモンがまた鋭い指摘をしていますね。「緊急事態宣言が終わったら大丈夫とか思ってるやつは脳内お花畑で、致死率を画期的に下げられる治療法確立かワクチンの治験が成功して認可されるまでダラダラと続くわけよこれ」と。同意。そうやって休館が長引くなら私の再入会への意欲も失せるかも…。

ちなみに私が店舗の前を通りかかった際、70代ぐらいの男性客がコナミのスタッフに食い下がって説明を求めていました。ついつい「営業したら、あんたらが一番危険なんだよ!」と言いたくなったけど野暮なのでやめときました。誰がが抗議したところでこの決断が覆るわけじゃないし。

ダイビング代金前払い

東京における1日の新型コロナウイルス感染者数が遂に100人を超えました。厳しい局面です。医療崩壊を防ぐべく、この先、無症状者や軽症者は入院ではなく隔離処置になるようだけど、医療関係者や人工呼吸器等は急には充足できないのだし。

私自身はもしこれで死んでも天命だと思うのだけど、人一倍丈夫な私が無用心で感染して逼迫する医療リソースを使わせたりウイルスを媒介してしまうのは嫌なので、やはり無用な外出は控えます。

ただし、深刻なのが飲食店などの産業。この状態が続けばそうそう長くは持ち堪えられない店も多いので「先払い」が話題になっていますよね。良いアイディアです。

そしてこれ、私も以前に考えていました。

ダイビングサービスの錬金術』

苦境下では主にリピーターからの支援金を兼ねた利用料金先払いで食いつないでもらうのが良かろうと。客側も信頼する馴染みのお店に潰れられては困るから。

今、私が好きなフィリピンやインドネシアのダイビングサービスのすべてが営業を停止しているはず。国際線もまともに飛ばないし、入国後二週間の隔離を覚悟でレジャー渡航する人はいませんよね。いや、そもそもどの国もロックダウン中だし。でも、その間も店舗の賃料などの固定費がかかるなら、いつまでも耐えられませんよね。国内のサービスだって場合によっては同様の憂き目に遭います。そこで前払いが有効なわけです。

水中カメラマンのイラスト

ただし、新型コロナウイルスの拡散がいつごろ収まり、移動の制限が解除されるかは誰にも解りません。下手するとスキューバダイビング業界全体が一旦は壊滅のようになるかも…。

コナミスポーツ辞めました

コナミスポーツ新百合ヶ丘は、しばらく休止していたプールとスタジオのプログラムを4月から再開しました。

コナミスポーツからのお知らせ
4/3(金)19時ごろ外から覗いてみたら、運動していた会員はごく少数でしたね

まあ、妥当な判断かな。新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮い、日本でも感染者数が着々と増えてはいるものの無症状者や軽症者も多く、国内の死者数は今のところ二桁止まり。インフルエンザで毎年3,000人も亡くなっていることを踏まえれば、まだ比較的軽微です。

ただし、ひとたび会員やスタッフから感染者が出ようものなら全館閉鎖となることでしょう。他店舗の事例であってもそうなるかもしれません。このウイルスには未知の部分が多い上に、重症の場合は進行が早いとも言われ、弱年者の死亡例もちらほら聞かれ始めたので。

そしてそれは時間の問題のような気がします。何となく4月を無事乗り切れないんじゃないかとも。何しろ東京では1日の新規感染者数が3桁に迫る勢いだし、神奈川県の新百合ヶ丘近郊から都内に通勤している人も相当数いるはずだから。その上、スポーツクラブはクラスター発生の要注意スポット。何しろ運動中は誰一人マスクをしない上に息が上がれば飛沫が飛び散りやすく、大勢が代わる代わるトレーニング器具やロッカーなどを触り、汗をかけば無意識にその手で顔を触りがちなので。

そんなわけで私は3月いっぱいをもってコナミスポーツを退会しました。前身の「エグザス」の頃から27年ぐらい会員を続けていたのだけど、ここで一区切りです。

もっとも私はいまだインフルエンザにもかかったことがなく新型コロナウイルスも恐れていないのだけど(それで死ぬなら甘んじて受け入れます)、自身が感染して誰かに移したくはないので、なるべく自重しようと。ちょっとした運動は自宅でもできるし、状況が落ちついてから再入会しても良かろうと。

あるいはこれを機に他社のサービスに移籍するかも。7年前にコナミスポーツのダイビングサービスが潰れて、かつての仲間や顔馴染みのスタッフもほとんどいなくなったので頃合いかもしれません。

GPS搭載ダイコン

クラウドファンディングのMakuakeでGPS搭載ダイコン『ATOMOS MISSION ONE』が販売されています

GPSがナビゲートするダイブコンピューター MISSON ONE

GPUが付いているので連携アプリでは潜ったダイブサイト名を自動的に割り出して記録してくれるのでしょう。こりゃ便利だ。

カラーディスプレイ搭載のリスト型ダイコンは最近のトレンドだけど、どれも結構お値段が張るのですよね。でも、この製品はなかなかお手頃な価格。税込49,800円、52,300円、54,900円、57,400円の応援購入は既に終了し、現在は57,900円となっているけど、それでもまだリーズナブルかと。まあ、コロナ禍で海外に飛べずにダイビングをリタイヤ中の私には買えないのだけど。

あと、欲を言えばNitroxのアナライザーも内蔵されれば完璧。でもサイズ的に無理かな…。

引退

久々の投稿です。エイプリルフールではありません。だったら良かったのだけど…。

本来なら今週末はマリンダイビングフェア2020が開催される予定だったものの、7月に延期になっています。

延期は東日本大震災が発生した2011年以来。ただし今回の影響はそれ以上ですね。何しろ海外旅行が難しい状況なので。このイベントは大幅に規模縮小、もしくは中止になるかもしれません。

そして、私もこれを機にダイバー引退かも。まあ宣言してすっぱり辞める必要はないものの事実上そうなります。私が好きなフィリピンやインドネシアには当面行かれないし、国内に出向こうって気にもならないので。

それにウイルス対策が長引けば店をたたまざるを得ないダイビングサービスも国内外でたくさん出てくるだろうし。いずれ状況が落ち着いた頃には馴染みのサービスが存続していないという…。

ならばと更新が迫っていたダイバー保険も解約しました。早く引退宣言を撤回できる日が来れば良いけど。