APECOのその後

11月23日(土)、フィエスタ・デ・エスパーニャ2019の後にロングステイフェア2019に行ってきました。今年は開催場所がビッグサイトではなく水道橋。こちらの方が行きやすくていいですね。駅からも近かったし。

私の目当てはインドネシアとフィリピン。先々、移住とまではいかなくても冬の間や花粉症シーズンの拠点にしたいなと思って。

で、いつものHalo Haloのブースに立ち寄り、APECOの現状について尋ねました。まずは600人限定という定数がどうなったかというと「もうすぐ無くなりそう」とのこと。去年もそんなことを言っていたから伸び悩んでいるのでしょうね。

APECO フィリピン特別永住権

そしてオーロラ州の例のリゾートの完成具合はというと、「1棟が完成間近」という段階だそうで。ただし近くに街はなく、リゾート内にもレストランの類は整備されていないので、まともに機能するのはずっと先だそうな。

さらに交通に関して改善されたのかも訊きました。何しろかつてはマニラ空港から車で片道8時間ほどかけていくしかなかったから。でも、今では近くに空港が出来たのでマニラから空路で30〜40分、そこから車ではそう遠くないそうで。とはいえ飛行機はチャーターで飛ばす必要があり、往復5万円とのこと。

つまり、このAPECO特別永住権プログラムはもともと「開発資金を出してくれた人にリゾート利用権の特典付きでフィリピン永住権を与える」という名目だったけど、もはやリゾート開発の方は頓挫しかかっていて、単に「永住権を買ってください」という状況のようです。Halo Haloも問い合わせに対して「リゾートには期待しないで」と言っているとのこと。まあ、フィリピンだもんな。何事も計画通りにはいかないのも無理はありません。

だとしたら、このAPECOは「永住権の取得にあれこれ便宜を図ってくれるけど費用は割高」ってな位置付けになるのかな。そりゃ申し込みも伸び悩むわけだ。もともとリゾートには期待できなかったにせよ、恩恵が目減りするのでは不安ですよね。

で、しばし会場を見て回り、タイへのロングステイの話も聞いて、最後にセブポットを4冊貰って帰ってきました。

フィエスタ・デ・エスパーニャ2019

昨日、代々木公園のフィエスタ・デ・エスパーニャ2019に行ってきました。お天気はあいにくの雨。飲食用のテーブルとベンチもずぶ濡れでした。一応天井はあったのだけど。

食べたのは以下。まあ、来年のための備忘録です。どうせなら未体験の品を試したいし。

前菜っぽくムール貝の赤ワイン蒸し。

ムール貝の赤ワイン蒸し
予想した通りの味です

イベリコ豚のパエリア+ソーセージ。

イベリコ豚のパエリア
文句なしに美味

チーズステーキピンチョス。

チーズステーキピンチョス
バゲットの上にスライスビーフにクリームチーズのソースが掛かってました。私の好みではなかったけど。バスクの料理なのかな

大鍋パエリア。

大鍋パエリア
スペインレストランのパエリアはハズレがありません
大鍋パエリア
このサイズの鍋で作ってました

最後にアホスープ。

アホスープ
美味。「アホ」スペイン語でニンニクのことですね

アルコール類の出品もたくさんあったけど一人参加だったのでパス。

さて、今年の代々木公園イベントも今週末のフィリピンフェスティバルで終了かな。例年は9月開催だったけど今年は12月にまたがるので「フィリピン・クリスマス・フェスティバル2019」と銘打っています。クリスマスには興味はないけど、どうやらミンダナオ産のコーヒーも出店するそうな。ずっと気になっていたのですよね。楽しみです。

痛風鍋

昨日、日比谷公園のジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2019~全国魚市場&魚河岸まつり~に行ってきました。毎年私が最も楽しみにしているグルメイベントです。

会場でまず目についたのが痛風鍋。「食べ物に病気の名前をつけるなよ」とは思うけど、まあ解らなくもないです。白子、あん肝、牡蠣入りだから。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019の痛風鍋

こちらが痛風鍋です。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019の痛風鍋
もちろん美味かったけど、個人的な好みでは白子と牡蠣は余計な感じがしたので、別ブースのあん肝鍋にすれば良かったかも

さらに牡蠣フリッター。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019の牡蠣フリッター
たまにはフライではない揚げかたも良いものですね

トロ鯖丼。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019のトロ鯖丼
もうちょっと生っぽければもっと良かったけど、まあ無理かな。鯖だもの。本場に食べに行くべきですね

鮟鱇の串焼き。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019のアンコウ串焼き
鮟鱇って旨い魚ですよね。身も肝も皮も

鯨ステーキ。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019の鯨ステーキ
鯨、わざわざ食べに行くようなことはしないけど、あれば食べてしまいます

海鮮ラーメン。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019の海鮮ラーメン
エビの串焼きとで迷ったけど、ラーメンにも同じエビが乗っていたものでこちらを選択

河豚鍋。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019の河豚鍋
トラフグも旨い魚です。少々食べにくいけど

シーフードパエリア。

フィッシャーマンズ フェスティバル2019のシーフードパエリア
エルトラゴンのパエリア、毎回お土産として買って帰っています

最後、ホセ・リサール像にお参りして退散しました。

ホセ・リサール像

随分お金を使ってしまったけど、まあ年に1度のことだから。今年からQUICPayにも対応して、支払いが楽になりました。

macOS 10.15.1アップデート

macOS 10.15.1アップデートの配布が始まったのでさっそく適用したところ、懸案だったホームシェアリングが設定できるようになりました。

ホームシェアリング設定
アップデート前の設定画面。何度試してもホームシェアリングをチェック状態にできませんでした。

以前は何度設定を試みてもチェックボックスがチェック状態にならなかったけど、今回は設定を試した際に「デバイスの上限を超えました」のダイアログが表示されました。なるほど、アップデート前はこのメッセージが出なかったから対処できず、何度試してもホームシェアリングを有効化できなかったわけだ。

原因が解ったのでMacBook Air 2011の認証を解除して枠を空けてから再度試したところ、無事、この問題が解決しました。

ならば残すはEyeTVの64bit版のみ。それさえリリースされれば私もCatalinaに全面移行できるのですが…。

NativeCampの弱点

NativeCamp(ネイティブキャンプ)というオンライン英会話のサービスがあります。私もCebwayが潰れた後に入会しました。というのもCebwayの元講師の内、3人がそこの出身だったし2人は復職したので。

NativeCampは毎月定額かつ予約なしで受講できるのが特徴(有料で予約も可)なので、私も時間を見つけてはレッスンを受講しているのだけど、一昨日アクセスしたら先生がこの状態でした。

 

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#nativecamphalloween2019

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そうハロウィンモードですね。まったく予期してなかった私は驚くとともに笑ってしまいました。訊けば、NativeCamp主催で人気投票を行い上位の何名かには結構な額の賞金が支払われるようです。他の写真はこちら

さて、そんなNativeCampには弱点もあります。それはコネクションが安定しない時が多々あるのと、教材の出来がイマイチな点です。特にDaily Newsの。

簡単な日常会話はできる私の今の課題はボキャブラリを増やすこと。フリートークだけだと知った言葉しか出てこないので、英語の知識を増やすべくDaily Newsコースにちびちび取り組んでいるのだけど、教材に釈然としないこともしばしば。

例えば149: Researchers: Chimps can learn rock-paper-scissors。研究者がチンパンジーたちにジャンケンを教えたところルールを把握したというものです。教材は非会員でも参照できるのでチェックしてみてください。

さて、英文の理解力を試すComprehensionコーナーのNo.2の設問は以下の通り。

2. How were the chimpanzees taught the rules of rock-paper-scissors?
(どのようにしてチンパンジー達はジャンケンのルールを教わったか?)
a. The chimps were given food every time they win the game.
(勝ったら餌をもらえた)
b. The chimps were made to learn from children playing the game.
(ジャンケンをする子供たちから学んだ)
c. The chimps were made to watch the game’s hand gestures on a screen.
(画面の手の仕草を見て)

こちらに対する答えは当初「c」でした。チンパンジーは画面上の手の絵から類推してジャンケンのルールを覚えたのだと。そんなアホな。画面を通して実験が行われた点を言いたいのだろうけど、勝利報酬なしにどれだけ続けても、実験は成立しなかったことは容易に想像できます。「How were」は使った器具を示す語ではないはずだから、cは答えとして不適切でしょう。

そこで問い合わせたら「修正します」との返答。そう、こういう教材がポツポツと見受けられるのですよね。あからさまに間違っているものもあれば、曖昧で別の解釈もありうる場合もあります。

もっとも、それらは何かのテストではないので教材に納得がいかなければ、その疑義について講師と話せばいいのだけど、可哀想なのは講師達。間違った回答に沿ったレッスンを強いられるので。私が異議を唱えると、あっさり教材の間違いを認識する人もいれば、どうにか理由づけして教材が正しいと言いたがる人もいるのは面白いところです。疑問があっても反論しないユーザは間違った英語を覚えてしまいそう…。

でもまあ、この手のサービスは「教材なんてトークテーマにすぎない」ぐらいの認識で愉快に利用するのが正解のような気がします。先生の質は個々人によってまちまちだけど、そこは定額でレッスン受け放題だから。