セブにPCを送ってみた

今年の9月、セブのマクタン島在住で知り合いのフィリピン人女性がラップトップPCを欲しがっていたので、手持ちのスペア機(Windows)を譲ることにしました。私はWin機は滅多に使わないし、近々新しいMacを買ったらWindowsも入れるつもりだったので、あげても支障はありません。

てなわけで9月26日に郵便局から手続き。3Kgの送料は3,800円。まあ、割安かと。フィリピンに国際小包を送ったのはこれが初めてです。

郵便物はWebで追跡できるので毎日確認していたところ、このように進みました。

国際小包の追跡ページ

10日ぐらいと聞いていたけど約1ヶ月かかってますね。いや、PCだから通関に時間がかかっただけで中身が衣服とかだったらもっと早かったのかも。

でも、この追跡ページの表記ではどこに到着したのかが不明です。配達予定日が空白なので後日情報がアップデートされるかと思いきや1週間経っても音沙汰なし。

そこで郵便局に調査を依頼したら3週間後にようやく電話連絡がありました。「ラプラプ市の郵便局に到着している」とのこと。よってすぐに彼女に連絡を入れて受け取りに行かせることにしました。そう、フィリピンでは配達してくれないのですよね。ああ、だから配達予定日が空白だったのか。だとしても、せめて「どこの郵便局に到着済み」という情報は追跡ページに書き入れてくれないと、こちらは動き様がないわけです。

結局、2ヶ月ぐらいかかってようやく受け取り可能に。後で思ったけど、ステータスが「到着」になったらラプラプ郵便局に電話で問い合わせればよかったわけだ。もし、無いと言われたら他のセブ内の目ぼしい郵便局に順番に当たると。面倒だけど、そこはフィリピンだから…。

で、受け取りの際は112ペソの手数料がかかると聞いていたものの、他に5,000ペソの追加料金を払わされたそうな。彼女は「Manila fee」と言っていたけどそれは通称で、実質は関税でしょうね、PCだから。物品を「書籍」とでも書いとけば不要だったのかな?いや、きっとバレるよな…。

5,000ペソというと1万円超。現地の一般労働者の給与の一週間分くらいのはず。いや、もっとかな。中古品を手に入れるつもりだった彼女の予算は9,000ペソと聞いていたのでそれよりは安いけど、予想外に大きな出費を強いてしまいました。それほどの税金がかかるんだったら「来年まで待って」と言って、次に行く際に手荷物にする手もあったし。フィリピン航空の機内持ち込み手荷物はPC込みだと10Kgまで許容だから。

まあ、過去は変えられないので、それを有効に使って時間をかけて元を取ってもらうしかないですね。彼女は英語教師なので他にモバイルWi-Fiがあればオンライン英会話クラスを実施できましょう。