Whip Coral Shrimp、ムチカラマツエビ。
レンべの個体は体色が独特な気がします。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
Appleの新製品発表会が10月30日23:00〜(日本時間)に決まりました。ようやく私も新しいMacを買えそう。Macbook Air(2010)による超低速RAW現像から解放されることでしょう。
先月、マクタンの海でまた死にかけました。2年前もオランゴ島のタリマで残タンクで潜ってしまい水深18mで残圧0のピンチに陥ったけど、今回はもっと危なかったなぁ。
その日の三ダイブ目、Plantation Bayというサイトにフィリピン人のガイドとマンツーマンで潜り、何てことないダイビングが30分ほど続いた後、急にカレントが強くなりました。過去に私が経験した中では最強クラスの激流、吐いたエアーが横に流れる感じのやつです。
とはいえ右手には一眼レフのカメラセットを持っているので、左手だけで海底の岩を掴んでチビチビ進む片手ロッククライミング状態。左手を離してゲージを手繰り寄せ、残圧を確認しようものならあっという間にガイドから何十mも離されるのがわかりきっています。
そうしてしばらく残圧をチェックできないでいたら、突如レギュレータからの空気が渋くなりました。タンク内の圧力が下がり、あと数呼吸で終わりという兆候ですね。ダイコンも見られないので解らないけど、きっとまだ水深は10m以上。ピンチ!
よって5mほど離れたところにいたガイドに急いで近寄ってオクトパスを貰いたいけど真向かいからの激流でなかなか進めず。とはいえ他の選択肢も猶予もないので、息を詰めて流れに逆らいながらの全力フィンキック。そうして自身のレギュからはもう一回吸えるかどうかというタイミングでガイドに追いつきエアーを貰うことに成功。ガイドがあと1m離れていたら私は力尽きて死んでいたことでしょう。
後でガイドに訊いたら、前日からの5ダイブで私が毎回エアーをたっぷり残してたので、そういうやつだと思われていたようです。よもやエアー切れのサインを見ることになるとは思いもよらなかったと。いや、私だってそのつもりだったけど、激流に見舞われて空気の消費量がかなり増えていたようです。まあ、助かってしまえば笑うだけですね。もちろん次の日も普通に潜りましたよ。海中も前日の激流が嘘のように穏やかだったし。
さて、そんなわけで随分体力を消耗したものだから、その日の夕食はジョリビーで二人前食べました。
前月のセブ行きの後半で使ったショップはマリゴンドン地区にあるエルアクエリオダイバーズ。すでに営業を終了したかもしれないパラゴビに代わる馴染みのショップを島内に増やしておこうと。アグスのAOSMEC Square Hotelからは近くて、車で10分くらいだったかな。
ここを選んだのは、いつからか私のFacebookウォールにblogが流れてくるようになってて、いつも賑やかで楽しげな雰囲気だったから。blogがしっかりと更新されているのも好印象な点です。でも私が行った時のゲストは私一人。お店独り占めは嬉しいような残念なような。
初めて使ったエルアクエリオダイバーズは、オーナーのちひろさんの薫陶の賜物なのか「素晴らしく気が利くお店」でした。例えばバンカーボートのシートと背もたれにはクッションが貼られているといった具合に。ボートには犬も乗ってきて愉快です。
乗船するとフルーツの盛り合わせが提供されました。
お昼もボートで。
ほんでもって一日の最終ダイブの直後には、お店に戻るや否やよく冷えたサンミゲルを持ってきてくれたりもします。
海の中も、最初こそエビ専門の私には退屈だったけど、次第にいい感じになっていきました。私がバサラカクレエビなどを時間をかけて撮っているところを見ていたのでしょう。
私がセブでこれまでに使ったパラダイスゴビーズ、P-COM、アクアバディズなんかと比べればマニアックではないけど、その分誰にでもお勧めできるいい感じのダイビングサービスでしたね。