台風1号

先週、待望の台風1号が発生したけど、あっという間に消えてしまいました。まずいなぁ。1号の発生も遅いし。

昨年、沖縄に台風が来ず珊瑚が死にまくったので今年はと期待してたのだけど。もちろん海水温を低下させてくれるよう。

2017年台風1号
昨年、沖縄のイントラと連絡を取った際、「海水温が30℃もあって快適」と言っていたけど、それって人にとっての快適であって、珊瑚には兵糧攻めの拷問も同然です。共生して栄養の大半を供給してくれている褐虫藻が逃げ出していくので。

そんなわけで沖縄の珊瑚、海水温の上昇により2070年には全滅するとも言われてるけど、台風次第ではもっと早まり兼ねません。

ちなみに珊瑚礁の海は、珊瑚が死滅すれば殺風景な砂地。もともとプランクトンなどが薄いところを珊瑚が局所的に生物層を育んでいるので。

よって雨乞いならぬ台風乞いでもしたいところです。

ゴールデンウィークなんていらない

世間はゴールデンウイーク突入ですね。5月の1日、2日を休めば9連休ですか。日数的にはいい感じです。インドネシアの離島に行っても6日潜れそうだし。

でもゴールデンウィーク、私は大嫌い。どうにも前時代的な慣習ですよね。大勢が工場労働者とかで生産ラインを止めるために一斉に休むのが合理的だった頃の。それが職業が多様になった今でも続いていると。

そんなわけだから多くの人がここぞとばかりに旅行やレジャーに繰り出すのだけど、わざわざ混んでいて高額な時期に旅するなんて馬鹿げています。

とはいえ中小企業では有給休暇数が年間10日なんて会社も多いはず。そんなのインフルエンザの罹患2回で終わってしまいます。まあ年に2度はかからないにしても、子供が熱を出したとかで半日休んだりを繰り返せば、あっという間になくなるので迂闊には使えません。結局、ゴールデンウィークとか年末年始でしか長く休めなくなるわけです。

また、皆で一斉に休めば企業の経営者側は人員を最小限に抑えようとするし、その人数でやりくりできるなら賃金が上がらない上、好きなタイミングで休みを取りづらい空気が醸成されてしまう悪循環に陥ります。

ちなみに日本の祝祭日は年間17日で先進国トップ。今上天皇のご譲位後は2月23日が新しい天皇誕生日として加わるし、12月23日も祝日(「平成の日」かな)として残るのでしょう。また増えるわけだ。こんなことしていれば日本の労働者のワークライフバランスなんて一向に改善されっこありません。

そんなわけで、せめて「祝祭日も出勤日にするけど年間の有給休暇数を17日増やす」って企業が現れ、その考え方が普及してほしいものです。サービス業の多くは祝祭日関係なしに営業しているわけだし。

年間の有給休暇が1ヶ月ほどあれば、土日と合わせて様々な可能性が出てきますよね。例えば仕事の閑散期に2〜3週間、欧州各国を旅したり、フィリピンの英語学校に短期留学するとか。学校に通う子供と休みを合わせたい人は祝日に休暇を取ればいいし。

そうして休みのタイミングが分散すれば、何かといい時代になると思うのですよね。人手不足が顕著になって労働者の賃金も上がるだろうし。

マダライロウミウシ
マダライロウミウシ

Giant frogfish

Giant frogfish(オオモンカエルアンコウ)を正面から。

Giant frogfish(オオモンカエルアンコウ)

カエルアンコウはどことなく人間くさいのだけど、よく見ると鼻っぽい出っ張りもありますね。

キモうまグルメ

昨日放送の『有吉弘行のダレトク!?』でオードリー春日がカエルアンコウを食べてました。狩猟場所はフィリピン、ビサヤ州ボホール島。セブの近くですね。

食べたのは、見た感じ黒いオオモンカエルアンコウの若い個体だったかと。生きているときの姿形や生態はかわいいけど、頭とヒレを残して調理すると不確かに気味な食材っぽい気がします。

でも味は美味とのこと。まあ、そこはアンコウです。以前、さかなクンもそう言ってたし。でも皮は砂消しゴムみたいだそうな。

Giant frogfish

ちなみにフィリピンでは普通に食されているそうで。まあ、連中は食えるものは何でも食うから。