Maresのダイコンは安物だなぁ

Mares Puck Pro
Mares Puck Pro

私のダイビングコンピュータはMares Pack Pro。以前使って気に入っていたMaresのNEMO SPORTSを踏襲しているのを期待して購入しました。でもNEMO SPORTS(SEIKOのOEM)の出来の良さには遠く及びませんね。

例えば日付。先日、カレンダーの表示日付がずれているのを発見。確か今年の1月にニューヨークのお店から個人輸入した時に日付と時刻を合わせたはずなのに。

思い当たるのは今年がうるう年だったこと。つまりPack Proにはうるう年計算機能がなく、3月以降は日付が一日早まっていたわけです。

でもうるう年計算のプログラムなんて簡単。2000年以降に発売の商品(100年も使われることはない)なら単に「4で割り切れる年は2月29日がある」だけでも大丈夫だし、わずかな条件分岐で盛り込めるのに。

MaresのダイコンはSEIKOがNEMO SPORTSのOEM製造を止めて以来、自社で開発しているそうだけど、時計メーカーとしての力量は雲泥の差ですね。ひょっとして上位機種なら違うかもしれないけど。

TBSラジオCLOUDアプリを早く出してくれ

関連エントリ:TBSラジオCLOUDTBSラジオのアプリはこうするしかないな

TBSラジオのPodcast配信が6月いっぱいで終了したので、しかたなくWebのTBSラジオCLOUDを利用して番組を聴いています。でもこれ思いっきり使いにくいですね。

TBSラジオCLOUDのアイコン

iPhoneのホーム画面にWebサイトのアイコンを登録しておけばタップ操作で簡単にアクセスできるのだけど、何かの番組を再生中にSafariで別のWebページを開こうものなら再生が終了してしまいます。

同じくTBSラジオCLOUDの番組を再生中にホーム画面でTBSラジオCLOUDのアイコンをタップしても、Webページのリロードが発生するため、やはり再生が終了してしまいます。

そして再生中の真っ黒の画面左上の「完了」をタップした場合も再生が終了します。

よってTBSラジオCLOUDの番組を聴く場合、iPhoneが半ば再生専用機になってしまうわけです。

さすがに電話を受けた時は通話が終わったら再生に戻るようですが。

しかも続きから再生を再開することもできないので自分で未聴取箇所を探す必要があります。15秒戻る/進むのボタンもありません。つまるところ単なるWebページですからね。

でも個々のWebページに音源のファイルを貼り付けるのは、Youtubuが流行る前、あるいはPodcast登場前みたい。10年かそこら逆戻りしてしまった印象です。

もっと言うと番組の再生を始める手順も以下の通り冗長。

  1. TBSラジオCLOUDのサイトにアクセス
  2. 番組を探す
  3. 「プレイリストへいく」ボタンをタップ
  4. 聴きたいエピソードをタップ
  5. 「この放送を聴く」ボタンをタップ
  6. 再生ボタンをタップ

そんな感じでTBSラジオCLOUDのストリーミングサービスは不便すぎです。

とは言え多様な番組を配信していたTBSラジオにとってPodcastサービスには年間数千万円規模のコストがかっていたらしいので簡単には戻れないでしょう。代わりに専用アプリのリリースを予定しているとのこと。ならばそちらを早くお願いしたいところです。じゃないとTBSラジオは聴かなくなりそうだから。

でもなあ、仮に専用アプリをリリースしたとしても、ダウンロード機能を持たせるならやはりダウンロード対応のサーバが必要なので運用・保守コストが嵩みます。それでもアプリなら年齢や性別、住所などを入力させ、それに応じて相応しい広告を流すことは出来るようになるけど、果たしてそれでコストを賄えるかどうか。

ともかくリスナーがPodcastという進歩したテクノロジーに慣れてしまった以上、不便なサービスに先祖返りしては利用者離れが加速するだけ。アプリなり何なり早く打開策を打ち出してもらいたいものです。

結局のところPodcastを低コストで実現する術を模索するしかないんじゃないでしょうかね。