今年はエルニーニョからラニーニャに切り替わるタイミングとのこと。簡単にいえばエルニーニョの年は台風が発生しやすく、ラニーニャの年は少なくなるそうです。
ならばダイバーにとって旅行が潰れずあり難いかというと、そうとも言い切れません。台風が少なければ海水が撹拌されずに水温が上がり、サンゴと共生する褐虫藻が死んでサンゴの白化死が進むので。元々熱帯のフィリピンやインドネシアなら影響は少なそうだけど、沖繩なんか顕著ですよね。
個々人が憂いてもどうにもならないのだけど、一つ言えることは、多くの海は温暖化などの影響で次第に劣化しているから、スキューバダイビングを楽しむなら今の内かもしれないということ。まあ、いずれ今とは違う生物層が楽しめるようにはなるかもしれないけど…。
それと、ラニーニャでも台風がまったく発生しないわけではないので、九州縦断コースみたいな台風が傷言えぬ熊本を襲うようなことがないことを願います。