Kindleは鬼門

以前から写真集電子書籍の制作に取り組んでいます。といってもあまり凝った作りにはせず、デバイスを開店しても常に1ページ表示でOKということにしています。

よって制作もSigilに代表されるEPUBエディタで要素をゴリゴリいじることはせず、Adobe InDesignで最終形のファイルを書き出せることが前提です。

差し当たりiBooksストアとGoogle PlayストアにはInDesignで書き出したEPUB3.0(固定レイアウト)をそのまま出品できることが解っています。いや、amazonにも。Kindleダイレクトパブリッシングという専用サイトでEPUBファイルをアップロードすれば自動的にKindleフォーマット(mobi)に変換してくれるので。

ただし、そうやってamazonに出品した電子書籍『FROGFISH.JP』Kindleアプリ(iOS版・Mac版)で表示に問題があるのですよね。

問題点は二つ。

  • EPUB埋め込みのフォントが使われていない(表示が崩れる)
  • アルファチャネルを持った画像がベタ塗りで表示される

Kindle Comic Creator IconそこでKindleダイレクトパブリッシングに問い合わせたら「Kindle Comic Creatorを試せ」とのこと。Kindle Comic Creatorは画像の束からKindleフォーマット(mobi)を作るアプリです。PDFからmobiを作ればそれらの問題は出なくなるだろうと。

そこで、Kindle Comic Creatorを使ってFROGFISH.JPのPDFを変換したmobiを表示させたらこうなりました。

Kindle Comic Creatorで作成したmobiの表示例
Kindle Comic Creatorで作成したmobiの表示例

PDFの2ページが1ページに小さく割り付けられています。これでは閲覧に堪えません。確かにフォントは正確だし、アルファチャネル付きの画像(右下の赤いカエルアンコウマーク)も正常だけど…。

Kindle Comic Creatorの使い方が悪いのかもしれないけど、あれこれパラメータを変えてみたものの正解を見つけられませんでした。常に単ページ表示のmobiは作れないのかな。

でも、そもそもKindleアプリの方がフォントと画像を正確に表示できればKindle Comic Creatorの都合は無視できるのですよね。

Kindleが電子書籍埋め込みのフォントを使えない理由も、アルファチャネル付き画像を表示できない理由もないはずだから単に未対応だったのではないかと。早く直して新バージョンのアプリを出してもらいたいものです。

Ornate Ghost Pipefish

エンガニョのOrnate Ghost Pipefish、ニシキフウライウオです。

Olnate Ghost Pipefish(ニシキフウライウオ)
エンガニョのOlnate Ghost Pipefish(ニシキフウライウオ)

いかにも私の写真っぽい一枚。小さい生き物をアホみたいにアップに撮るという。

カエルアンコウ幼魚の顔

エンガニョのカエルアンコウ幼魚の正面顔を狙った写真。

エンガニョのカエルアンコウ
エンガニョのカエルアンコウ

開けたところじゃなかったから右側が影になっているのは仕方ないとしても、どうにも顔がはっきりしません。

ハナヒゲウツボの幼魚もそうだけど、私は黒い体の被写体を上手く撮るのが下手です。

ソフトバンクはジリ貧

週刊アスキーのロゴ週刊アスキーのサイトに『ソフトバンクが苦戦 キャリアとMVNOの乱戦が始まった by石野純也』という記事が載りました。さもありなん。私自身もソフトバンクの利用料金の高さに嫌気が差してMVNOに転出した口だし。

かつてソフトバンクは大手二社を追う立場だったので価格競争にも熱心だったものの、iPhone人気とともに三強の一角の座に上り詰め、もはやチャレンジャー精神は見てとれません。料金なんかすっかり横並びです。

よってIIJらに乗り換えた場合、月額5,000円以上の差額メリットが得られます。そりゃMVNOに転出する人も続出するでしょう。

ほんでもってソフトバンクが拙いのはMVNOへの有効な対抗策が見当たらないところ。ソフトバンク回線のMVNOなんてないのだから。せいぜい家族割や無料通話が引き留め策になるかなってくらいで。

いやドコモだって自社契約から系列のMVNOに転出されれば自身の契約者数と客単価は下がるだろうけど、それでもMVNOがソフトバンクやauの客を奪ってくれる効果の方が大きかろうと。

まああれだ、SONYみたいなもんかな。かつて栄華を極めた感もあったSONYが凋落した原因の一つは「SONYファンを満足させられなくなったこと」だし、ソフトバンクもそうなりつつあると。製品や価格での差別化は難しいのかもしれないから、せめて本社をホークスのある福岡に移すぐらいの大胆なイメージチェンジをやってくれたら応援する気にもなるかも。

カエルアンコウの幼魚

エンガニョのカエルアンコウです。体長2cm級の幼魚でした。

エンガニョのカエルアンコウ
エンガニョのカエルアンコウ

相変わらず黒い個体は私は上手く撮れません。ストロボだけでなくライトも駆使しないとだめかな。

この日はパラゴビが引き続き引っ越し休業中だったのでハイミーズダイブセンターを利用。

ただしハイミーさんはミンダナオへ出張中。ビクターもオスロブにジンベエザメに行ってしまってたのでロミオのガイドでダイブ。

1本目はエンガニョ。何てこともない月並みなガイドが続いたものの、50分ぐらい経過したときにこの個体を見つけてくれました。この1匹が見られれば私はそのダイビングは満足です。