Dive Award浜松店は閉鎖

Dive Award logo昨日、コナミで筋トレした後の大浴場でかつてのダイビング仲間に遭遇。そこでDive Award(ダイブアワード)の浜松店が先頃閉鎖されたと聞きました。確かにWebサイトからもすでに店舗情報が削除されていますね。私は縁がなかったものの僅か3ヶ月かそこらで終わりとは、ちょっと残念だなぁ。

そういや当初、7月には武蔵小杉店もオープン予定という話だったけど、まだ難航しているようですね。風の噂では「場所が見つからず、川崎店ってことになるかも…」なんぞという話も聞かれますが、事の真偽はわかりません。

いっそのこと新百合ヶ丘店を出してくれると嬉しいのだけど。近くにあれば機材のオーバーホールを頼むときなんか楽だから。

私はダイビングの指向が合わないのでDive Award主催の公募型ショップツアーには参加しづらいけど、私のかつての仲間にはショップツアー好きもいるわけです。そして仮にDive Awardがなくなれば、いよいよコナミダイビング系コミュニティも崩壊ってことに。

うん、浜松店が閉鎖に至った事情は知らないけど、Dive Awardにはこれからも頑張ってもらって、願わくば勢力を伸ばして欲しいと願うばかりです。

そう、重鎮スタッフには、将来コナミスポーツの今の経営トップが入れ替わって「またダイビング事業に再参入しよう」なんてことになるまで、業界で生き残っていて欲しいもんな。


追記(2014-06-20):

公開後1年弱が経っても、このエントリにアクセスがあるので書いておきます。Dive Award浜松店は昨夏よりbe Diveに生まれ変わり、今でも稼働中です。

一方、Dive Awerd武蔵小杉店は…、話が消えてそれっきりですね。でもDive Award津田沼駅前店精力的にツアーやイベントを行っているようです。

コナミスポーツ新百合ヶ丘店のダイビングカウンター跡地は応接スペースみたいになってますが、使われているところは滅多に見かけません。

レンベの海の特徴

レンベの海、以前Animal Planetでレンベ特集を見て知っていたのですが、見事にダークグレーの砂地ですね。なんでも主に砂と火山灰と生活ゴミで構成されているのだとか。まあゴミの量はマクタンの海とさほど変わらないかな。

なるほど、サウスレイテの「リトルレンベ」もそんな感じでした。トロピカルとは到底言いがたいグレーの砂地に珍しいマクロ生物がわんさかいるという。聞けば火山灰が海の生物層を豊かにするらしいし。

ロングステイすれば違う趣きのサイトにも連れて行ってもらえるのかもしれないけど、2日間7ダイブ潜った限りでは白い砂のサイトはなかったかな。

なお、レンベでは大物といえる魚も見かけませんでした。せいぜい50cm級の朱色のハリセンボンぐらい。基本、マクロに特化した海ですね。大物が見たければマナドに留まって潜ると良いでしょう。

レンベを象徴する魚がバンガイカーディナルフィッシュ。いたるところに生息していました。幼魚はクマノミが共生するイソギンチャクの周りでよく見かけますね。

バンガイカーディナルフィッシュ
体長1〜2cmの幼魚はよくイソギンチャクの側で身を守ってます
バンガイカーディナルフィッシュ
成魚になると活動域が広がります。 体長も5cmを超える頃には可愛さが失せ、ちょっとした迫力さえ出てくるので、 この写真にタイトルを付けるなら『スラウェシ番外地』かな

このバンガイカーディナルフィッシュ、もともと300kmほど南西のバンガイ島の固有種でしたが、国外の水族館向けに輸送中にアクシデントで生体が入ったビニール袋が破けてレンベの海に放流され、またたくまに繁殖したのだとか。

レンべで他に特徴的なのはタコが多いことでしょうか。何種類ものタコをたびたび見かけます。インドネシアではタコを食べる習慣がないのかも。フィリピンの海ではタコはあまり見ないのですよね。

フィリピン人、食える海産物は何だって食うらしいですね。ボホールの市場ではマンタが売られていたり、4〜5年前にはまだ目撃例が40体目ぐらいで希少価値の高いメガマウスシャークが浜に打ち上げられた際も、一報を聞いた研究者が駆けつけたときには、すでに食い尽くされていたというし。

レンベ、マクロ好きにはたまらないけど、そうじゃない人が行くと愕然とするような海でした。