iPhone 5は不便だ

iPhone 5を入手してから1週間ほど使ってみた私の感想は「不便だ」です。本体自体に不満はないのですが、なにしろLightningケーブルが箱に同梱されていた1本しかないので。

iPhone 5では、おなじみの30ピンUSBケーブルが通称「Lightningケーブル」に置き換えられました。そして困ったことにこのLightningケーブルはまだ市場に出回っていません(Appleストアの実店舗にはあるんだっけ?)()。

よって自宅と出先の両方で充電したい時は、虎の子のケーブルを持ち歩く必要があります。ただし、もし出先に置き忘れて来ようものなら致命的です。その時は充電用の外付けバッテリーも役に立ちませんし。

早くAppleがLightning – 30ピンアダプタを出荷してくれると良いのですが。

なお、LightningケーブルはAppleオリジナルのチップを搭載していてサードパーティが簡単に作れない仕様になっているのだとか。いずれはライセンスが供与されるでしょうが、それにも時間がかかりそうです。

というわけで、これからiPhone 5を買おうとしている人は、Lightningケーブルや変換アダプタが市場に出回るまで待った方が良いかも知れません。早く乗り換えたい気持ちも解りますが、思っていた以上に不自由を感じることになりそうなので。

※「Apple Lightning – USBケーブル MD818ZM/A」ならすでにアマゾンでも買えるようです。

モバイル三国志時代の到来

Softbank + emobileのロゴソフトバンクがイー・アクセスを買収と経営統合するそうです。3位4位連合ですね。契約総数ではそれでもまだ2位のauに追いつきませんが孫さんのプレゼンによれば業界2位に躍り出るそうだし、イーアクセスは700MHzや1.7GHz帯も持っているので、ソフトバンクとしては900MHzと合わせて帯域の拡充に寄与しそうです。とりわけLTE、テザリングのインフラが強化されるとのこと。

また、当面EMOBILEブランドと事業は存続されるそうなので、auが傘下のWiMAXと組んでいるように、遠からずソフトバンクケータイとEMOBILEルーターの組み合わせでお得な契約プランが用意されるのでしょう。スマホのテザリングだけで済むユーザーばかりではないわけで。さしあたりソフトバンクとEMOBILE両方のユーザーである私としては、がぜん今後が楽しみになってきました。

でも、現状のEMOBILEルーターは痛しかゆし。私は今年の7月にUQ WiMAXからEMOBILEに乗り換え、おかげで使えるエリアが広がり、自宅での通信速度も2〜3倍(7〜10MB/S)に向上したものの、帯域制限をくらうようになりました。

例えば先月、MacのOSのアップデータ(約500MB)をダウンロードしようとしたら「約15時間」と表示されました。いくらなんでもかかりすぎです。別に大きな動画を見てたわけでもないのに…と思いつつ振り返ってみると、その日は朝方にiPhoneとiPadでiOS6(共に600MB超)をダウンロードしていました。無意識にたっぷり使ってたわけだ…。

EMOBILEは1日あたりの通信量が320MBを超えるとその日の21:00〜02:00に極端な帯域制限を課せられるんでしたっけ。いや、月末までだったっけかな。まあ夜中の2時を過ぎれば回復するものの、一番使いたい時間帯(だからこそ制限がかかるのだけど)がそうなのは残念でならないのですよね。

その点、WiMAXは通信速度が遅かったものの帯域制限なし。ただし、なぜかJTWC(米軍の台風情報)にはアクセスできませんし(ユーザーサポートは原因を調べてくれなかった)、私の普段の行動範囲内でも繋がらないところがチラホラ。今さらWiMAXに戻るか?と訊かれたら迷ってしまいますね。

いずれにせよ、この先ははdocomo vs. au (& UQ WiMAX) vs. ソフトバンク(& EMOBILE)という三国志時代に突入します。さながら大国の魏=docomoにiPhoneで利害を一にする呉と蜀が挑む形でしょうか。どっちがどっちとは言いませんが。勢力的にはソフトバンクが蜀にあたりそうだけど、そのトップの名字は「孫」だし…。

もんじゃ

モンジャウミウシ。

モンジャウミウシ1

モンジャウミウシ2

美味しそうな名前ですが、ウミウシが旨いという話は聞かれませんね。逆に不味いとか死ぬほど苦かったという話はちらほら聞きますが。

まあ、種類によっては毒も持ってそうなので、罰ゲームでも無茶しないほうがいいです。