ケータイの世界の近未来

ソフトバンクによる米スプリント・ネクステル社の買収が完了すると世界で3番目のケータイ電話会社になるようです。つい先日まで、国内で3位の座に甘んじていたというのに。

ソフトバンクが世界3位へ

ソフトバンクの契約数9600万

懸念された米国の規制当局も静観のようで。外資が参入しようとも、業界3番手企業がガタついて無くなるよりはマシという感じでしょうか。

「契約数でdocomoを抜いたといっても日米合算じゃないか」は、「通算安打数、張本の方がイチローよりも上」と言うのと同じようなもの。「世界第3位」の前では「国内シェアトップ」は霞んで見えてしまいます。

まあ、安打数とは違ってケータイの契約数は減る可能性もあるので、買収完了後が重要なわけですが。iPhoneのテザリング解禁後はイー・モバイルの解約ラッシュも予想されますし。

この買収が目論見通り実を結ぶのかは解らないものの、もし一定の成果を上げることができたなら、さらにその先のステージが見えてきますよね。それはもちろん世界展開。次は欧州のどこかでしょうか。

そうして、航空業界のように世界中のキャリアでアライアンスが形成され、ソフトバンクがその中核がとなって、「ちょいちょい海外に行く人は断然ソフトバンクが有利」といったサービスプランを展開しようものなら、docomoやauは「極東のローカル企業」でしかなくなります。

私もソフトバンクが好きなのではなく、iPhoneとの付き合いでソフトバンクなだけですが、今後の同社の動向は要注目。早ければ5年後には世界のケータイ市場の様相、面々がガラッと変わっているかもしれませんし。

ホクロの毛

土曜日から久米島に行っていた仲間は(潜れずとも陸の楽しみを堪能して)昨日無事帰ってきましたが、明日から別の仲間が宮古島に行く予定。でも台風の名残でもって明日は波が8mという情報も。

21号、ずいぶん沖縄近海に長居した厄介者でしたが、まあ海水温を下げて生態系を守ってくれるのだから勘弁してあげましょう。どうせ抗えないし。

また、伊豆方面の海況も今週末はボロボロでしょうね。22号に続き21号が近海をかすめて行くので。


リロアンにもカエルアンコウがたくさんいます。こちらは岩のくぼみに逆さまに付いていた1匹。オオモンカエルアンコウかな。

白カエルアンコウの横顔
大きさは約20cm。私のカメラで狙うには大きすぎるサイズです。よって顔だけ

よく見ると口元のホクロ(?)から毛(?)が生えています。

白カエルアンコウのどアップ
正面顔。こちらの方がホクロの毛を確認しやすいかな

人間の場合、「ホクロの毛を抜くと癌になる」は都市伝説のようですが、まあデリケートなのでむやみに抜いたりはしない方がいいようですね。