Canon EOS KISS X5用Nauticam製ハウジング

7月のマリンダイビングフェアで展示されていたCanon EOS KISS X5用Nauticam製ハウジングが米国市場で発売になったようです。

EOS KISS X5用ハウジング(前面)

D7000用から大きく進歩した部分はないと聞いていますが、凝り性のエドワードさんのこと、やはり細かな改良を加えてきています。例えば動画撮影はD7000のピアノキーではなくレバー式になりました。

EOS KISS X5用ハウジング(背面斜め上)

謎なのは左右のアームから本体に伸びるアルミ版。こうして掲載する以上、単なる飾りとは思えないので、アーム固定用のブリッジでしょうかね。ならばマウントベースの固定には今までよりも長めのボルトが必要になりますね。

フィッシュアイのページにもすでに価格だけは掲載されています。同社のデジイチ用ハウジング(ミラーレス用を除く)で最小サイズということもあり、価格はD7000用よりも5万5千円安いです。

Nikonは中級機に定評があるのに対し、CanonはKISSの出来がよすぎて中級機がかすむほどとも言われます。Nauticamのハウジングの出来の良さは私も使って実感しているので、例えばNikon D7000よりも少し安く新たにデジイチ水中カメラセットを揃えたいような人には特にお勧めですね。

AIR2を換装してみた

再来週海に行くので、先月買ったBCDのパワーインフレータをAIR2に換装しました。

KNIGHTHAWK BCD and old AIR2

昔のBCDとはホースの接続機構も長さも違うので先っぽだけを交換。最新モデルのBCDに19年目の傷だらけのAIR2という組み合わせも一興でしょう。

そうそう、BCDをいじっていて今さらながら隠しポケット(?)の存在を発見しました。

KNIGHTHAWK BCDの背面ポケット

サイドリリースバックルを外すとフタが開き、ポケットにアクセスできるようになっています。このポケットは手持ちのシグナルフロートが何とか入るサイズ。これを活用することにしましょう。位置的には腕の後ろなのでBCDを着たままでは手が届かなそうですが。

PromoからLUMIX GH2用ハウジングが登場

Promo’s factoryからPanasonic LUMIX GH2用の水中ハウジングが登場しました

Promo GH2用ハウジング(前面)

例によってレンズポートはフロントパネルごと交換する仕様。Oリングによる接合部分が1ヶ所しかなく、その分水没の危険性とメンテナンスの手間が減るという仕組みです。

Promo GH2用ハウジング(パネルオープン)
私が知る限り、ビューファインダを内蔵したミラーレスデジイチカメラは今のところPanasonicのGH2とG3のみ。GH2はその二つの上位機の方です。ビューファインダは特に明るい水中で液晶が見づらいときに威力を発揮してくれます。

マイクロフォーサーズ規格なので出遅れ感のあるSONYのEマウントと違って対応レンズもそこそこ揃っています。45mmマクロは35mm判換算で90mmに相当しますし。

また、フラッシュ内蔵なので普通のデジイチと同じ感覚で使えます。ミラーレス機にはフラッシュ外付けの機種もいくつかありますが、うっかり家に置き忘れてきたりすると目も当てられませんので内蔵は嬉しいところです。

なお、同社のハウジングは樹脂製なのでアルミ削り出しのNauticam製ハウジングよりも軽く、安価になるはずです。

というわけでPromo’s factoryのPanasonic LUMIX GH2用の水中ハウジングは良い選択なんじゃないでしょうか。塗装次第でシャア専用水陸両用カメラにもできます。

惜しむらくは、そう遠くない時期に次のLUMIX GH3が出てしまうんじゃないかという憶測ができること。GF3はGF2の発売からわずか半年で出ちゃいましたし。多くの人は新設計のカメラを買いたいでしょうから。

それと、どうせならより小振りかつ安価で発売が新しいG3の方のハウジングを出して手軽さをアピールした方が良かったのではないかと思うのですが、プロカメラマンのこだわりでしょうかね。どうなの鎌田多津丸さん?

時代はブルーレイ?馬鹿言っちゃいけない

X-MenFirstClassMoviePoster

9/28日、X-MEN FIRST CLASS(X-MENファースト・ジェネレーション)のBlu-Ray/DVDが発売されます。私はX-MENシリーズが好きなので過去4作品のDVDは買っているのですが、本作からはどうしたものか…。

今回は以下のSKU(製品種別)があります。

  • 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー ・・・・・・・・定価4,100円
  • 2枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー ・・・・・・・・定価4,100円
  • ブルーレイ コレクターズ・エディション(おまけ付き) ・・定価5,990円
  • ブルーレイBOX〔全5作セット)・・・・・・・・・・・・・定価9,990円
  • X-MEN コンプリートBOX(全5作セット+おまけ) ・・・・定価12,000円

でも私はプレイヤーを持っていないのでどんなにブルーレイで大盤振る舞いされても嬉しくないのですよね。

価格.comで見ると320GBHDD搭載のブルーレイレコーダ(すこぶる評判の悪い東芝製だけど…)でも約2.1万円とバカ安ですが、実は私はブルーレイ機器は買いたくないとも思っています。いや、ブルーレイに限らず、もはや物理メディアに縛られるのが嫌だなぁと。なにしろ20年ほど前、ミュージッククリップの類いをレーザーディスクで買い集めていたらいつしかDVDに取って代わられ、MD文化もiPod & iTunesで一気に塗り替えらるところを見てきたので。

それに、あとひと月かそこらでAppleのiCroudが始まります。注目はiTunesで買った楽曲を保持しなくてもてよくなる点です。iPhone等にダウンロードする際はApple管轄のマスターからコピーされる(おまけに米国ではCDからリッピングした曲も同じ扱いになる!)とのことで。楽曲の購入者が共同でマスターデータをクラウド上に預ける感じですね。

ならば、いずれ映画もそうなるでしょう。しかもiTunes Store、Apple TV、iCroudが有機的に連携、融合するようになると思います。例えば、既に持っている映画に新しいディレクターズカット版が出てそれが見たい場合、これまでならパッケージを買い直す必要があったところが、iCroudなら+300円といった追加料金だけでOKになるかもしれません。現状、iTunesの映画販売は「見られればいいだろう」的な未発達感がありますが、iCroud後は変っていくのではないでしょうか。

映画の版権を持つコンテンツホルダにとっても、発売したDVDが即座にリッピングされて中古市場に流通させられるよりも、視聴権を買ってもらった方がいいでしょうし。だとすると世界の趨勢は次第にインターネットによるコンテンツ視聴権(無償、期限付き、セットパック、無制限など)の販売にシフトするのではないかと。またぞろ日本は取り残されるかも知れませんが…。

ということでiCroudが本格稼働する前にTSUTAYAの映画レンタルの新作がブルーレイOnlyにでもならない限り、私はブルーレイプレイヤーを買わないと思います。果たしてブルーレイ全盛期が来るのかどうか、あるいは既に来ているのかは解りませんが、いずれにせよ私にとっては無視しても差し支えのないレベルです。

差し当たり、X-MEN FIRST CLASSのメイキング風景などのオマケが見たいので今回は「2枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー」を買いましょうかね。おそらくレンタルだと本編しか見られませんし。

それでも「同梱されているブルーレイディスクは返すので、もちょっと安くして」と言いたいところですが…。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション
2枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)〔初回生産限定〕

ダイビングの季節がやってきた

8月も終わり、今年もダイビングの季節がやってまいりました。

いや、もちろんちょっと気合いを入れさえすれば一年中潜れるわけで、三浦や伊豆の海なら週末に気楽に行かれるのですが、私はドライスーツを手放して久しく、夏場に潜ってガッカリした経験が少なくないので、冬・春・夏はどうにも近場の海には足が向かなくて。

でも秋は水温も高く海の中も澄んできます。私にとってのベストシーズンです。秋なら伊豆の海も楽しめます。ぜひ行かなきゃ。

と思いきや今週末は台風。当初の予想よりも西側を通りそうですが、それでも2日(金)の近畿〜関東の海はほとんどクローズでしょう。大瀬崎すら無理じゃないかな。台風のスピード次第では3日(土)も厳しいか、かき回された直後で濁っているところが多いかもしれません。

台風12号の進路予想図

せっかくの稼ぎ時というダイビングショップの人たちにとって週末の台風ほど疎ましいものもないはずですが、まあこればっかりは。台風が海の生態系保全に役立っている側面もあるので、夏の終わりの骨休みと思ってもらうしかないですね。

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追記。台風の速度はさらに遅くなったようで。

台風12号進路予想図

このペースだと3日(土)もクローズ、翌日曜日の海もにごにごかな…。