東京電力をぶっ潰せ!

先日、フィリピンでテレビのニュースを見ていたら例の作業服を着た東電のお偉いさんがたの映像に「TEPCOがどうのこうの」という英語のテロップが出ていました。いやぁ東電は海外でも「TEPCO」で通じるようになったのですね。

さて、政府と東電が連日迷走しまくっています。肝心の被害者支援や賠償問題はそっちのけで国会も巻き込んだ悪者探しですか…。

私は東京電力は速やかに破綻させるべきだと思っています。電気料金の安易な値上げは許さないという声は根強いものの、結局のところ遠からず国民がツケを払わされる形になるのでしょう。20兆円とも噂される賠償金を東電が単独で捻出できるはずがなく、どこかで税金を投入する必用が出てきます。で、「あらかた吐き出させてから不足分として国民に負担を強いるか、各方に既得権を持たせたまま国民に負担を強いるか」のどちらかなら当然後者なわけです。「波及効果が大きすぎるから潰せない」ではなく「大きすぎるからこそ資本主義のルールに則ってクリーンに事を進めなければいけない」と。役員報酬やら社員の平均年収やらが高すぎるなどと感情的に叩くことはせず、ちゃんとした破産管財人を入れて処置するべきです。

卑小なことで言えば、下がりまくっている東電株を今のうちに買っておき、後に持ち直してから売って利益を出そうという便乗投資家を儲けさせてはいけないとも思います。それって税金を株価に転化するような話なので。

まあ、何一つ決断できない民主党政権のことなので、東電もJALの時と同様、ぐずぐず延命させて目一杯傷を深めるまで手を打たないなんてパターンになりそうな…。

 

台風のさなかに宮古島へ

台風2号がフィリピンの東を北上して沖縄西部に近づいています。

そんなさ中、馴染みのダイビングショップの宮古島ツアーが敢行されるようです。日程は5/26(木)〜29(日)。とりあえず27日は潜れそうで翌28日は海はあきらめて観光にするとのこと。もっとも観光はインドア系に限られそう。やちむん(焼き物)作りとかですね。

ショップとしては今回は苦労して参加者を集め、かつ調整ずくで通算50本やらの記念ダイブを何人も集中させたようですし、数十万円の売り上げが立つかどうかで経営的にも引けない状況なのかもしれませんが、賭けに出ましたね。台風の進路とペース次第では27日も潜れず29日に飛行機が飛ぶかも怪しくなってしまいます。宮古島だと便も少ないですし。

週明け、ツアー報告を聞くのが楽しみです。

ちなみに私は強度の晴れ男で台風には当たったことがありません。今回の台風2号も私がフィリピンを発った直後に発生しました。

 

おっ、ドコモも月火休みに!

今夏は自動車業界が木曜・金曜休み、ドコモが月曜・火曜休みに移行するとのこと。電力不足を受けての期間限定処置ですが、それでも結構なことです。大企業で休日の流動に実績ができるのは。

いつだったか大型連休の地域別シフト案をフジテレビの特ダネで小倉キャスターが「バッカじゃないの!?」と一蹴していました。「例えば北海道に単身赴任するお父さんと東京で暮らす母子供が一緒に休みを楽しめなくなる」と。でも私があの場にいたら「小倉さんこそバッカじゃないの!?」と言いますね。「あんた、休みが自由に取れないのを前提でしゃべってるでしょ?」と。

もちろん世の中には休みが自由にならない人たちもいるものの、そうでない人も大勢います。そしてこの国に蔓延している「何とも休みを取りづらい空気感」が景気を低迷させ結局は自分たちの首を絞めている要因の一つなのだと知るべきです。「最少人数で回すため過剰労働を強いられる上に休めない。そうしてワークライフバランスを崩しつつ、旅行に行かれるのは高くて混雑するときだけ」なんてのは極めてナンセンス。観光地側にしても連休にだけドッと押し寄せてあとは閑散では適わない上、そこに従事する彼ら彼女らも自身の人生を楽しむことが難しくなります。

なので私なんかは国を挙げてもっと休みやすい風潮を作るべきだと思いますね。そのためなら祝祭日を減らしても良いので。もし欧米人のようにロングバケーションが当たり前ともなれば、労働の現場には代替の人員が必用になるのでより多くの雇用が生まれます。もちろんそれだけなら企業には負担増ですが、人々がより効率的かつ積極的にお金を使うようになれば景気が好転するので報われるだろうと。

ついでに言うと、お役所の類いは電力不足に関係なく速やかに金土休みか日月休みに移行してもらいたいものです。ちょっとした用事で役場に出向くために会社を半休しなければならないのは馬鹿馬鹿しく、生産性の面でも損失なので。

マクタンの海 May ’11(カエルアンコウ編)

2011年5月、私にとってのホームグラウンド、フィリピンのマクタン島の海でのダイビング。 3日間、9本を潜った感想は「カエルアンコウとニシキフウライウオの当たり年かな」というもの。居そうなところにはことごとく、たくさん見つかります。 取りあえずカエルアンコウシリーズ。

カエルアンコウ1
まずは赤くてでかいやつ
カエルアンコウ2
水玉模様の小さい白
カエルアンコウ3
黄色いの
カエルアンコウ4
クリーム色のわさわさしたやつ

不勉強なので私はいまだに種類の判別ができませんが、それでもいいかなと。犬好きが犬種全般好きなのと同じです。