AppleがSONYを買収するわけがなかろう

AppleがSONYを買収するかもという憶測報道を受け、26日のSONYの株価は一時3%近く上昇したそうです。確かにAppleには潤沢なキャッシュフローがあって世界中の企業を物色しているでしょうけども、今のSONYがジョブズの眼鏡に適うかというと…。

かつてSONYはAV界の主役でテレビなりWalkmanなりで一世を風靡しました。少し後の時代もPS/PS2や映画部門(スパイダーマンなど)で市場の牽引役だったと思います。でも今日のSONY(というか、国内の電気メーカーすべて)はもはや黄昏時を迎えているような…。

たとえばこちらを見渡しても、果たしてAppleの食指が動く製品がどれだけあるものか。まあ、個々の開発部門単位で切り売りされるのであれば、ぜひとも買いたいところがあるかもしれませんが。例えばここにきてカメラ部門は元気ですよね。Cyber-shot HX5VやαNEXはベストセラー機になりましたし、α55もエントリ機ながら斬新なアイディアを具現化するなどして元気です。

いまだにα55よりもNEX-5の方が売れているのには驚くのですが、それだけ基本性能より軽さや小ささを重視する人が多いのでしょうね。

でも、やっぱりSONYを買うとは思えません。Appleは大胆に見えてもその実冒険はしませんので(というか、よくも悪くもジョブズの美観にそぐわないことはしないという…)。Appleの今のポジションからしてそんなことに大金を費やすより世界の要所に巨大データセンターを設置してiTunesを半クラウドモデルに移行させるなんてことを目指すのではないかと思います。

これが「SAMSUNGがSONYを買収」って話ならと私も浮き足立つのですがね。

台風14号は危険だ!

昨日、台風14号が発生しました。コースを予想するに、北側に高気圧が構えているので日本の太平洋沿岸を舐めながら進行するパターンが濃厚かと。奄美大島の視点で言えば東側を抜けそうなのがせめてもの救いですが、ちびちびと進もうものならまた被災の追い討ちになりかねません。これまで台風の個数が少なかった分海水温が高いわけで、上陸せずに海上を進むようなら容赦なく発達して他の地域にも甚大な被害を及ぼしそう。要警戒ですね。

さて、9月の座間味ツアーで追い立てられるように帰ってきたダイビング仲間の一人が今週末リベンジがてら那覇に行くことになっているものの、ちょっと無理そう。もし飛行機が飛べても海況は…。さすがのプレフリのボートですら出ないかも。それにしてもこの台風の少ない年に二連続で遭遇とは見事なものです。ひょっとして彼が台風を呼んでいるとか…。

新型MacBook Airは買いかも

新型MacBook Air、いいですね。HDDを持たないゼロスピンドル構成で最下位モデルが88,800円。いわゆるネットブックの図抜けた親分的な存在でしょうか。

欲を言うと1.06Kgの重量がもう61g軽ければ良かったのにとは思います。でも13インチのMacBookやMacBook Proの約半分、iPadよりも400gほど重いだけなら及第です。

それに今どきのマシンにはCore i3を搭載して欲しかったのですが、まあ発熱やら電力消費との兼ね合いでCore 2 Duoに落ち着いたのでしょうから、そこは良しとしましょう。そもそもパワーを求めるべき機種ではありませんし。

難があるとすればメモリ容量。いくらネットブック+α的な用途が想定とはいえ、フル機能のMac OS X Snow Leopardに2GBは少なすぎるだろうと。BootcampでWindowsしか使わないってことであればOKかもしれませんが。後から自力で増設することはできなそうなので、購入時の増設は必須と考えておいた方が良さそうです。そうなるとApple Storeで買うしかないですね。いや、ビックカメラなんかに陣取っているAppleショップでもCTOを受け付けてくれるんでしょうか?

まあ半年もすれば4GBが標準搭載になっていそうな気がしますが、その間の快適さが10,800円で買えるなら安いかも。これは「驚くべき製品」に値するかもしれません。

奄美のダイビングショップは無事だそうな

記録的な集中豪雨に見舞われた奄美大島。交通や通信が寸断された龍郷町は私も2回だけ行って馴染みがある場所。ちょっと気になっていたのですが、とりあえず前回利用したショップは無事だったようです。

奄美のビーチ
ダイビングショップ兼レストラン兼宿泊施設からの眺望

私の奄美大島の印象は、水温が高い(クリスマスでも24℃あった)のと、ビーチがひたすら浅く、小物が多い豊かな海という感じ。マクタンの海にも似たところがありますね。前回の4年前は私はまだ漠然と写真を撮っていた頃なので他人に見せられたものではないのですが、今あの海に行けば、そこそこのショットが何枚かは撮れそうです。

まだ島自体が復旧作業に取り掛かったばかりでしょうから、もう少し経って落ち着いた頃に、また行ってみるのも良いと思いました。

そうそう、かの地の近辺にはお店が少ないので、旅の途中で酒と食料は買い込んで乗り込むのが良いかも知れません。

iMacのメモリを増設してみた

昨年末、iMac(27inch Core i5)を購入してそのままの構成で使ってきたのですが、ここにきてようやくメモリを増設しました。前から気付いはていたのです。OSとFinderに加えて定番のMail、Safari、iTunes、それにPhotoshopあたりを動かそうとすると標準の4GBメモリでは動作がぎこちなくなることに。

画面表示がゴージャスなためなのかOSの仕組みがそうなのかは解りませんが、昔からMacはWindowsに比べて多くのメモリを食いますよね。

私のiMacの適合規格はDDR3 PC3-8500 SODIMM。スロットが2個空いているので2GBを二枚刺すことに。合計が8GBになればいくらか快適になるでしょう。

さて製品とショップの選定。Macの周辺機器というと最初に思い浮かぶのは秋葉館ですが、同店では先のメモリは1枚で5,800円ぐらいしています。価格.comで見るとMac対応とは書かれていないものが3,700円くらい。実績のあるメーカー品で規格が正しければきっとMacでも動くはずなのでそちらを買っても良さそうですが、まれにファームウェアのアップデートなどでメモリが不適合になるケースがあるとも聞きます。願わくば「Mac用」と書かれたメモリでなるべく安いものを買いたいところです。

探し回った結果、見つけたのがこちら

iMac用メモリ

2GBx2枚のセットで7,480円(税込み)。これなら割安と言えます。なるほど私が買った直後に売り切れになっていますね。

で、注文の二日後には届いたので、さっそく増設。そして起動。確かに動作で引っかかるケースがなくなりました。快適です。多少なりともクリエイティブなことをするのであれば、Macのメモリは4GBじゃだめなのでしょうね。