ケンシロウの兄ラオウ

これからアニラオに行ってきます。フィリピンです。今日明日中にルソン島を横断しそうな台風が心配だけど…。

私はサイパン、グアム、パラオの海では満足できないし(多分に客層とガイディング次第だけど…)、マレーシア、インドネシアなんかだと少し遠いので、どうしても移動日が往復1日ずつでOKのフィリピンに足が向いてしまいます。マクロ向きの生物は沖縄よりも圧倒的に多いし。

アニラオはマニラから車で南に約2時間のマクロ系の海。行き慣れたセブのマクタンやリロアン、サウスレイテもいいけどマニラ方面にも拠点を作っておこうと。

ハルゲルダ・バタンガスの交接
ハルゲルダ・バタンガス。バタンガスってのはアニラオがある州の名前です

なにしろ成田⇄マニラはPAL(フィリピン航空)の他にもJAL、ANA、デルタ、そしてジェットスターが飛んでるので、直行便がPALだけのセブよりも融通が利きます。

もっとも帰りのマニラ→成田はJAL(14:25)かPAL(14:30)じゃないと厳しそう。他はジェットスターが6:00、デルタ9:00、ANAが9:30なので空港近くに前泊するかリゾートを未明に出発しなければなりません。ANAのマイル持ちの人は悩ましいですね。

しかも来春には羽田から行かれるようになるかもしれません。これってきっとセブではなくマニラですよね。

ちなみに今回の予算は4泊5日8ダイブ、宿泊と食事込みでで8万円弱。パックツアーだと12〜13万円コースですが、今回はフィリピン航空のマイレージを使いました。

成田⇄マニラも成田⇄セブも特典航空券に必要なマイル数は同じ20,000マイルなので、より遠いセブ行きに使った方がお得なのですが、貧乏ダイバーとしては目先の機会に使うしかありませんからね。エコノミー→ビジネスクラスへのアップグレードなんてもっての外です。

ホテル評(GRGホテル那覇松山)

いやあ、沖縄は台風ラッシュですね。昨日23号が抜けたけど24号も迫ってます。ほんでもってグアム近海には25号の卵も控えているという。今週も要注意だな。

まあ、今年の沖縄は夏に海水温が上がりすぎたし、存分にかき混ぜて冷やしていってほしいものです。


GRGホテル那覇松山の朝食ブッフェ
1日800円の朝食ブッフェの盛りつけ例。 右上は沖縄そば、スクランブルエッグの隣は島豆腐です

先日の那覇行きではGRGホテル那覇松山を使いました。理由は楽天トラベルの半額セールがあったから。一泊3,250円です。朝食を付けると+800円になっちゃうけど。

通常料金がちと高い分、近隣のリーズナブルなホテルの一般的な部屋よりは少し広いですね。スーツケースを広げても余裕でした。

GRGホテル那覇松山の客室
この通りシングルルームでも、スーツケースを広げてもまだ余裕があります

いや、過去クレシア泊(旧ラッソ泊)やピースランド(かつてはラフホテルだったそうな)でも妙に広い部屋に当たったことがあったけど、それはたまたまだった気がするし。

さて、GRGの設備は至って普通。最小限の要素は全て揃っていますね。冷蔵庫内に冷凍コーナーはなかったけど。

GRGホテル那覇松山の客室
その他の備品はこんな感じ。さすが今どきのホテル。コンパクトに収まっています

ただし、難点もあって、その一つ目はベッドサイドに電源コンセントがない点。長いケーブルがないと寝転がりながら充電しつつスマホを…ってことができません。

二つ目は外出時にカードキーをドア際の壁のホルダーから抜くと室内のすべての電源が落ちること。そのため帰ってくると毎回シャワートイレの待機水が冷えててウォーミングアップに15秒ぐらい待たされます。

それに、夜、飲みに出ている2〜3時間の間にiPadを充電しておくなんてことができません。

裏技としては、カードキーと大きさや厚みが同じヤマダ電機のポイントカードなどを差しておけば、電源を切らずにドアをロックして外出できます。何か起きたらまずいのでお勧めはしませんが。

それから、GRGホテルを使う醍醐味は、朝晩に出勤前後のお姉様方を見かけられることかな。場所が松山。周りにはキャバクラを始め、その手のお店がたくさんありますからね。

GRGホテル那覇松山の壁掛け写真
場所が場所だけに、壁の額もセクシー

続・羽田からフィリピンに行こう!

先日、日本とフィリピン間のオープンスカイ協定締結によって来春以降に増える航空路線はマニラ便とクラーク便ではないかと書いたのですが、こちらによると多少事情が違うみたいです。

フィリピン航空(PAL)は、来月27日からマニラ~成田便を現在の2倍となる週14便に増便するとともに、来年3月以降にマニラ~羽田便を週14便運航する計画を進めている。

おう、来月末からPAL(フィリピン航空)の成田⇄マニラが1日2往復になるのか。知らなんだ。PALのWebサイトにもお知らせ出ていないし、27日からと言いながらまだ計画段階なのかな。

傘下の格安航空会社(LCC)PALエクスプレスでは、セブ~成田間の就航も視野に入れているという。

PALエクスプレスが成田⇄セブを飛ばしたい?何だか朗報っぽいけど、実現してもPALのセブ便がPALエクスプレスに衣替えするだけじゃないかと。3月にPALエクスプレスの国内線(マニラ⇄タクロバン)に乗った際は、LCCといいつつ機内サービスがありました。機体もPALのものだしPALのマイレージも貯まります。客にとってはPALもPALエクスプレスも違いはないかも。ああ、低コスト化で航空券がいくぶん安くなると良いなぁ。

PALエクスプレスの機内サービス
PALエクスプレス(旧エアーピルエクスプレス)の機内サービス。 コーヒーは粉末。お湯の入ったカップが渡されます

 一方、地場LCC最大手のセブ・パシフィック航空は、来年2月以降、マニラおよびセブ発着で、羽田や成田、福岡、沖縄、名古屋、札幌、広島など9都市を結ぶ路線の開設を検討しているようだ。PALとセブ航空は現在、機材の拡充を進めている。

マジかよ?っというか、昔からそういう話だけは聞いていたので今回も真に受けない方がいいでしょう。

シンガポール系LCCタイガー・エアウェイズが出資するタイガーエア・フィリピン(旧シーエア)では、マニラ、クラーク、カリボの3空港と、成田および大阪を結ぶ便を計画。このほか、LCCエアアジア・ゼスト(旧ゼスト・エア)も来年10月をめどに、マニラ、セブ、カリボの3空港と、成田、大阪、名古屋を結ぶ便を運航する考えだ。

こうなると、どこがどうだか。

 両国間の合意では、日系大手もフィリピン~羽田便の開設を目指すと明らかにしている。

こちらはあるかもしれません。オープンスカイ協定の昼夜2スロットずつのままじゃ足りないけど…。 結局のところフィリピン発のニュースなので多分に希望的な憶測も盛り込まれているのでしょう。経済はもちろん軍事(南シナ海で対立中の中国軍への牽制)など、いくつかの面で日本に期待するところがありそうだから。

実際、現地のフィリピン人に聞くと、中国人はもちろん、近年急増している韓国人のツアー客や移住者よりも、日本人の好感度はずっとずっと高いみたいだし。

シンガポール航空

レンベにはシンガポール航空おおび、参加傘下のシルクエアを使いました。 シンガポール航空では、離陸直後におしぼりが配られるのですね。 往路の機内食(もちろんエコノミークラス)はこんな感じ。まずは夜1時ぐらいに出てくる軽食。「リフレッシュメント」だそうです。そんな時間帯には何も食べたくないけど決まりなら仕方がない。

航空会社は万が一の航空事故の備えかなにかの理由で、乗客に高カロリーの食事を提供しなきゃいけないのかな。

シンガポール航空の機内食
ほうれん草トルティーヤ

次に朝食。4時だか5時だか。ちょっとうとうとしたら、もう食事の時間です。せわしない。

シンガポール航空の機内食
チーズオムレツにベーコンポテト添え

シートのポケットにメニューの小冊子が入っていて、あらかじめ選べるようになっているのですが、洋食と和食だと、洋食のメニューがショボそうなので、和食に人気が集中するようです。私の席は後方だったので和食は売りきれていました。

このときの和食はスズキの西京味噌焼き、玉子焼き、季節の野菜、ご飯。

それからシルクエアの機内食。

シルクエアーの機内食
パンじゃなくクラッカーなので咽が渇きます。 朝っぱらから飲む気にはならないのでコーヒを

そして復路、午後4時頃のシルクエアの機内食がこちら。

シルクエアーの機内食

シルクエアーのピーナッツ

リゾートを出発するのが10:30頃。機内食にありつくまで5〜6時間。次回行くときは、この間で何か食べたいところ。 といっても選択肢は空港内のカフェぐらい。というか問題は現地通貨を余らせていなさそうなこと。いくらあれば何が食べられるのか見当もつきません。

シンガポール航空に乗り換えてからの夕食。といっても10時すぎ。

シルクエアーの機内食
またしても和食(菊乃井風牛肉の胡麻ソース、季節の野菜とご飯添え)にはありつけず。 ローストチキンとマッシュルームソース、野菜のソテーとローズマリーポテトのメドレー
シンガポール航空のデザート
デザートのアイスクリーム

その後も軽食の時間ってことで早朝にたたき起こされます。

シンガポール航空の機内食

なお、往路の機体にはなかったけど、復路は座席エンターテイメントがついていました。

シンガポール航空の座席エンターテイメント
USB端子があるのでiPhoneを充電できます

それと往復で1個ずつ配られるポーチ。

シンガポール航空のサービスグッズ
中身はかかとのない靴下と歯ブラシ。 機内での使い捨て用ですね

最後に感想を。別にシンガポール航空の都合ってわけではなくマレーシア航空でもそうなるけど、どうも機内泊の7時間超のフライトでは時間のペース配分が解らんです。良いタイミングで寝ておかないと、すぐご飯になっちゃうもんで。

このときは海の日を挟んだ3泊6日、平日を1日休むだけの弾丸ツアーっぽい日程で行ったけど、やっぱ無理があった気がします。早朝の帰国後、その足で出勤したものの、その日はあんまり頭が働かなかったから。

次回はもう少し現地滞在日数を長く取りつつ、帰国後はもう数時間寝てから出勤するべきかな。

成田第二ターミナルのシャトルが引退

成田空港の第二ターミナルとサテライトターミナルを結ぶシャトルが当初の計画よりも半年早く、今日でお役御免になるようです。セブ行きの際によく乗ったなあ。

偶然にも私は今日の午後、成田空港第二ターミナルに行く用事があるけど、残念ながら国内線なので乗り納めは不可。出国手続きをしないと、あそこまで行かれませんからねえ。6月に乗ったのが最後か。

成田空港のシャトルからの景色
ターミナル間はウサイン・ボルトなら20秒ぐらいで着く距離
成田空港のシャトルの内部
サテライトで下りずに乗ったままだと、帰りにこんな風景も撮れました

まあ、乗ってもあっという間に着くし、一般の鉄道みたいな思い入れはないけど。 さて、シャトルの代わりには展望通路が開通するそうな。来月見に行こうっと。