インドネシアクイズ

クイズ。この航空機の出発ゲートは何番でしょうか?

バティック航空のチケット

バティック航空のチケットのアップ

「Z!」?もちろんそんな酔狂なゲートなんかありません。答えは不明です。

この航空券はジャカルタ00:30発のアンボン行きBatikAirのもの。ジャカルタ空港の第3ターミナルには確か手前から奥に向けてA〜Eのゲートがあったものの、LCC用のターミナルだからか各ゲートにLCDモニタはもちろん手書きの掲示板すらありません。BatikAirの該当便のゲートを探そうにも、どのゲートからどの便が飛ぶかが解らない状態でした。そこでチケットを確認したらこの写真のような状態だったという。

困ったことに近くに係の人もいません。一般のインドネシア人の待合客と片言の英語どうしでコミュニケーションが成立するかも怪しかったので、最も人が多いAゲート付近で待機。そんな状況で搭乗開始の予定時刻(00:00)を過ぎても音沙汰がないと不安になりますね。

そうして予定時刻の15分後、Aゲートの扉が開き、付近の人たちが一斉に詰めかけました。どうやら中国人と同様、インドネシア人にも列を作って並ぶという習慣はないようです。聞いた話では道路でもそんな感じなのだとか。車道の合流点では誰もが我先にと行こうとするため必ず詰まるのだそうな。

同時間帯にたくさんの飛行機が飛びそうな気配はなかったので、きっとこれだろうと思って私もインドネシア人たちの中に混ざってゲートをくぐり、居合わせたシャトルバスに乗ると、無事BatikAirの機体の前に到着しました。インドネシアの飛行機の乗り方、変なところで難しいなぁ。

てなわけで、クイズの答えは結果的に「A」かな。どう見てもAとは読めないけど。

ああ、2番目を訂正して1番目のゲートって意味かも。よくわかんねぇ。  

POPなホテル

アンボンに行く際、ジャカルタでのトランジットが9時間あったので空港近くのホテルを利用しました。POP! HOTEL AIRPORT JAKALTAです。エクスペディアでジャカルタ行きの航空券を買った際、その流れで予約すると手数料込みで一泊3,122円でした。

POP! HOTELの外観
ホテルの外観。公式Webサイトから拝借

往路、空港からタクシーに乗ると15分ぐらいで到着。運賃は50,000ルピア、440円ぐらいですね。 客室の内装はこんな感じ。

キングサイズのベッドとテレビ
キングサイズのベッドとテレビ
トイレとシャワーは円柱状の小部屋になっています
トイレとシャワーは円柱状の小部屋になっています
まあトランジット利用には十分な設備です。Wi-Fiが使えてクーラーも効くし、お湯のシャワーも出ます。ホームページでは保育園みたいに見えたけど、思っていたほど奇抜ではなかったなぁ。

ホテル内にレストランはないものの、ホテルのG階(日本でいうところの1F。あちらではG階の上が1階です)のラウンジに常駐しているお姉さんに注文すると食事にありつけます。ホテルの隣に軽食屋さんがあるので、そちらから運んでくるのでしょう。代金も食後にその場でお姉さんに払うシステムです。

ホテルの食堂のメニュー
インドネシア語のメニュー。かろうじて解るのはコーヒーぐらい。 JUSがジュース、JERUKがオレンジ、ALPUKATがアボカド、 BELIMBINGがスターフルーツらしいです

ただし、オーダーする際には最初に「Can you speak indonesian?」と訊かれました。もちろん「No」です。メニューもインドネシア語なので私には一切判読できません。せっかく覚えていった「What do you recommend ?」って英語も通じませんでしたね。

しかたなく一番上を注文。まあ私は食べられないものが少ないので不安もありません。ドリンクは何となくアボカドにしました。 しばらく経って出てきたのはこちら。

チキン料理のAYAM BAKAR KALASAN
AYAM BAKAR KALASAN。チキン料理です
アボカドジュース
アボカドジュース

チキンの手羽先はなかなか辛くて美味しかったです。でも普通の味覚の日本人なら咳き込む辛さかな。逆にアボカドジュースは甘く食感的にもお汁粉みたいでした。この2品で料金は51,000ルピア。

そうして夜10時、国内線に乗るべく再びスカルノハッタ空港へ。ホテルにタクシーをお願いしたら、ホテルの車で送り届けてくれました。時間にして5分。往路は空港の南をぐるっと回ったけど、復路はちょっと行くとターミナルだったので。それでいて料金は往路よりも高い60,000ルピア。まあ旅行者にとって少々の高い安いは気にならないけど。

アンボンの海のお勧め度

先のGWにインドネシアのアンボンに潜りに行きました。

ただしアンボンは宗教紛争が断続的に続いており、2011年にも暴動があったため、かつてのようにワールドツアープランナーズのツアーも組まれていません。よって行くには航空券とダイブリゾートを自己手配することになります

とは言え日本⇄ジャカルタの航空券購入は簡単だし、ジャカルタ⇄アンボンの国内線と宿を兼ねたダイブリゾートの手配交渉は担当の方と日本語で行えます。代金のルピアでの送金は面倒だけどハードルはそれぐらい。実際に行ってみても宗教紛争の形跡などはまったく見受けられませんでした。まあ私は空港とリゾートと途中の道路しか見ていませんが。

そんな風に実は平和なアンボンですが、海の方はちょっといただけません。なぜなら海底にゴミが多すぎて。定番の瓶・缶・ビニール袋の類はもちろん、プラスチックのおもちゃや電化製品の類いも多数。加えて衣類も。くたびれたシャツやらブリーフやら。ひいては女性の生理用品まで。もちろん場所によっても違うけど、目ぼしいダイブサイトにも容赦なくゴミが落ちていて、半ば埋もれています。よって海底はヘドロっぽいところも多々。サイトによっては潜ってると気持ち悪くなってくることも。

フィリピンのマクタン島やレイテ島の海にも、あるいいは同じインドネシアのレンベの海底にもそれなりにゴミは落ちているけど、アンボンではケタ違いに多い印象です。

推測するに、社会インフラの整備具合が悪かったり現地住民のモラルが低いままなのと、アンボンにはダイビングサービスが少なく、ゴミ回収ダイビングがなされていないのが原因ではないかと。日を追うごとにゴミが増えていく一方なわけです。多分。

よくもまあこんな海のどこかにサイケデリカが出没したものだと感心します。というか、近年のゴミ問題の悪化でもってサイケデリカも出なくなったのかも。

まあ、そうはいっても普通種のカエルアンコウの生息数は多いし、ポテンシャルに恵まれた海だとは感じます。だからこそ残念でなりません。

ニシキフウライウオ
こういう美しい柄のニシキフウライウオが…
ニシキフウライウオのペア
ペアでゴミに寄り添って生きていたりもします

他方でダイビングサービスMALUKU DIVERSのサービスはとても充実していました。よって懸案のゴミ問題が大きく改善されたらまた行ってみたいと思います。

でも改善されないままならアンボンにはもう行かないでしょう。サイケデリカがまた出るなら別ですが、目撃情報が途絶えて久しいようだし。

てなわけで当面は他の人にもアンボンはお勧めしません。マクロ狙いでインドネシアに行くなら、やっぱりレンベですね。

ジャカルタに出発

Expediaの画面(ジャカルタ行き)これよりANAのジャカルタ便でインドネシア某所に潜りに行きます。1日早く行っている連れとは現地で合流予定です。ゴールデンウィークに旅に出るのは20年ぶりぐらいかな。

これまでもフィリピンやパラオには、ちょいちょい一人で行ってたけど、インドネシアに一人で行くのは初めてなので少し不安。もうちょっと英語力を磨いておけばよかったなあ。

でもインドネシアは英語の国じゃないから、フィリピンやパラオとは違って空港とリゾート以外では英語だって通じるか怪しいです。だったら出たとこ勝負ですね。「シンプルなコミュニケーションを心がけるべし」ってとこかな。

さしあたり今日の課題は空港からタクシーでトランジットホテルに向かい、夜再びタクシーで空港に移動して国内線に乗ることぐらい。まあ何とかなるでしょう。

でも、出発が今日で良かった。これが昨日だったらオバマ大統領が羽田から発つので近隣の交通網も厳戒態勢。朝方の羽田行き空港バスの所用時間も怪しかったし。

那覇への深夜便が飛びますね

ANAが7月18日〜8月31日、羽田00:00発那覇行きを運行するそうな。おう、これで残業した後でも沖縄に行かれますね。

東京(羽田)⇄沖縄(那覇)ANA深夜便のバナー

那覇到着は02:30。タクシーで泊港の近くのホテルに移動して3時を軽く回ります。ダイビングのピックアップが7時前後なら仮眠しか取れないけど、まあいいでしょう。飛行機の中でもいくらか寝られるし。

ちなみにその機体の復路は那覇4:40発。ダイビング後18時間空けるルールを守るとしても前日11時ぐらいまでは潜れます。覚悟を決めれば昼過ぎまでいかれなくもないです。お勧めはできませんが。

よって金曜日の夜に羽田を発って、寝不足の土曜日と日曜日に潜って、月曜日の朝7:00に羽田着。その足で出勤なんてこともできますね。有給休暇を使わないパターン。けっこうしんどそうだけど。