マニラのSMで見かけたタマリンド。タイのトムヤムクンやフィリピンのシニガンに使われる酸味付けの豆類ですね。
横浜の中華街でくたびれたタマリンドのばら売りを見かけたけど、本場だとこんな風に売ってるのか。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
フィリピンに行く楽しみの一つがTANDUAYを飲むこと。フィリピン産のラム酒、見ての通りダークラムです。
かつて行ったリロアンのマリンビレッジには常備されていたけどアニラオのヴィラ・マグダレナには置いていなかったので、食材の仕入れついでに買って来てもらいました。
カパライで働いていたミンダナオ島出身フィリピン人ガイドのリト曰く「体に悪い酒」だそうですが、これが美味いのですよね。
私は貧乏舌なのか海賊体質なのか、サトウキビの搾りかす(?)で作るこの安酒が好き。妙に体に合うのか私より格段に酒に強い連れにもラムなら飲み勝てます。
ちなみにTANDUAYの度数は40度。グラスの氷が少し溶けたところをグイっといくのが最高です。ヴィラ・マグダレナは50ペソでアイスバケツを出してくれます。
先日のアニラオ行きでの出来事。
ANA便でマニラ空港ターミナル3に到着し、ヴィラ・マグダレナが手配してくれている迎車に拾ってもらうべく、ロータリーのBAY5という柱付近に移動。
待つこと30分。来ません。しかたなく教わっていたドライバーの電話番号に電話すると、眠そうな声で応答が。私が「ハイミー(ドライバーの名前)か?」と訊くと「No」と言って切られました。そんな言い訳が通じるはずがないのに。
まあいいでしょう。どこか近くに車を止めて寝ていたんなら今ので起きて駆けつけるだろうから。そう思って10分ほど待ってみたものの来る気配なし。
しかたなくヴィラ・マグダレナの大沢さんに電話して、雇い主から連絡してもらうことに。見ず知らずの私から掛けてもまた「No」で誤魔化そうとするだろうし。
10分後、大沢さんから私に電話がかかってきて「ハイミーに会えましたか?」と。どうやらハイミー氏は大沢さんに「空港に着いている」と嘘の報告をしていたみたいです。
そうしてさらに10分ほど待って、ようやくハイミー氏が迎えに来ました。バツが悪そうに「いやぁ、ミスター大沢から電話掛かってきたよ」だと。
結局、1時間遅れ。まあ急いでなかったし、ナイトダイブにも間に合ったからいいようなものを。これがフィリピンタイムか。
日本にもウチナータイムってのがあるけど、沖縄人だって仕事の時間は守りますよね。
先日のアニラオで利用したダイビングサービスはヴィラ・マグダレナ。ワールドツアープランナーズなどのツアーでも扱っているパシフィコアズールリゾートのマネージャだった大沢さんご夫妻が独立して立ち上げた、この夏オープンしたてほやほやのリゾートです。
でもマリンダイビング誌のゴット姉さんのblogには5月に泊まったとありますね。さすがだ。
そのヴィラ・マグダレナ、場所的にはパシフィコアズールリゾートよりも車で10分ほど南に走ったところにあります。
ちなみにリゾートは丘陵からうねった急斜面を下ったところにあります。自力で上り下りしようものなら膝に水が溜まりそうでした。
予約していたお部屋は最もリーズナブルなスタンダードルーム。それでも十分な広さがあり、エアコンも付いていて、バスタブもありました。さすが日本人経営。私は米のご飯はなくても暮らせるけど、お風呂には浸かりたくなるんですよね。
なお、カップルルームなる部屋もあるらしいので、予約するときはカップルで行くのか、そうでないのかを伝えといた方がいいです。男どうしでベッド1台、他の部屋も空いてないなんてのは辛すぎるので。
リゾートのシステムは総じてパシフィコアズールリゾートのそれを引き継いでいました。精算時には潜ったポイントをプリントアウトしてくれます。
ただしクレジットカードはまだ使えないそうな。あれって開業後一定の期間が必要なんだっけ?
それとお土産Tシャツはフィリピン人デザイナーに発注してて、まだ出来上がっていないとのことでした。
食事も総じて美味しかったし、特に不満も感じない、いいリゾートに仕上がっていましたね。
ああ、Wi-Fiが超低速どころか不通になることも多々あったのが難点だけど、こればかりは現地のインフラだからなぁ。フィリピンの僻地なわけだから、なかなか改善はしないんじゃないかと。
よって、もし仕事とかで定期的なメールチェックが必須なら、現地で使える携帯電話系のWi-Fiルーターか現地SIMを使えるスマホなんかを用意して行くべきですね。