マクタンにセブンイレブンが続々と

一年半ぶりに行ったマクタン島にはいくつもの変化がありました。その一つはセブンイレブンがたくさんできていたこと。

どの店舗でも店内に入るとすぐのところに肉まんの蒸し器やセブンコーヒーの機械が置いてあります。さすがにおでんはありませんでした。

コーヒーの買い方は先にカップを買う日本とは違い、据え置きのカップに自身で注いでから料金をレジで支払いました。Mサイズが29ペソ(約80円)です。

フィリピンのセブンコーヒー
フィリピンのセブンコーヒー

このとき一緒に買ったのは下写真のチルド弁当、65ペソ(約179円)。店員さんがレンジでチンしてくれます。

セブンイレブンのチルド弁当

さっそく店内のイートインコーナーでいただきました。パッケージの写真はご大層だけど、開けてみるとこんな感じ。肉が切れ子の明太子みたいに崩れています。まあそんなもんでしょうね。

マクタン島のセブンイレブンの朝食

ただしリゾートホテルやダイビングサービスがたくさんあるマリバゴ地区やBAYSIDE English Cebu RPCがあるアグス地区にはまだセブンイレブンはありません。リゾート滞在の観光客や留学生は夜間に外出しないので24時間営業が無意味なのも理由の一つかな。

マクタン島にも銭湯がある

一年半ぶりに行ったマクタン島にはいくつかの変化がありました。その一つが銭湯ができていたこと。METROというスーパーマーケットの並びにあります。METROはJPARKホテル(旧インペリアルホテル)の向かい側です。

マクタン島の銭湯
マクタン島の銭湯の入り口

料金は300ペソだから約800円。タオルは無料で貸してくれるので手ぶらで行っても大丈夫です。 実はこの銭湯、ココナッツ・パラダイス倶楽部のオーナーによるサイドビジネスだそうで、純日本式。中には洗い場、大浴槽、水風呂、サウナがあり、フィリピン人の三助が背中を流してくれたりもします。

マクタンの銭湯の浴槽
客がいないときはブルーの放熱防止シートを張っています

サウナは定員2名サイズ。

マクタンの銭湯のサウナ

洗い場の鏡の上には各種ダイビングツアーの宣伝が。水圧は強かったり、弱かったり。

マクタンの銭湯の洗い場

畳の休憩室には三国志の漫画が揃っています。

マクタンの銭湯の休憩ルーム

でも、このビジネスの継続は難しいかも。水代が目一杯掛かるし、見込める客は現地在住の日本人ダイブマスターと長期滞在の日本人留学生ぐらいかと。すぐに帰国する人はわざわざ来ないでしょう。それにマクタン島でも少々お高いホテルに泊まればバスタブも付いていて、お風呂に浸かれます。 果たして次回に行ったときにもまだ続いているだろうか。

アグスホテルももうない

一年半ぶりに行ったマクタン島の変化の一つがアグスホテルが無くなっていたこと。正確にはホテルとしては営業していないという話です。

アグスホテル
アグスホテル

アグスホテルはアグスというローカル地区にあり、海沿いではない代わりに大型プールを備えた穴場っぽいホテル。数年前、ピークシーズンでホテルを取りにくい時に、ダイビングサービスのスタッフから勧められたこともありました。なにしろビーチからも繁華街からも遠いので、押さえやすいとの評判で。

でももうホテルとしては営業していないとのこと。その理由を聞いてびっくり。あるとき韓国人の英語学校留学生がフィリピン人教師を刺殺する事件が起こり、以後存続できなくなったのだそうな。どこまで本当かは解らないけど、ありそうな話。別の情報筋からは、警戒心の乏しい日本人女性の留学生が飲み屋で意気投合した韓国人にレイプされた話なども聞かされたしなぁ。もちろん韓国人が皆悪質ってわけではないのだけど。

ちなみにアグスホテルの立地はここでした。

Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)
Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)

BAYSIDE English Cebu RPCからは目と鼻の先だけど、殺人事件を起こした当事者がどこの学校の先生と生徒だったかは知りません。

ココナッツガーデンはもうない

1年半ぶりに行ったマクタン島にはいくつかの変化がありました。アグス地区の『ココナッツガーデンレストラン』というお店が無くなっていたのもその一つ。

Cebu potのココナッツガーデンの広告
Cebu potのココナッツガーデンの広告

私は利用したことがなかったけど、私の仲間がマクタン島に潜りに行った際に使っていました。日本語で電話すれば送迎してくれ、観光客にとっては便利だったので。

でもこのお店、とっくに無くなっていたのですね。先日、散歩がてら通りかかったら『BAMBOO』なる韓国系のお店に変わっていました。

マクタン島のBAMBOOレストラン
マクタン島のBAMBOOレストラン

ちなみに所在地はここです。

Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)
Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)

この通り、英語学校BAYSIDE English Cebu RPCからは歩いて5分弱の場所でした。

BAYSIDE English CEBU RPCの交通事情

BAYSIDE English Cebu RPCはマクタン島のアグス(Agus)という地区にあります。アグスは簡単に言うとビーチサイドの田舎町です。

徒歩10〜15分の場所に小さなスーパーが2軒(Metro、Save more)、その近くに飲食店などが多数あるけど、まとまった買い物をするためには大きなショッピングモールに出向く必要があります。

ただし遠いので公共交通機関を使うことになるでしょう。手段は主に三つ。

  • タクシー
  • ジプニー
  • トライシクル

タクシーは日本と同様ですが、他と比べると圧倒的に高額。それに流しのタクシーはあまり走っておらず、電話で呼ぶこともできません。よって普段はジプニーかトライシクルを使うことになるでしょう。マクタン島にはバスが走っていないので、その代わりですね。道中、どこでも乗り降りできるのでバスよりも便利です。

それぞれの特徴や乗り方は『現地の乗り物(タクシー・ジプニー・トライシクル)』などを参照してもらえればいいかと。

そこでBAYSIDE English Cebu RPC特有の事情を書きます。

まあ、注意が必要なのは、ジプニーとトライシクルはルートが決まっているので乗る前に行き先を確認することぐらいですが。ジプニーの中にはセブ本島のマンダウエなんかに行く車もあるし。

Macon Islandの交通地図
Macon Islandの交通地図

差し当たりBAYSIDE English Cebu RPCから最も近いモールはガイサノ・グランモール(GAISANO Grand mall)だけど、そこまでの道(Basak-Sisi-Agus道路)は細いためジプニーは走っておらず、トライシクルを使う必要があります。片道一人7ペソ(約20円)で、乗客が5〜6人集まるまで出発しません。もちろん人数分の運賃を払えば貸し切りで即座に発ってくれるけど。グランモールまでは10分ほどで到着します。

でも繁華街のマリナモール(Mactan Marina Mall)やガイサノマクタン(GAISANO Mactan)に行くにはジプニーになります。マリナモールにはスターバックスが入っているし、ガイサノマクタンはデパートなので、より多くのお店があります。

ジプニーは長距離で乗客が随時乗り降りするためか、乗客が少なくても発車しますね。トライシクルは窮屈だけど、ジプニーは乗客が少ないときは広々としています。天井は低いけど。

BAYSIDE English Cebu RPCからマリナモールまでは7ペソ、ガイサノマクタンまでは10ペソでした。所要時間は平均的な混雑時でそれぞれ40分、50分といったところです。ガイサノマクタンからアグスまで縦に移動すれば早そうだけど、その区間のジプニーは走っていないので、そうするためにはトライシクルを乗り継ぐ必要があります。

ちなみに私はマクタン島には過去10回以上行ったことがあったものの、すべてダイビング目的だったので現地の公共交通機関を使ったことがありませんでした。常に機材やカメラセットを持ち運ぶのでダイビングショップの送迎頼みだったわけです。

でも先日の留学ではダイビングの送迎以外の時の移動にジプニーとトライシクルを利用。実に楽しい経験でしたね。特にジプニーでは運転手から遠い席に座った人がバケツリレー方式で料金を支払うので、車内にちょっとした連帯感が生まれます。