ナイトホーク購入記

Knighthawk BCD参考までにSCUBAPRO KNITEHAWK(ナイトホーク)購入の経緯を書きます。でも届いた品が不良品だったときの対処や故障した際の保証が不安な人にはお勧めしません。

当初、以前使ったことのあるニューヨークのLEISURE PROあたりで買おうと思ったもののナイトホークは一番大きな2XLサイズ以外が欠品中でした。いつなら入荷するかを問い合わせても満足な返答はなし。他にも何社か当たってみても似た状況か、意外に高価で…。

そうして探し回って見つけたのがこちら。香港のお店です。

品揃えの中にちゃんとナイトホークがあり$479とリーズナブル。さっそくメンバー登録して購入手続に進んだものの、チェックアウトの段階で以下のメッセージが表示され、先に進めなくなりました。

No shipping available to the selected country

そこでメールで訊ねると、すぐに「送料込みの526USドルをPayPalで送金してくれればOK。日本にもちゃんと出荷するよ」という返信あり。

ならばとPayPalの手続きを行ったのが8月7日(日)。9日(火)には商品が出荷され、昨日13日(土)に自宅に配達されて来ました。前にLEISURE PROからダイコンを取り寄せたときは商品の入手まで3週間ぐらい待たされたものの、さすがに香港からだと1週間で届きますね。

それからLEISURE PROのときは日本のクレジットカードの有効証明が必要で結構面倒だったものの、今はPayPalで先方のメールアドレス宛てに送金するだけという簡便さ。いい時代になったものです。

香港からダイビング機材を輸入することになるとは思っていなかったものの、近年では中国系ダイバーも増えてますし、香港では毎年DRT Show(アジア最大のダイビングイベント)も開催されています。それに考えてみれば私の水中カメラのハウジングも香港製。そんなに無茶な話でもないですね。

ちなみにクレジットカードの引き落とし代金は8月10日の換算レートが適用されて42,156円でした。

ナイトホーク到着

歴史的な円高ドル安のメリットを享受すべく個人輸入で購入したSCUBAPRO KNIGHTHAWK(ナイトホーク)が到着しました。

SCUBAPRO KNITEHAWK BCD

スキューバプロ・アジア株式会社のサイトには…

スキューバプロおよびウワテック製品は、日本国内のSCUBAPRO UWATEC JAPAN正規製品取扱店からご購入なさることが大切です。
海外あるいは、インターネットやオークションをはじめその他のルートで製品をお求めになった場合、SCUBAPRO UWATEC JAPANの製品保証制度は適用されない場合がございます。

とありますが、私が欲しかったKNIGHTHAWKは日本向けのラインナップに入っていないので輸入も仕方なかろうと。

いや、一応ダイビング機材量販店のAQROSが取り扱ってはいるものの、今回のテーマは「円高の恩恵を受けよう」なので。

でもまあ届いた品が不良品だったときの対処や故障した際の保証が不安な人にはAQROSでの購入をお進めします。

ちなみに同じく日本向けのラインナップにないSCUBAPRO GEOはmic21が扱っていますね。

SCUBAPRO GEO BCD

 [rakuten]mic21:10028922[/rakuten]

おさかな大喜利

良かったらセリフを付けてみてください。

クロスジギンポ
クロスジギンポ「                    」
ハリセンボン
ハリセンボン「                    」
サビウツボ
サビウツボ「                    」

ばかうけ

ソウシハギの群れ。写真に収めて色を調整するとそれなりの色合いを発揮してくれますが、水中ではもっと単色な印象で、お菓子のばかうけみたいに見えます。

ソウシハギ

こう見えても猛毒を持っているらしいです。それもフグ毒の数十倍という致死力の。まあ食べなきゃ大丈夫だそうですが。

栗山米菓 ばかうけ青のり 18枚×12個

ダイビング・インストラクターの適性年齢

以前、都市型ダイビングショップで馴染みだったインストラクターが最近パラオのショップに勤めはじめました。お給料は月にン百ドルとのことですが彼はまだAround 30。比較的若く独身(たぶん)なので、かの地で腰を据えて精いっぱい頑張ってもらいたいものです。

さて、私はあんまり歳がいったダイビングのイントラは信用しないことにしています。いや、若い頃からこの職に就いて年期が入った人は別です。彼ら彼女らには敬服します。でもたまに見かける40歳ぐらいでダイビングを始めてその流れでイントラ資格を取ったような人はどうも…。

私の知り合いにもそういった人が何人かいます。何を目指しているのか尋ねてはいないけど、向上心の行き着く先なのでしょうかね。

ただ、ダイビングの現場は基本的に若い人たちの働き場所。40歳過ぎのオールドルーキーを入れてもショップはなかなか上手く機能しませんよね。実際、その年代でイントラになり、東京の会社を辞めて沖縄の馴染みのショップで雇ってもらったものの、二十歳そこそこの他の同僚達とペースを合わせるのが難しく、早々にトラックの運ちゃんに転身したなんて話も聞きます。どんなに本人にやる気があってもショップ側にしてみればちょっと扱いに困るはずです。

とはいえダイビング業界にとってイントラの養成もビジネスの種。少々年齢がいっていようが客は客。当然「その道で対価が得られるようになれる」が前提なので、中年者をその気にさせてしまったショップにしてみれば「しょうがない、たまに代役のガイドでもやらせて自尊心を満たしてやろうか。その内自分でも適性や限界点にも気付くだろうから」ってことじゃないでしょうか。

それと、そういったコースを辿った人は、なかなか実地スキルの方は伴わないようで。先日もそんな一人がゴールデンウィークの小笠原でファンダイビングで潜っている際、カメラに夢中になってダウンカレントに捕まっていることに気付かず、危ういところをイントラでもない私の友人に助けられたという話を聞いたし。まあ講習と特定のポイントのガイディングはできても、感性を要する経験値は一長一短一朝一夕には身に付かないから。

てなわけで独断で言わせてもらえば、もちろん個人差はあるにせよ、

  • ダイビング・インストラクターになるなら20代の内じゃなきゃダメ
  • 30歳を過ぎてダイビングの楽しみを知ったからとイントラを目指してももう手遅れ

です。

もっとも、単に「頑張って勉強した証、勲章が欲しい」だとか「イントラ修行を通じてスキルアップを図りたい」あるいは「もともと人に教えることが好きで、ゴルフで言うところのティーチングプロ止まりで構わない」という人なら四十の手習いも良いかも。

でも、インストラクター資格はあくまでもインストラクションの必要事項を満たした認定であって、決して海のエキスパートを意味するわけではないので、あんまり大それたことまではしてくれない方が良いと思いますね。