Typhoooooooooon

今年は台風の当たり年。今度は名古屋の被害が甚大ですか。しかも15号はこれから東北をも襲うとのこと。たまらんです。

ちなみに台風は沖縄近海から去ったものの、返し風でもってボートが出せるのは明後日ぐらいからの見込みだそうな。海人(うみんちゅ)とダイビングショップは商売上がったりだな…。

さて、気になるのはこれから。個人的には10月後半に座間味で潜る予定があるものの、今回浮いた予算でその前にもう1回沖縄に潜りに行ってもいいかなと。さすがに今週末は無理でも10月7日〜10日のツアーはまだ申し込めそうな感じです。

でもなあ、また台風に見舞われた日には目も当てられません。今日のお昼の衛星写真でもこの通り、日本の南方海上には大きな雲の固まりがたっぷりと。

衛星写真9月21日の昼

今のところ台風になりそうな強烈なやつはまだいないようですが、向こうしばらくはミクロネシアはもちろん、フィリピン南部もどんよりなお天気が多くなるかもしれません。

さすがに10月の3連休の予測はできないものの、向かってくる台風が多いのなら今年は控えめにしといた方が無難かも。それでもこんな感じの台風保険さえあれば躊躇うことなく予定を入れられるのですがね。ちなみにANAに提案したところ「検討しますが、実施の確約はできません」とのことでした。

台風保険について考えてみた

先日、沖縄ダイビング旅行が潰れたときに思いついた「台風保険」についてもう少し考えてみました。

私が欲しいと思う商品の概略はこうです。

  • 航空券を購入する際に任意で保険料(+数%程度)を支払って加入
  • 滞在期間中に所定のレジャーが一度もできそうにない気象条件であれば、航空券をキャンセルした際にキャンセル料+手数料相当の保険金が下りる

もちろん飛行機が欠航すれば代金の全額が払い戻されます。フライトに条件が付いてからのキャンセルでも全額が戻ります。よって懸案は今回のように「天候上、旅の主目的のレジャー自体はまったく遂行できなさそうだが、往路の飛行機はまだ飛べるのでキャンセルしたら航空券の半額(+手数料)を取られてしまう」というケース。現行ルールでは「現地に赴いて無為な時間を過ごすか」と「安くないキャンセル費を払って旅行を取りやめるか」の選択を迫られます。

さすがに航空会社はそういった個々の旅行者の不本意な負担までは肩代わりできないので、代わりに保険商品の導入が望ましいだろうと。

台風の影響をもろに受けるレジャーといえばスキューバダイビングはもちろんウェイクボードなどのマリンスポーツ全般、釣り、ゴルフ、パラセイリング、スカイダイビングなどもそうですね。沖縄でスカイダイビングを楽しむ人がいるかは知りませんけど。まあ各人がダイバーかゴルファーかなんてチェックはしてられないはずですが、その必要もないでしょう。台風下ではそれらのレジャーは全部ダメなので。海が荒れて離島に渡れないケースも考えられますね。

いや、何もレジャーにこだわる必要はないのかな。つまり、単純に台風がヤバそうな場合のキャンセルには保険が下りるというだけで。どういう旅行であれ「台風が迫ってきたので日程を切り上げて帰った方が懸命」というケースにも適用できた方がいいので。この場合は現行なら元々の復路便が欠航になるかが解らないまま航空券を買い直さざるをえません。

もっというと気象条件も関係なしの「キャンセル保険」でもいいかもしれませんが、それだと制度設計が難しくなるかな。

会社勤めの人にとって夏休みが取得できる8月と祝日が2回ある9月は長めの旅行に都合のいい時期です。ただし沖縄は台風シーズンでもあります。そのため航空会社が旅行客をより多く獲得したいのであれば、悪天候のせいで残念な思いをする人を減らすのはとても有効です。一度台風で嫌な目に遭った人は次からその時期の旅行を躊躇うでしょうが、台風保険があれば安心して旅行計画を考えられます。そのための原資も旅行者から集めれば良いわけですし。

8月9月の沖縄行きを考える旅行者としても、たとえ運悪くキャンセルすることになっても実質負担がゼロになるならと保険を掛ける人は多いはず。そして実際にはそれほどたくさんの台風が沖縄に接近することはないわけです。もちろん台風が迫っていてもキャンセルしなかった加入者には保険金を支払う必要はありません。ならば掛け金等の設計次第では顧客サービスというだけではなく利益も出るのではないでしょうか。LCCの台頭でも解るように航空券の低価格化が求められる中で、珍しく客単価を引き上げられるプランでもあります。

おおむね誰にとっても具合の良いサービスだと思うのですがね。

コクテンキングがあらわれた!

海の中でコクテンフグが8匹集まって合体するとコクテンキングになります。

コクテンフグ

本当は沖縄で撮った新作の写真を公開したかったのですが、行かれなかったので代わりに過去のストックから印象的なものを。例によってセブの海で撮影。

コクテンフグの英名はDog Face Puffer。直訳で「犬顔河豚」。確かにそんな感じがします。

海ではよくダイバーに捕まって膨らまされてますが、この写真のポイントは岩の土台に鎮座しているところ。おかげでドラクエのような絵柄になったので、お馴染みのメッセージを合成してみました。倒したくはないけど…。

リベンジは座間味

9月の沖縄行きは見事に潰れてしまいました。テレビの中継だと今朝の那覇では虹が出ていましたが、風雨にはには小康状態のときがあっても波、うねりの方はね。台風の影響はこれから強くなっていくのでしょうし…。

ま、気を取り直して。

友人に誘われたので10月のダイビングは座間味に決定。ある週の金曜日から沖縄入りし、土・日・月と潜って火曜日に帰ってくるプランです。歴史的な円高と言えど燃油代も高いので今は国内の方が割安感がありますしね。

目をつけたパックツアーだと那覇前泊付きの5日間6ダイブ込みで92,900円〜。往路、友人3人は羽田17:30頃の便に決めたものの私は会社終わりで行こうと20:00羽田発の便への変更を依頼。すると旅行会社から「18,000円UPになります」との返答が。便指定に追加料金がかかるのは当然としても、出発が2時間半後になっただけで+18,000円、計11.1万円は惜しいので申し込みを諦めてしまいました。

もっともダイビングのお誘いは断れないので別の行き方を探すことに。要は往路の飛行機以外をみんなに合わせればいいわけです。他社の似たツアーを探すか飛行機・前泊の宿・高速船・宿泊・ダイビングをバラで手配しようと。それでもいいのが見つからなければ、その時は11.1万円を呑むか、当日会社を早引けできるよう調整することになりますが。

まずはダイビング付きのパックツアーを物色。でも条件が合致するものがありません。やはり各社とも20:00の便へのアレンジができなくて。

ならば自己手配。料金はざっとこんな感じ。

  • 羽田→那覇(ANA):21,170円
  • 那覇前泊:3,000円〜
  • 高速船(往復):5,970円
  • 座間味の宿(3泊):20,475円
  • 2ボートダイブ(x3):35,280円
  • 那覇→羽田(ANA):17,070円

合計約10.3万円〜。18,000円UPのツアーよりは安いけど、もちょっとどうにかかならないものか。とはいえスカイマーク22:55発(01:40着)ではシンドイし、早朝の便も勘弁願いたいと。

そこで目をつけたのが1泊5日の「帰省ツアー」ってやつ。初日だけ那覇のホテルに泊まるプランです。そうして見つけたのがスカイツアーズのこちらのツアー。1,000円UPで帰りの便を変更して35,800円。往復の飛行機代よりも安くて泊港近くのホテルピースランド(昔はラブホテルだったらしい…)の前泊も付いてます。これに決定!!

不思議なことにスカイツアーズのサイトで「帰省」 と検索しても出てこないのにGoogleで「帰省ツアー 那覇」などと検索すると見つかるのですよね。どういうポリシーなんだか。

で、残すは高速船と宿とダイビング。でも現地サービスを値切るのも気が引けるのでそこは定価でいきましょうかね。

計97,525円。 まあ、いい感じではないかと。他の3人も復路便の時刻を指定したら96,200円になったそうだし。

今度こそ台風が来ないことを祈ります。

台風に負けてしまった…

今日からの沖縄行き、結局中止しました。

台風が沖縄を抜けて行くコースを辿るのなら迷わず飛ぶのですが、よりによってこの連休中ゆっくりと沖縄本島を北から南に舐めるように進みそうだ(↓)となれば、全日程とも目ぼしい全ポイントでダイビングは絶望的です。おとついは台風のコースがずれてラッキーと思ったものですが、一転して嫌がらせのような進路になるとは…。

台風15号の進路予想図_0915

その上、場合によっては滞在中ずっと外出もままならずホテルに缶詰め同然ってなことにも。強風下ではモノレールはあっさり止まりますし、タクシーも捕まらないからと暴風雨の中レンタカーを走らせたところで良いことはないでしょう。早い話がこのまま沖縄入りしても観光はおろか在沖知人の訪問もろくにできなさそうだと。

しかも、知っての通り台風は東側の方が風雨が強いので予報進路の通りに進んでも楽観できません。那覇空港の西側に留まって復路予定の19日午前の羽田便が欠航しようものならキャンセル待ちも適わず台風下でさらに一日足止めを食らい兼ねません。しかも連休絡みでホテルも取れずに那覇空港で一泊なんてこともありえます。

そして残念なことに今回はツアーではなく自己手配。まだフライトに条件も付いていないため航空券には規定のキャンセル費が発生します。8・9月が要注意なのは重々承知の上での賭けだったのですが見事に負けてしまいました。自分のお天気運の良さには自信があったのですが、ダイビング19年目にして初めての掛け金没収(キャンセル費発生)は精神的なショックが大。

まあでも自然には逆らえないので、失った金額を惜しむより、戻ってくる&使わずに済んだ予算と休暇の有効な使い道を考えることにしましょう。

それと、本州の南東海上に次の16号もできてますね。3連休は伊豆方面も荒れそう。今年は台風の当たり年。何だか去年の分までまとめて発生しているような感じです。

で、思ったのですが「台風保険」なんて商品があるといいかも。 旅行前に掛け金を支払っておくと、台風で申請しておいたレジャーの過半が遂行できないときにはキャンセル費名目の保険が下りるような。そういうのを航空会社が主導して導入してくれると助かるんだけど。