撮影旅行の強い味方?

カメラを携えた長めのダイビングツアーの場合、悩ましいのが電池。例えば私は2灯のストロボとターゲットライトに計11本の単三乾電池を使います。

もちろん日数×想定ダイブ数をカバーするだけの乾電池を持って行っても良いのですが、荷物がかさばるし旅行前に毎回買いそろえるのも厄介なのでエネループを使っている人も多いはず。アルカリ電池と違ってエネループは終始電圧が一定なのも有利です。

ただしエネループの充電器1個で一度に充電できるのは4本まで。そして海での夜はたいてい飲み会になります。夕刻、最初の4本をセットして外出。帰ってきて次の4本をセットし直さなければならないところを、酔った勢いで充電し忘れて寝てしまおうものなら翌日悲しいことに。朝ボートで沖に出ると夕方まで部屋に戻れなかったり、辺鄙なリゾートでは買おうにも買えないときもありますし。

ということで活躍してくれそうなのがこちら。

充電器(12本用)

サイズこそエネループ用充電器の3倍ありますが、これ1台で同時に12本の充電池が充電できます。ダイビングを終えてホテルの部屋に戻り、夕食や飲み会に出かける前に全部の電池を挿して放充電を開始しておけば、翌朝にはリフレッシュ済みで満タンのエネループが完成しているわけです。お値段もエネループ充電器1個と同じぐらいだし。

「電圧が240Vとかの海外でも使えるか?」「11本という半端な本数でも大丈夫か?」など、買う前に調べないといけない点もありますが、今私が欲しいアイテムの一つです。でもこの商品を扱ってる上海問屋では売り切れたままになっちゃってるんだよな…。

10本用でよければ買えるようです。

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これまた売り切れたようで。時折再入荷をチェックするしかないか。

機内預け手荷物23kgルールの謎

昨年11月、フィリピン航空の機内預け手荷物の重量制限が23Kg × 2個に変更されました。それまでは20kg、有償(年々値上がりしていて今や年会費12,500円)のスポーツプラス会員になっていれば+20Kgの計40kgまでだったのですが、もはやスポーツプラスは要らない気がします。成田および名古屋発着便に限っての話ですけど。

でも総重量は緩和されたものの荷物一個当たり23Kg以内というルールは厳格に適用されています。超過料金は一万円です。合計46kgまでOKなら30Kgのプロテックスぐらい許されて良さそうなものですが、そうではないそうな。

でも理由を聞くと納得。一個あたりの重量が重いとバックヤードでコンテナに積む係の人が腰を痛めやすくなるとのこと。23Kgは「まあまあ無難な重さの上限」ということらしいです。なるほどね。

ってことは成田と名古屋には大型の飛行機が就航していて、積載するコンテナの背も高いのかな。荷物を高く積む機会が多いと。正確なところは解りませんが。

まあそういうことなので、ダイビング機材一式を持ってフィリピンに出向くときは預け荷物は二つに別けられるようにして行きましょう。ホテルの敷地内にあるようなダイビングサービスを利用するときはメッシュバッグは要らなかったりしますが、持って行くと最後の最後に役に立ってくれます。

流氷ダイビング?

友人が知床の流氷ダイビングツアーから生還しました。この週末は例外的に暖かかったそうで意外にもノーダメージ。無類の寒がりな人なので、てっきり風邪ぐらい引いて帰ってくると思っていたのですが。運良く無風だったため海辺では伊豆の方がよほど寒く感じるぐらいだったとのこと。

で、「海の中では何が見られた?」と訊いたら、こんな感じの答え。

  • クリオネ
  • クラゲ
  • ウミウシ
  • バフンウニ

氷の下の風景を楽しむ、ある種の地形派向けダイブかな。私にはまったく楽しめなさそうな世界です。1本の潜水時間も15〜20分。まあそうですよね。それ用の装備とはいっても水温は氷点下なんだし。

いや、冷たい海にもマクロ向きな生き物はいるわけで、それこそクリオネなんぞは下から煽りながら流氷をバックに大写しに撮ってみい気がしなくもないですが、話を聞いたら分厚く腫れぼったいグローブ越しだとカメラはろくに操作できないそうな。シャッターボタン以外も押したければ右手だけ薄手のグローブで行く覚悟が必要ですね。コンデジではなく一眼のハウジングなら何とか操作できるかな。でもアイスダイブ用の重装備なので、満足に撮影体制を取れなさそう。

うん、やっぱ機会があっても私なら丁重にお断りすると思います。ぜひとも行ってみたい南国の海もたくさんあることだし。

そうそう、クリオネはたくさんいたそうな。ちっぽけに写ったクリオネ写真を何枚か見せてもらいました。操作部の小さなコンデジで頑張って撮ったようです。

クリオネを何となく希少な生き物っぽく思っている人もいるようですが、現地ではバケツでかんたんに捕獲できると聞いたことがあります。怪しい業者の通販でもこんな値段だし。冷蔵庫で飼うからって、これ台所用品か?

幸せの黄色い封筒

今年も黄色い封筒が届きました。

幸せの黄色い封筒

これが来たら地球の海フォトコンテストに入賞したということです。4月のマリンダイビングフェア会場内で写真が掲示されます。賞金は掲示費用などで消えちゃうけど。

どういう応募作品が入賞したかはここでは控えますが、これで表彰式の後の抽選会に自力で参加できます(表彰式&抽選会には受賞者のお供でも参加可能)。昨年は人気のライトFIX LED1500 DX が当たったのですが、今年はINON S-2000が欲しいです。

ボラカイラム

昨日は日比谷の馴染みの店でフイリビン帰りのダイビング仲間の帰国歓迎会(?)でした。彼がお店にキープしていた小笠原のラムは前回一気に空けちゃったけど、今回また自身で酒のボトルを仕入れてきたようで。

今回の酒はフィリピンのBORACAY RUM(ボラカイラム)。

ボラカイラム

コバトーンの日焼けオイルと同じ匂いのするアルコール25度のラム酒です。九州人で南方系体質の私には泡盛やらラムやら南国の酒ががしっくりきます。その一方で日本酒やワインのような醸造酒は苦手。ビールも相変わらず好きにはなれません。

で、ボラカイラムですが、非常にけしからんですね。味と風味がいいのでかんたんに空きます。現地ではこのボトル一本で80ペソ、150円かそこら。そもそもラムは安い酒ですが、お得にもほどがあります。

そして下の写真はボラカイラムのバーコード。

ボラカイラムのバーコード
この通りボトルの形になっています