セブでのPCR検査は$100

ハイミーズダイブセンターから新しいLINEが届きました。内容は日本⇄セブのフライト、そして帰国時のPCR検査について。

ハイミーズダイブセンターからのLINE

諸外国の多くからは帰国前72時間以内のPCR検査で陰性証明がないと帰国できないけど、フィリピンは48時間以内、それだけ感染リスクがまだ高いってことかな。3日前の検査じゃダメだと。

PCR検査の費用は約$100とのこと。今だと14,000円ぐらい。まあ、ハワイとかでも$170ぐらいって聞いてるので妥当な水準なのかも。

ただし、HISが用意している現地ツアーはなかなかのものです。例えば「PCR検査予約代行+往復混乗送迎」サービスだとホテルとの送迎付きで37,120円((PHP13500.00)。しかも午前中です。ダイビングが2本分潰れてしまうなぁ。

しかも結果の証明書は検査の24時間後に自分で取りに行く必要があるらしく、同じくHISの「検査結果受け取り送迎プラン」が13,750円 (PHP5000.00)。まあ、だったら自力で行くよな。ジプニーとかを乗り継いで。

よって問題は費用面だけでなく肝心のダイビング。仮にHISのサービスを使うなら、3泊4日の工程だと通常6ダイブできるところが3ダイブくらいに減ってしまいます。別のサービスなり自身で手配して午後に検査を受けられても4ダイブか。

要するに、最小限でも2万円の追加費用を払い、ダイビングも2、3本少なくていいならもうセブに潜りに行かれるって話ですね。私はまだパスだな。

そろそろ海外旅行に行こうかと

いくつかの国を除いてコロナ禍も随分落ち着いてきたし、日本からセブへの直行便も発表されたので、そろそろ海外旅行を検討してもいい頃合いです。

でも気になることが。現状、日本への帰国便に搭乗するにはその国でPCR検査を受けて陰性証明をもらう必要があるとのこと。

日本とハワイでは唾液による検査が普及しているけど、その他の国や地域では未だスワッブテストだそうな。長い綿棒を鼻の奥に突っ込まれる拷問みたいなやつですね。あれは嫌だな…。

PCR検査の検体採取

しかもフィリピンなんかでは帰国前日にちゃんとテストが受けられるのかも怪しい気がします。ダイビングを午前中で切り上げ、昼食後に予約しておいたクリニックに出向いたら何かの都合でクローズしてたなんてことが普通にありそうだし、他が見つからなければ強制延泊です。ホテル代は追加、航空券も買い直しかもしれません。せめて空港近くに旅行者向けの飛び込みOKの検査所があればいいけど。

また、現地でウイルスを貰ってしまう可能性も。なにしろみんなもうマスクしてないし、日本ほどの衛生観念は期待できないのだから。その場合は当然、陰性が出るまで延泊です。

というわけで、日程に余裕があるリタイヤ世代とかじゃなければ、まだ海外旅行はリスキーかと。

この夏は様子見して、9月あたりで検討してみようかな。

フィリピンの観光政策(4月版)

昨日、受け取ったパラオスポートのメルマガではパラオの新型コロナ感染状況とともにフィリピンの観光客受け入れポリシー(下記)が紹介されていました。パラオスポートは7月〜8月にマラパスクア方面のクルーズを予定しているようです。

■フィリピン 4月1日情報
フィリピンは日本人観光客の入国を許可。但し、条件があるからよく読んでね。
◆条件
・査証は免除
・COVID-19用ワクチンの2回接種済み証明が必要
・ワクチン接種証明書を出発国の航空機搭乗時及びフィリピン到着時に提示。
・陰性証明書の提示
・フィリピン到着後、30日以内にフィリピンから帰国する出国航空券が必要。
・フィリピン到着日から換算して、旅券の残存有効期間が6か月以上必要。
・出発前、COVID-19感染治療用の海外旅行保険(最低補償額$35000)加入が必要。
・上記要件を100%満たさない者は入国拒否 又は 国外退去の対象。
・入国が認められた場合、到着後の検疫隔離対象にはならない。
・到着日から7日目迄、セルフモニタリングを行ない、異常が生じたら地方自治体に報告。

私の場合、ワクチンは2回摂取済み。パスポートは切れているので更新すれば残り期間はクリアだから、問題は「COVID-19感染治療用の海外旅行保険」。

そこでネットで検索してみたらたくさんヒットしたけど、わかりやすい案内が見当たりません。どんな条件でいくらかかるのか。

今はちょっと忙しいし、もう少し様子を見ようかな。予定を入れたらまた新型株が流行り出して状況が変わるなんてこともあり得るし。

IT'S MORE FINE IN THE PHILIPPINES

RGBlueのライトがアップグレード

マリンダイビングフェア2022のRGBlueブースではライト製品がアップグレードされていました。

以前のバージョンでもすでに水没に強かったけど、さらに防水性が高まったようです。

この通りさまざまなバリエーションがあるので、自信の撮影スタイルやメインの被写体を考慮して選ぶといいでしょう。

RGBlueライトのバリエーション

近くには巨大なライトも展示されていました。事実上、プロ用ですかね。

NA マクロワイドコンバージョンレンズ EMWL

マリンダイビングフェア2022で最も印象的だったのが、Fisheyeブースに展示されていた『NA マクロワイドコンバージョンレンズ EMWL』。Nauticam製だけど私は3年近く海から遠ざかっているため、こんなのが出てたとは知りませんでした。すっかり忘れてたけど2年前にもすでに展示されていました

NA マクロワイドコンバージョンレンズ EMWL
NA マクロワイドコンバージョンレンズ EMWLを展開した時の状態。脇にある「NA α1」って名札は右隣のハウジング(SONY α用)のものです

例えばこんな写真が撮れるそうな。

NA マクロワイドコンバージョンレンズ EMWLの作品例

手前のイバラカンザシにフォーカスを当てながら太陽が透けた水面もたっぷり映り込んでいます。なるほど他のレンズセットにはできない芸当かも。

ちなみにレンズセットは水中で脱着でき、使わない時はこのように畳んでおけます。

NA マクロワイドコンバージョンレンズ EMWL

面白いですね。レンズが長いので警戒心が強い生物を接写できそうです。

でも、デメリットもたっぷり。まずは価格。¥918,000(税込¥1,009,800)もします。もう一つカメラ&ハウジングのセットが買えてしまう額です。

次に重量。陸上だと2Kg以上、水中でも1.5Kgほどあります。飛行機での運搬やフロートも工夫しないと。

さらにライティング。レンズの胴体にライトを1、2機付ける必要があるでしょう。

そして何よりも被写体に狙いをつけるのが物凄く難しいのではないかと。例えばカメラセットを両手に持って狙うのはほぼ不可能かも。

というわけでこのレンズセットは素晴らしいけど、チームで潜って撮るプロ御用達、もしくは富豪ダイバーの道楽アイテムみたいなものかもしれません。