不気味な熱帯低気圧

今年は台風の当たり年。すでに最強クラスが二つも沖縄を襲っただけでなく、とある気象予報士によれば季節が例年よりも1ヶ月ほど遅めに推移しているため、10月は台風ラッシュになる可能性があるとか。発生したらことごとく日本に向かってくると思っていた方がいいとのこと。

さて、現在もパラオの北方海上にTD(Totopical Depression。弱い熱帯低気圧)があり、しかも西に進んでいます。つまり、フィリピン中部にまっしぐら。もしこれが発達しようものなら明後日と明明後日のダイビングはアウトかも。前回は怪我でノーダイブだったのに今回も台風で?

と思っていたら、こんな進路予想が出ました。

熱帯低気圧の進路予想

これだったら潜れない心配はなさそう。ぜひそうなって欲しいものです。

でも、このTDが発達して台風になり、帰国予定の25日(火)の夕方〜夜に関東に接近するなら帰ってこられないか。まあ、私としては早めに決めてくれるのなら欠航でもいいなぁ。延泊してもう一日よけいに潜ってくるので。


追記。最新情報をチェックしたら夜の内に台風になってました。17号。今のところ日本ではなく台北に向かっています。ちょっと西にズレたら25日(火)のセブ→マニラ便が怪しくなるな…。

Windows 8で楽になったこと

いよいよ明日の未明(米国では今日)、新しいiPhoneとiOS 6のリリーズ時期が発表されますが、今回はWindowsの話。

来る10月26日、Windows 8が発売になります。

WIndows-8-logo

 Windows 8で個人的に嬉しいのはスクリーンショットの加工が楽になったこと。なにしろウインドウの外枠がベタ塗りの長方形なので。ウインドウ単体のスクリーンショットなら手間要らず。画面全体の場合でも簡単にトリミングできます。

ソフトウエア製品やWebサービスのマニュアル類を作成する際、ウインドウの絵を多用しますが、Windows XP・Vista・7ではウインドウが角丸だったため奇麗に見せようとすると四つ角を丸く落とす必要がありました。

また、Vistaや7はタイトルバーが半透明だったので背後の模様が透けて汚く写り、撮り直すこともしばしば。要するに余計な手間ひまがかかっていたのですよね。

私は以前、IT機器関連各社のマニュアル類を専門的に作成する会社に身を置いていたのですが、これであの会社の製作作業も少しは楽になったかも。でも一方でお得意先の製造業メーカーがことごとく事業を見直し、製品ラインナップが縮小されて受注の単価や総量は下がっているはず。せめてマニュアルの一斉改編ニーズによる「Windows 8特需」が多少なりとも埋めてくれると良いのですが…。

それにしてもMicrosofにとっては正念場ですね。Windows 8、PC向けにはそれなりに売れるでしょうが、Windows 8へのアップグレード料金は$39.99。Windows 7は$119.99〜だったので、1/3に値崩れした形です。

そして何といっても最大のテーマはモバイル市場でどう戦うか。拡大するこの分野で向こう1年以内に一定のシェア、プレゼンスを確保できなければ致命傷にもなり兼ねません。

Windows 8の特徴は二つのOSが同居、連携しているように見えること。Windows Phoneは当然として、タブレット端末でもスッキリしたタイル表示のModern UI design(旧称「Metro UI」)だけですべてを完結できれば及第。でも、何かを達成するためにいかにもWindows風のデスクトップを介在させる必要があるならアウト。だったら軽量のラップトップPCを使う方がよほど便利なわけで。

果たしてこのハイブリッド風OSで先行するAppleとGoogleの牙城にどこまで食い込めるかは見物です。私はかなり厳しいと見ているのですが…。

竹島を取り戻そう

北方領土、竹島、尖閣諸島…。これらはすべて日本の領土です。

もちろん最大の懸案は北方領土であるものの現状では事態を動かすのが難しいので、差し当たり悩ましいのが竹島。そこで取り戻す方法を考えてみました。

前提事項は、「北方領土とは違い、島自体にはほとんど価値がない」という点。重要なのは海洋資源です。とはいえ漁業に関しては島同様、韓国側による実効支配がなされています。今さらこれと衝突しても無駄に憔悴、消耗させられるだけです。

ならば鍵になるのはメタンハイドレートなど海底資源の採掘技術の確立。それが実用段階に達したら竹島から適度に離れたところで採掘を開始しましょう。韓国が抗議してこようが構わず遂行です。竹島は日本の領土というのがこちらの見解なので引く理由はありません。

韓国側とてまさか採掘施設の破壊はもちろん妨害もできないはず。ならば解決への道は国際司法裁判所で決着をつける以外にないでしょう。

でも、そうなれば日本が有利なのは明らかです。竹島は江戸時代から日本の管轄下にあったのだし、これを覆し、当時から韓国領土だったことを示す裏付け資料を私は知りません。そもそも韓国側に分があるなら、彼らとて国際司法裁判所への共同提訴を避けるはずがないわけです。

もちろん韓国が国際司法裁判所での決着を拒み続けるなら、あの近海の天然資源を粛々と採掘し続けるだけ。何だったら掘り出した資源は韓国にも輸出してあげましょう。

日本は平和的な解決を望むので島の支配権を武力で奪還するようなことはしないし、今まで通りの実効支配は容認するけど、本来は我が国に帰属する領土領海の海底からの恵みはこちらでいただくと。

そういうわけで、日本は原発への注力を最小限に抑えて、海洋天然資源の採掘技術開発に総力を挙げて取り組むべきですね。それこそ韓国に出し抜かれない内に。

もし、竹島周辺の海域に目ぼしい天然資源がないか費用対効果の観点で掘る価値がないと解ったとしても、この技術は日本近海のあちこちで応用できるのだし、技術輸出も可能です。

嫌いでも今だけは小沢一郎を支持しようよ

上野動物園の子パンダ、死んじゃいましたね。残念ですが、石原都知事の「センカクと名付けてうんぬん」という血迷い事が実現しなかった点だけは良かったかな。「尖閣を中国に返す」では国賊的に拙かろうと。


いわゆる小沢新党『国民の生活が第一』が発足しました。私は好きでも嫌いでもないのですが、世の中には小沢一郎が大嫌いな人が多いようです。

まあ、解らなくはないものの、そうやって反小沢、嫌小沢的論調でもって野田内閣デタラメぶりが覆い隠され、増税にしろ原発にしろ、このまますべてがなし崩しに進んでいくことは拙いわけです。

霞が関の息のかかった大手メディアの世論調査では「小沢氏支持しない80%」なんて伝えられていますが(おそらく恣意的な設問で訊いているはず)、だとしても「小沢不支持=野田支持」ではなかろうと。

で、私の考えとしては「この際、我々国民は小沢一郎を存分に利用すべきだ」というもの。つまり消費税の参院可決を阻み、総選挙に向かわせるためのツールとして。それこそ一回だけ、これっきりの使い捨てで構わないのだから彼の後押しをしようじゃないかと。そうして早期に総選挙まで持っていければ小沢一郎もお役御免。総選挙では小沢新党に限らず思い思いに投票すれば良いわけで。

差し当たり野党議員をかき集めれば内閣不信任案を提出できます。もちろん自公が民主党政権と一蓮托生を決め込むなら否決されますが、連立政権ではないのだし、賛成か棄権すれば野田内閣は終わりです。消費税法案もいったん白紙に戻ります。そしてその可能性は大いにあるでしょう。民主同様、支持率ジリ貧の自民党は表向きは解散を求めながらも本心では時間稼ぎがしたい一方で、こんな野田内閣を信任したとなればますます選挙で戦い難くなるのだから。

もっとも解散総選挙ではなく内閣総辞職ってパターンもあり得るものの、もはや民主党の政権が行き詰まっているのは明らか。ここは解散して、民主も自民も増税路線を貫くなら貫くで、それぞれ新たに練り直したマニフェストなりビジョンを掲げて国民の信を問うてもらうと。

野田総理は「マニフェストに書いてなくても、国民のためにやらなければならないことがある」と言うわけですが、それほど急務で重要なら増税を掲げていても勝てるはず。国民は決して負担が増えるのが嫌で消費税増税に反対しているわけではないのだから。まあ、いまさら民主党の言い分を真に受ける馬鹿正直な国民はいなさそうですが。

将来の消費税増税は避けられないとしても、この政権による「何に使うかは言えないけど、とりあえず税率だけは上げさせてもらうよ」というやり方はまことにけしからん話。消費税の増税に肯定的な人であっても、今回のこの騙し討ち増税は承諾できないのではないでしょうか。上げるにしても、少しでもましな政権下で、ちゃんとした展望と将来像、計画性を示してからの手続きにしてもらわないと。このままでは財政再建にも社会保障の充実にもならず、増税のツケを更なる増税で埋める悪循環に陥るのが目に見えています。

そういった事態を避けるために、まずは野田政権を一刻も早く倒さないと。そのための使い捨てのツールとして最も使いでがあるのが小沢一郎だと思うのですよね。本来なら野党第一党の自民党が倒閣に動かなければならないところですが、これまたいかにも腰砕けで…。

これって台風7号になるのかな?

私の日課は台風チェック。台風のコースもさることながら、一番気になるのは新しい台風がどこにできるか。

気象衛星画像_201206301900
気象衛星画像_201206301900 2012年06月30日 19:00

そして気になる雲を見つけました。見事に反時計回りに巻き始めているように見えます。もしこれが7号になるなら来週半ば以降に沖縄、九州あたりを襲う強烈な1発に発達しそうな。明日からはもう7月。台風も夏のコースを取る可能性が高いわけで。

折しもダイビング仲間が木曜日から五島列島に潜りに行く予定。これが沖縄なら飛行機さえ飛べれば何とかなったりします。台風下でも現地は平然としていることも多く、中には影響を受けにくいポイントもあるので。

でも今回のツアーだと木曜の夜が博多港→若松港への夜行フェリー。ここが第一の難関でしょうか。