くさや

5/29(日)、竹芝で開催されていた島じまん2016でくさやを買い込んできました。

くさや
奥が飛び魚の開き、左が鮫、その隣りが青ムロアジ4種、瓶詰めも青ムロアジの焼きくさや

とりあえず焼きくさやをレンジで温めたらキッチンにくさや臭が充満したので、バラの香りの蚊取り線香で打ち消しました。

私は家飲みはしないのだけど、酒がほしくなるな。島の焼酎も買ってくればよかった。

日本人は貧しくなるために頑張っている

日の丸2017年は今年よりも祝日が4日少ないとのこと。何でも巡り合わせで土曜日に当たるから。これを残念に思う人もいるけど、私は祝日の多さが日本の景気を低迷させる原因の一つだと思うのですよ。いや、稼働日が少ないとかではなくて。

日本ではゴールデンウィーク、お盆、シルバーウイーク、お正月に短い連休タイミングが設定されていて、皆が一斉に休むことが当然視されています。それ以外では長く休んでくれるなと。だったら企業側は最少人数で業務を回したくなります。少々の労働力不足は個々人の時間外勤務で賄えばいいし。でも各企業で最少人数ずつしか雇わなければ合成の誤謬が起こります。

しかも小泉政権下で行われた派遣労働法の改正が「低所得労働者増産装置」として稼働し続けているので、新卒時に就職難だったり何らかの事情で正社員から外れれば以後は不遇な非正規雇用労働の座に甘んじるしかなかったりします。通院が必要な病気を発症したり家族に介護が必要になったり、あるいは妊娠した場合でも所得水準が下がり兼ねない土壌があるわけです。そんな中で政府が何本矢を放とうが景気が回復するはずもありません。日本人は大して休みも取らず、貧しくなるために頑張っているようなものです。

ならば、今の日本に必要なのは「もっと働かないこと」だと思います。もちろん手を抜くのではなく労働時間や日数を減らすと。具体的には派遣法の条件を再強化し、かつ会社勤めの誰もが割と好きなタイミングで10日間以上のまとまった休暇が取れるようにするような。そうして5人分の仕事を4人でこなすのではなく逆に6人以上で回すようにすると。そうなれば私もダイビングの連れが見つかりやすくなり、シングルチャージを払わなくて良くなるし。

もちろん企業負担は増えるし残業代をあてにしている人も辛いかもしれないけど、それで景気が上向けば報われるわけです。

例えば時短勤務や週休3日制の人などと組み合わせて業務を回していけば、個々の労働者は保育園ではなく幼稚園が利用できたり毎週の通院が可能になったり介護離職を免れたりと、社会問題への解決策にもなります。

よって誰もが休みやすい社会を目指すことを前提に、祝日なんて天皇誕生日以外は削減を検討してもいいでしょう。

エアコン無料回収業者

確かエアコンは洗濯機や冷蔵庫と同様、有料リサイクル対象だったはず。でも川崎市麻生区の指定業者は電話してもなかなか通じなかったりするのですよね。

そんな折、無料回収業者を見つけました。エアコン処分無料.comです。

エアコン処分無料.com

回収したエアコンは修繕やクリーニングを施して途上国などに輸出するから無料なのだそうな。中古車なんかと同じ扱いですね。取り外し済みなら玄関の外に出しておけば回収していってくれるとのこと。こりゃ何かと都合がいいや。こんな業者があるのなら、さっさと処分しとけば良かった。玄関脇の倉庫スペースが有効に使えるし。

ちなみに私は今の住所に引越した際、旧宅で使っていたダイキンのエアコンを取り外したまま新居には設置しませんでした。理由は04年製でもはやランニングコストが悪そうなのと、据え付けの白くま君が活躍してくれそうだったから。

私の今の住居はLDKの備え付けエアコン設置壁の向かい側に寝室があり、仕切りのスライドドアを開けておけば冷気も暖房も十分に届くので、もう一台買う必要はなさそうです。まあサーキュレーター代わりに扇風機は買うかも。

SAANG

昨日TBSのアイ・アム・冒険少年を見ていたら、あばれる君がフィリピンの無人島でサバイバル生活をしていました。

与えられたのはナイフのみで食料は現地調達。そこで獲って食べてたのが貝。その中にはSAANG(サアン)も含まれていました。

このSAANG、フィリピン人が口を揃えて美味いと言います。私も昨年食べてみたけど、確かに美味いですね。サザエっぽい味と食感だったような。

SAANG(サアン)
とあるシーフードレストランの看板

タックスヘイブンはやっぱダメだと思う

パナマ文書、日本では大して騒がれていないし、著名な論客にも「タックスヘイブンの活用はグローバルビジネスでは常識」などと容認する向きがあったりするけど、私はけっこう性悪な問題だと思っています。

MOSSACK FONSECA
ロイターより

比較的税率が低い香港やらシンガポールに居を据えてビジネスを展開するのはありだけど、パナマやケイマン諸島にペーパーカンパニーをこしらえてどうこうするのはアウト。実際にパナマとかに引っ越すなら納得もするけど。

中には「タックスヘイブンの利用は広く誰にでも開かれているから公平」と言う人もいるけど、それも違う気がします。これが株であれば「貧乏人だって小口にコツコツ売買して、次第に資産を増やすこともできるはず」という理屈も成り立つけど、タックスヘイブンはいわば「ワイン1本1,000万円〜の酒屋(豪華な購入者特典あり)」みたいなもの。誰でも入れはするけど、利用できるのはごく僅かな人だけです。

でも、公平うんぬんというより、タックスヘイブンの利用者は自国の存続基盤を揺るがす売国敵な行為に思えてならないのですよね。

仮にタックスヘイブンに問題が無いのだとすれば、もっと利用者層を拡大しても良いはずです。今みたいにスペシャルリッチなグローバル企業や大資産家だけでなく、そこそこの企業や個人資産家でもメリットを得られるようにして。でも、その結果どうなるかというと、各国の財政と景気の悪化、ひいては世界的な経済規模の縮小と社会不安の蔓延が目に見えています。なにしろ金持ちが相応の納税をしない分を、その他大勢の人が埋め合わせさせられ、税金や社会保障費が上がったり社会保障の水準が切り下げられたりして。

その状況は、小泉政権下で行われた派遣法の改正が、以後ひたすら低所得労働者増産装置として働いているのに似ています。派遣労働者の利用は合法だけど、企業がこぞって正規社員を非社員で置き換えていけば該当する人々の可処分所得は減り、消費能力が乏しいものだからデフレが続き、それがまた企業の余裕を奪って非正規労働者に依存するという。

ならばタックスヘイブンの活用は「国がどうなろうが貧乏人がもっと困窮しようが知ったこっちゃない」と言っているも同然です。よもやタックスヘイブンの活用を「超リッチな連中だけに許された課税逃れ特権」なんて言わないですよね?

よって、タックスヘイブンは現状は合法だとしても単に法規制が追いついていないだけだろうと。自国だけでどうこうできないものだから。