謹賀新年

新年明けましてどうも。

ミミズク
干支用に雄鶏の写真なんて撮ってないので代わりにミミズク

私的には昨年はいくつか目標を達成できたけど、一方で大きなものも失いました。

よって今年は家族安泰のまま過ごしたいものです。

加えて世界が平穏であってくれればいいのだけど、アメリカの新大統領の手腕は未知数だし、何より国民がついていくかどうか。ドイツやフランス、そしてお隣の韓国の行方も不透明なので波乱の一年になる予感がします。

それでも大きな災害が起きないことを願うばかりです。

ほんでもって自身にとっては、どうか飛躍の年になりますように。

それから小ネタを一つ。酉年生まれは人口が一番少ないそうですね。過去2回のベビーブームから外れてたからだそうな。実は私も酉年の2月生まれ。当然ながら2月も人口が最小なわけで、干支+誕生月でいくと一番マイノリティなのかも。だからなんだってことでもないけど。

50%は圧倒的多数?

さらば白人国家アメリカ先日、とあるWebメディアサイトで米大統領選について議論になりました。

発端は米国在住の映画評論家町山智浩氏の「トランプ氏の当選は、白人の代弁者を大統領に据えられる最後のタイミングだった」という分析。今はまだ白人が人口の60%を占めるけど、この先は移民や人種における年齢構成や出生率の違いから、その割合が次第に小さくなっていくというのが理由です。

これに対して一人のユーザが異を唱えました。なんでも「60%が50%になっても相変わらず圧倒的多数だ」と。私が「そんなことはない。白人票は割れるのだから」と言っても、その人には理解できなかったようです。

もちろんここで言う「割れる」は共和党と民主党に投票先が分かれるという意味ですね。ひとえに白人といっても保守派とリベラル派(加えて、状況次第で揺れる人)に分かれるわけです。

そして単純計算で割合が60%あれば半々でも30%。対して非白人は全部で40%だから30%に対抗するには3/4の意思統一が必要。随分高いハードルです。でも白人が50%になれば半分は25%。対して非白人も50%だから拮抗するのに半分の意思統一ですみます。非白人の各グループの割合は白人の50%に比べればちっぽけでも、選挙の上では徒党の組み方次第でキャスティングボートを得るのは容易くなります。つまり、60%と50%では重みが大きく違うし、50%が圧倒的多数というのは敵兵の数まで味方にカウントしている初歩的なミスですね。

まあ最初の半々というのは大雑把な勘定だから場合によっては6:4や7:3になるかもしれないけど、だとしても非白人には白人のリベラル派の票が加わるので勝負は見えています。

よって今後も白人の大統領は数多く誕生するでしょうが、非白人マイノリティを尊重しない言動の候補者が最後まで残ることはないでしょう。

ロングステイフェア2016

ビッグサイトで開催されたロングステイフェア2016に行ってきました。国内外への移住はもちろん2週間以上の長期滞在をサポートするイベントですね。

私が関心があったのはフィリピン、もしくはインドネシアへの長期滞在。とはいえ具体的な計画はないので漠然とした話をしてきました。マクタン島で普通のアパートを借りる場合の家賃相場やインターネット環境、IT機器を複数台持ち込む場合の制約の有無やら。居を据えて仕事をするとなるとノートPC一台ってわけにはいかないし。

面白かったのは2018年頃にマクタン国際空港が現在の6倍に拡張されるという話。なんでも世界初のリゾート空港となるのだとか。いきなり6倍なんてどう考えても不可能なので聞き返したら、どうやら滑走路などは増えずターミナルの母屋だけが6倍に拡大するのだとか。増築される5倍分の建物にリゾート施設が作られるそうで。屋内プールやSPA・サウナとかでしょうか。でも、そもそもビーチリゾートの島なのに空港に人を長い時間留めるのはどうでしょうね。

ほんでもってインドネシアのブースでは私がアンボンに行ってきたばかりだという話で盛り上がりました。そして秘境っぽいダイビングサイトの話も。面白そうなのでおいおい調べてみようと思います。例のスカルノハッタ空港の第三ターミナル「Ultimate」は、在来の鉄道が近郊まで来ているので、それを空港まで延伸させる計画なのだとか。これが完成すれば交通渋滞も多少は緩和されましょう。

帰りは駅前の広場で開催されていたグルメイベントで色々と食べました。

  • 伊豆大島?のサビの唐揚げ
  • クロアチアの魚のスープ
  • ジャマイカのジャークチキンとRUMコーヒー
  • コロンビアのコーヒーとトウモロコシで作ったライスバーガーみたいなやつ

この中でダントツに美味かったのはサビの唐揚げ。サビの正体はクロシビカマスという馴染みのないカマスで、味は40年前によく食べていたクジラの竜田揚げに似た感じでした。今後機会があればサビは必ず食べるでしょう。

逆に期待が外れたのはRUMコーヒー。マイヤーズのダークラムとココナッツオイルを入れているらしいけど、コーヒー好きでラム好きの私にとってもよく解らない味でした。ココナッツオイルが油膜を張るためか、なかなか冷めずに飲みにくいし。

ジャマイカのRUMコーヒー
ジャマイカブースのジャークチキンとRUMコーヒー

BBQ

中国人ダイバーご一行の滞在最後の夜はBBQが催され、ご相伴に預かりました。私はいつものコース料理の方が好きだけど、たまにはこういうのもいいですね。

BBQ
BBQ。ここぞとばかりに旅先では不足しがちな野菜も多めに

そして男性スタッフ陣によるアカペラ。

Maluku Diversの男性スタッフによるアカペラ
Maluku Diversの男性スタッフによるアカペラ

ほんでもってWhat a wonderful dive (What a wonderful worldの替え歌も) 。

かつてレンべで会ったことのあるAliと一緒のテーブルで食べたし、愉快なひと時でした。中国人ご一行、ありがとう。

自家製サンバル

いやぁ、更新が途切れると億劫になりますね。blogは無理やりでも毎日書かないとな。

アンボンのMaluku Diversを利用して嬉しいのが食事の充実ぶり。メニューは日替わりで毎食美味しいのですよね。中でも素晴らしいのが自家製のサンバル。これが絶品で。私は毎食オーダーしてたら、無条件に出してくれるようになりました。

Maluku Diversの自家製サンバルソース

サンバルはインドネシアの万能甘辛チリソース。日本でも買える市販のボトルは辛さを抑えて甘みを強くしてあるけど、ここのは辛いもの好きの私でも満足できる辛さ。薬味の野菜も足してあるので口当たりはいいけど、食べると軽く鼻水が出るのでスコビル値でいけばタバスコの100倍くらいはあるかも。でも美味。パックで買って帰りたいくらいです。

ちなみにお食事はこんな感じ。

昼食メニューの一例
昼食メニューの一例
おめでたい色のケーキ
デザートにおめでたい色のケーキが出ることも
朝食メニューの例
朝食。ミーゴレン、フライドエッグ、パンケーキ、トースト、フルーツ。私は朝からもりもり食べます