ラウンジってどうよ

先日のアニラオ行きでは連れがANAのワイドゴールド会員だったので往復ともANAラウンジに入れてもらいました。私はラウンジ利用は始めて。いや、20年くらい前、パラオの帰りにグアム空港で使ったことがあったか。

ANAラウンジ(羽田国際線)

それで感想ですが、ラウンジってその連れが言うほどあり難いものじゃないですね。彼はここぞとばかりに朝っぱらからワインやらビールやらを飲んで喜んでいたけど、貧乏性丸出しの恥くさい行動に見えたし。私はナイトダイブを控えていたのでアルコールはパスしましたが。

そう、ラウンジって、お高い年会費の元を取るべくタダ酒タダ飯にありつくようなところではなく、頻繁に国際線に乗る出張族向けサービスだと思うのですよね。そのような人にとっては行きつけのくつろげる場所であったり、Wi-Fiと電源にコーヒーサーバーが完備された仕事場所の延長だったりすると。

あるいは妙な時間帯の出発やトランジットで時間を持て余す人が腰を据えて休めたり、シャワーを浴びられればいいですよね。

でも、せいぜい年に数回ダイビングに行くかなっていう私みたいな人にとっては、チェックインや出国審査後の空き時間で普段は利用しない空港内のレストランなどに入った方が楽しめるわけです。よって別段魅力的なサービスには映りませんでした。

まあ羽田国際線のANAラウンジはそれなりの充実ぶりだけど、マニラ第三ターミナルの方は軽食が用意されているだけのちょっとした待合室そのもの。だったらジョリビーあたりで地元の雰囲気を味わった方が旅の思い出が増えます。

ラウンジの印象が良ければ私もANA一般カードをワイドゴールドカードにアップグレードしようかと思ってたけど、私の利用状況だとそうする価値はなさそうです。年会費が高い分、アップグレードすれば保険などの付帯条件も充実するけど、それは手持ちの他のクレジットカードで補完できるし。

運に恵まれますように

今年もまた誕生日が来てしまいました。無事生きてこられたことは嬉しくも、単調な日々に飽き飽きしています。

もちろん平和な境遇下の人生は自分次第だけど、他方で人生はふとした出会いによって大きく左右されがちなもの。何かしら良い運気に巡り合いたいところです。

そんなわけでこちらの写真。多摩動物公園のオランウータン、リキです。観客にお尻を向けて”ウン”を披露しました。

多摩動物公園のリキ
多摩動物公園のリキ

触った手の臭い嗅ぎます。

多摩動物公園のリキ
多摩動物公園のリキ

でも、特にリアクションはなし。まあオランウータンの食性は主に植物だし、飼育下では虫や小動物を食べる機会も少ないだろうから臭くはないのかも。

いい部屋ネットはいいね

入居中のアパートの更新が嫌で近々引っ越すことにしました。

物件探しの条件筆頭はこれ。

  • 家賃を手持ちのクレジットカードで払える

現在の物件は東建コーポレーションの管理なので入居時に同社指定のホームメイトカードなるクレジットカードを作らされてそれで家賃を払っていたのだけど、ポイント還元率が微々たるものでほとんど使い道がなかったのですよね。

ホームメイトカードでは家賃を年間合計100万円くらい払っても、約12年間で僅か792ポイントしか貯まりませんでした。
交換できる商品もJTB旅行券1000円分(1000ポイント)、図書カード500円分(500ポイント)、JTBナイスギフト1000円分(1000ポイント)の三種類しかありません。
要するにクレジットカード決算をうたってサービスが優れている風に見せているだけ。これでは銀行引き落としと変わりません。いや、年会費が1,312円が発生するだけタチが悪いです。東建コーポレーションは二度と使わないかも。

そこで任意のクレジットカードで家賃を払える物件か管理会社を検索したところ、大東建託のいい部屋ネットがヒットしました。

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いい部屋ネット、いいですね。対象物件の場合、すべての支払いが一般的なクレジットカードでできます。もちろんANAマイレージカードでもOK。よって入居するだけで初期費用数十万円分のANAマイレージが貯まり、その後も毎月の家賃支払い分が加算されていきます。これまで私のANAマイルが貯まるペースは1年に1回マニラに行かれる程度(20,000マイル〜)だったけど、来年からはジャカルタ(35,000マイル〜)に行かれるかも。

なお、私が入居を決めた物件の契約は以下のような特徴でした。

  • 式金なし
  • 礼金(1ヶ月)
  • 仲介手数料(1ヶ月)
  • 退去時クリーニング代金(40,000円)
  • 2年ごとの更新なし
  • 連帯保証人不要

式金と更新料がないのも素晴らしいです。退去時に式金がどれほども戻ってこずトラブルになるケースは多いし、2年ごとの更新料に納得がいかない人は私だけではないはず。だったら更新料の1/24を毎月の家賃に上乗せして更新料自体はなくしてくれればいいものを。でもどちらの懸念ももうありません。

連帯保証人が要らないのもいいですね。ただし離職中などで定期収入がない人の場合は一定額以上の銀行預金の証明書が必要になるそうです。

さらには大東建託が提携する全国のリゾート割引が受けられたり、先々いい部屋ネットの物件に転居する際にも仲介手数料が発生しないとも聞きました。引っ越し業者(6社)の見積依頼の連絡もやってくれるし大東建託割引もあるようで、至れり尽くせりだ。業界最大手の成せる技かな。

あとは物件に問題がなければ万万歳です。こればっかりはしばらく住んでみないことには解らないけど。

武蔵小杉 vs. 新百合ヶ丘

住んでいる賃貸アパートの更新が迫ってきたので引っ越すことにしました。更新料を取られるのは嫌だから。

引っ越し先の条件として「両空港へのリムジンバスが出ている」や「大きなスポーツジムがある」などを考慮して絞った候補地が以下の二つ。

  • 武蔵小杉
  • 新百合ヶ丘

武蔵小杉はリムジンバスだけでなく成田エクスプレスも走っているし、新百合ヶ丘と同じくグレードIVのコナミスポーツもあります。

もちろん武蔵小杉は新百合ヶ丘よりも都心に近く電車の乗り入れも多いので家賃の水準が高いものの、その価値があると思えたならば、まあよかろうと。

そこで何回かに分けて武蔵小杉の近辺をぐるっと歩いてみたけど、その感想は「微妙」でした。近年これほどもてはやされているので何となく今風のかっこいい街かと思っていたものの、実際は古い街並みみの中にタワーマンションがいくつか建っている感じですね。

武蔵小杉のビル群。Wikipediaより
武蔵小杉のビル群。Wikipediaより

駅周りの商業ビルの規模やテナントも中途半端だし、再開発の建設ラッシュに街の新陳代謝が追いついていない印象です。昔からの住民も多いので無理もないけど。

そのためお値段が手ごろな賃貸物件は狭いか築年数が長いかあるいはその両方。古い物件は当然内装も昔風だけどもはや和室は不便だし、設計が古いキッチンや追い炊きできないお風呂、洗濯機置き場が室外とかだと残念ですよね。

よって個人的には武蔵小杉は高い家賃を払ってまで暮らしたい街には思えませんでした。タワーマンションに越してきた新しい住民や持ち家に住む昔からの住民には愛着のわく街なのだろうけど。

ならば武蔵小杉ではなく近隣駅の徒歩圏に住んで家賃を抑え、必要に応じて武蔵小杉に繰り出すのはどうかとも考えたけど、東急の両隣の新丸子と元住吉、そしてJR南武線の向河原と武蔵中原は小さな駅。しかも両沿線のエリアは古くから開発され切っているのでやはり街並みは古く、狭苦しい感じがします。そう、閉所が嫌いな私は細い路地の多い昔ながらの街が苦手なのですよね。

というわけで結局使い慣れた新百合ヶ丘に落ち着きました。武蔵小杉よりもローカルで街の規模がずっと小さいけど、その分家賃水準が安いし、それでいて必要な商業施設がミニマルに揃っていて一駅だけで生活が完結します。映画館もあるし。

新百合ヶ丘は遅れて開発されたため街並みが新しいのに高層タワーマンションなんて一棟もないので空が広くて解放感があります。多摩動物公園にも近いし。もう少し飲食店が増えてくれると嬉しいのだけど。

ただし新百合ヶ丘や多摩方面は起伏が多いのがちょっと難点。そこは土地がフラットな武蔵小杉近郊が羨ましいかな。

九州佐賀国際空港

1月16日、有明佐賀空港の名前が九州佐賀国際空港に変わりました(以降「佐賀空港」と表記)。

九州佐賀国際空港

国際空港とは大きく出たな。まあ国際線が飛んでいるわけだから、そう名乗っても良いでしょう。まだ上海便とソウル便だけだけど。

佐賀空港は1998年に開港したものの永らく微妙な存在でした。なにしろ交通の便が悪く福岡空港の方が都合がいい佐賀県民も多いぐらいだし。でもようやく活躍の場が与えられつつあるようです。LCC空港化によって。

そう、福岡国際空港がレガシーキャリア中心、佐賀空港はLCCという棲み分けでいいと思います。佐賀空港は主に中国や東南アジアからのインバウンドを受け入れると。

ちなみに佐賀空港からは福岡市、長崎市、熊本市、そして佐賀県内の武雄、唐津、嬉野といった温泉地に車でそれぞれ100分以内で行かれるので、多方面への観光客需要を見込んだ外国のLCCにとっては福岡空港に就航するより魅力的かもしれません。

佐賀空港の展開計画
YOMIURI ONLINEより
なお、佐賀空港では今後も路線の拡充を画策しているのだとか。個人的には東南アジア路線に期待しています。セブパシフィック航空かフィリピン航空傘下のPALエクスプレスのマニラ便が就航してくれる嬉しいです。

というのも私は今は神奈川在住だけど実家が福岡と佐賀の県境にあります。そして五輪後の東京圏は高齢者の増加で急速に住みにくくなるので頃合いを見計らって帰りたいと思っています。大都会の成れの果てのくたびれた東京圏に居続けるよりも、福岡経済圏に身を置いた方が快適に暮らせそうなので。でもその後もフィリピンにはダイビングに行くだろうから、空路の選択肢が増えてくれればありがたいなと。実家からは福岡空港の方が近いのだけど航空券が安ければ佐賀空港を使うのもいいなぁ。